左脛腓骨骨折
猫 ビルちゃん
実は未だに原因はわからないままなんです。誰もいないときに何があったのか・・・
家に帰ったら隅でジーッと暗くなっていて、トイレに向かう後ろ姿の歩き方がおかしかったんです。病院に連れてきてみたら、骨折しているとのことで驚きました。すぐに手術で治療に入れ、3ヶ月たった現在、跛行が残ったりなど全くないです。
治療中はエリザベスカラーがいい安静の材料になってくれて、人格じゃないですが猫格が変わっておとなしくなってくれてました。原因がわからない事だけ心配が残ってはいますが、怪我の可能性がありそうな部屋に一人にはしないように心がけています。
何があったのかハンサム顔のビルちゃんにしかわかりませんが、ともかくすっかり良くなって、スタッフは嬉しい限りです。
ベランダ7階からの転落/骨盤骨折・大腿骨骨折・胸部挫傷
猫 雑種 チョビちゃん 1歳
遊んでいて興奮したのか、そのまま7階のベランダから転落してしまいました。
家族が探しに行き、見つけ、すぐに「動物救急医療センター」へ 連れて行き、「動物手術センター」で緊急手術を受 け、手術は無事に終了し、その日の退院となりました。 この時は「よく生きていられた!」と思ったくらいでした。
退院直後は、暴れたりもがいたりしてなかなかケージに入れる事ができず、その度に体を触って落ち着かせました。骨盤を折っていたため、踏ん張りが利かず、 一時的に便秘になってしまったり、最初の頃は処方食やガーゼ交換がうまくいきませんでしたが、私も猫も少しづつ慣れていきました。
その看病の時はちょうど引越しも抱えており、その支度とケアが重なり、とても大変でした。 引越し当日もガーゼ交換を行わなくてはなりませんでしたが、チョ ビの為に頑張りました。自宅でも酸素療法を行いました。
1週間は後ろ足を引きずっていましたが、現在では、以前と変わらない歩き方をしており、昔のように元気よく暮らしております。
ケアをしていて思ったのですが、ストレス解消法があれば、ケアがスムーズにいくのではないかと思いました。 チョビは我が家の中で一番かわいい存在です。
前肢骨折
犬 プードル モフちゃん
家の中で家族と遊んでいて、たまたま出会いがしらに、つま先同士が当たってしまって、前肢を骨折してしまいました。
ものすごい声で鳴いたので、大変な状態かもと感じました。
夜間に救急病院を受診し、骨折がわかりましたのでそのまま手術となりました。
しばらくはちょっと重たいエリザベスカラーの生活や、ピンの入った患部の消毒が大変ではありましたが、お互いに慣れてきて、消毒もおとなしくやらせてくれるようになりました。
今ではすっかり良くなって、肢をかばう事もありません。
プードルは骨折に気をつけなければいけないと聞いています。そこで、うちではソファに階段をつけ、ソファの昇り降りは必ずそこを通るように教えました!きちんと教えてあげれば犬はきちんと覚えてくれて、そこを通っていますよ!」
ソファから飛び降りただけで骨折してしまう子もいます。
この方法は、参考になりますね。
モフちゃん、良くなってよかった。
前肢骨折
犬 プードル むぎちゃん
友人が遊びに来ていて、むぎを抱っこしていたら暴れてしまって床へ落ちてしまったんです。落ちてすぐに腕が曲がっていたので、骨折しただろうと思いました。深夜でしたが夜間病院に連れていき、すぐに手術してもらいました。
自宅治療で患部の消毒がありましたが、犬も飼主もお互いだんだん慣れるもので、一人がおやつでむぎの気を引いて、その間に消毒をしていました。
今では後遺症もなくすっかり元のように歩いています。しばらくトリミングも出来ませんでしたが、やっとお風呂にも入れそうです!よかった!
マンション3階から転落し右後肢骨折・内臓損傷
猫 からあげちゃん
2階に住んでいるんですが、玄関の扉を開けたら飛び出してきて、そのままマンションの階段を上がって行ってしまい、3階の手すりから転落してしまいました。もうびっくりして、下に見に行ったらうずくまっていて。夜中でしたが病院がやっていて、すぐ治療できてよかったです。
肝臓や肺など内臓も強く打っていたみたいで、右の後肢は骨折していました。手術で固定してもらっていましたが、今ではジャンプもできるし、走り回れるようにまで回復しました。
あれからもう出かける際は部屋の扉を閉めて、決して玄関へは来れないように細心の注意を払っています!
え、名前の由来は…私の好きな食べ物です。なんか毛色もそんな感じだったので。飼い主さんのコメントです。
片足を滑らせて骨折
犬 しば犬 コロちゃん
コロがうちにきて10日目の出来事でした。
遊んでいて不注意で片足を滑らせてしまい、近所の病院で診てもらったところ骨折でした。
そちらの先生から紹介を受けて今回、手術してもらいました。
何かも初めての事で自宅でのケア等、スタッフの皆さんに指導頂きながら何とか乗り越えて、今ではまったく足を気にせず元気に走り回れるようになりました!
7階から転落による骨盤骨折・気胸・外傷性肝炎
猫 MIX ズマちゃん 11歳
いつもベランダに出ていました。ある日、ベランダにいるはずのズマが、いくら呼んでも来ないので、「もしかして・・・!」と思い、1階の外まで行ってみると、マンホールの上に血の塊りが あり、周りにズマの毛が散乱していました。
探してみると、近くの植木の茂みの中で動けなく、顔を見ると「シャーッ!」と怒っていましたズマを見つけました。抱き上げてみるとお尻の辺りから出血していました。 「もうダメかも・・・」と思ってしまったくらい、ひどい状況でした。
急いでインターネットで調べて、近の「東京動物病院24」へ駆けつけました。 夜でしたが、飲酒はしていなかったので、すぐに車で連れて行くことが出来ました。
病院に到着すると、すぐに酸素療法等の緊急処置をしてもらい、設備の整ったアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」へ搬送し、全身検査や 尿道のチェックなど精密検査を受け、集中治療での治療が始まりました。お尻部分の外傷は、翌日に「動物手術センター」にて手術を受け、排液させる為のドレーンという管を取り付け、縫合してもらいました。
とにかく、7階から落下したので、内臓のダメージが心配でした。
状態が落ち着きましたので、酸素チューブと点滴チューブ、食事チューブを付けたまま退院し、自宅でのケアに切り替わり、酸素や食事、トイレの世話などを行 ないました。自宅で仕事をしているので、つきっきりでケアが出来たので良かったと思います。退院して4日くらい経った頃、自分でトイレに行きたがるようになり、1週間で自分の足で歩く事が出来るようになりました。そしてコンディションもどんどん回復していきました。
元々、ズマは4歳くらいの頃に、学校で保護されて尻尾の怪我を断尾して、我が家に来た子でしたので、あまり甘える事の無い子でした。10年位経った頃からやっとゴロゴロと言ったり、ミャーと鳴いたりするようになりました。今回事故の怪我のケアをしてからすっかりと甘えん坊になった感じです。どうも甘えグセが付いてしまったようです。我が家にはもう一頭同居の猫がいますが、 なんだか前よりも優しくなったようです。
ズマという名前の由来は、眼が青いので、アメリカのズマビーチのきれいな海と同じなので付けました。
右後肢骨折
猫 ベンガル 虎千代君
とてもアクティブな猫種:ベンガルの虎千代君。
右後肢を骨折し、生後半年の時に手術を受けました。
手術後患部のケアに、家族で連携して取り組んだと飼主さん。
一人が抱っこ、一人が患部のケア、一人は首周りを撫でる。
嫌がって暴れるときは、無理して抑えつけたりせずに、逆に虎千代君がしたいようにさせてからにすると上手くいったとか。猫ちゃんの性格を、とてもよく理解してらっしゃいますね。
そんなご家族の献身的なケアもあり、肢はすっかり良くなり
家の中を元気に跳びまわっているそうです。
スタンドミラーに挟まれて左後肢骨折
猫 チェムちゃん
活発なチェムちゃん。倒れてきたスタンドミラーに挟まれて左後肢を骨折。
飼主さんは、遠く県外からチェムちゃんを連れて来院され、手術を受けました。
術後は仲良しのお兄さん猫との隔離に苦労したそうですが、手術の甲斐あって、今では走れるまでに回復。
遊ぶ気満々…の表情!!
左後肢骨折
犬 ヨークシャーテリア クリちゃん
ソファから飛び降りた拍子に前肢を骨折してしまったクリちゃん。
すぐに手術で固定しましたが、なにせ1歳にも満たない仔犬のクリちゃんは好奇心旺盛で、何にでも興味深々。
飼主さんは、術後安静にさせるのに一苦労も二苦労もされたとか。
でも無事に骨折部位は完治し、装具もとれました。
病院が大好きらしく、キャリーをみせると早く連れて行けとせがむのだとか。病院嫌いにならなくて、良かった。
左下顎骨折・口蓋裂・肺挫傷・左角膜潰瘍
猫 チャコちゃん 5歳
外から戻ってきた時の事でした。
いつもと様子が違い、普段は行かないお風呂場へ入って行きました。どうしたのかと見てみると、口元などから血を流していたのでびっくりしました。
「これは大変!」といつものかかりつけ病院へすぐに連れて行きました。すると先生から「これはとても危険な状態で、うちでは手に負えないので、重症でも診てくれるアニマルメディカルセンターにすぐに連れて行きなさい」との指示を受け、アニマルメディカルセンターを紹介してもらい、急きょ「動物救急医療センター」へ駆けつけました。
センターにてすぐに詳細な検査を受けました。おそらく外で何らかの事故に遭遇し、頭部から肺にかけて強打していることが判りました。意識障害もあり、もうろうとし、今後72時間が峠である事も言われました。
まずは、酸素治療や集中治療が行なわれ、安定後、「動物手術センター」にてケガをした左眼の角膜や、折れてしまった顎の手術をしてもらいました。
本当に治るのかとても心配しましたが、手術は無事に終了し、退院することができました。
骨折の為、食べる事が出来ないので、食道にチューブを付けてもらい、そこから食事と薬を与える事が出来ました。
家族で協力してケアを行ない、時間通りにきちんとケアができるようにとノートに記録を残しました。
お陰さまで、現在では顎も眼もすっかりと良くなり、固形フードも以前と同じように食べる事が出来るようになりました。
もともとチャコは我が家に食事をもらいに来ていた野良猫の親が産んだ子猫二匹のうちの一匹でした。
ある日、子猫が一匹だけ家の中に入ってくる不思議な夢をみたのですが、それがとても鮮明に頭に残る夢でした。その後、野良猫のお母さんはいなくなり、子猫2匹になってしまったら、嵐の日の翌日には、もう一匹の子猫もいなくなり、とうとう1匹だけになってしまい、家の中に入れてあげることといたしました。
これも何かの縁だと思っています。今では大切な家族の一員になりましたから、今回のことも皆で一生懸命看病できました。治って良かったです。
マンション落下による大腿骨骨折・肺挫傷
黒猫 バラクちゃん 2歳
(↓写真参照)
時々、バラクはベランダの柵伝いにとなりの家の屋根に乗ったりすることもありました。 ある日、ドスンと音がして、同居の子猫達がソワソワしだしたので、「何だろう?」と外を見てみると、バラクが地面でうずくまっており、鼻の辺りから出血し ていました。 幸い意識はありましたが、脚が折れている事がわかりました。
すぐにインターネットで調べて「東京動物夜間病院」へ駆けつけました。 ここでは、先生がまず命にかかわる脳や呼吸器や他の内臓器に異常がないか、すぐに検査をして下さいました。 その結果、肺挫傷していることが判明し、すぐに「動物救急医療センター」に搬送され、状態が安 定した所で、「動物手術センター」にて手術が行われました。
術後、自宅でのケアが始まりましたが、バラクは歯磨きを毎日行なっていたので、口を開けることを嫌がらず、投薬もスムーズに行なえました。デンタルケアが こういう時に役に立ったなと感じました。しばらくは、ヒートパットの上でじっと安静にしていましたが、多頭飼いしているので、そのうちに他の猫達と遊ぼうとしてしまうので、それを止めるのに大変 苦労致しました。ソファーを縦にし、イスは倒して登れないようにし、階段には柵を作り、登り降りができないようにしました。
現在では、ゴルフ場みたいにベランダに網をして柵にも登れず、外には落ちないようにしています。 バラクも今度のことで学習をしたみたいで、ベランダには行こうともしません。やっぱり頭の良い子ですね!
右前肢(橈尺骨)骨折
犬 トイプードル ネロちゃん 11ヶ月
抱いていて降ろしてあげた時に、鳴き方がおかしく、キャンキャンずっと鳴いていました。おそらく着地の際に肢のつき方がおかしかったのだと思います。
かかりつけ病院はもう時間外で診療しておらず、夜間救急診療している「日本動物救急医療センター」にかかる事にしました。恐らく捻挫か、骨折したのではないかと推察していました。
センターで詳しくを検査してもらい、その結果、やはり骨折である事が解り、そのまま預け、「動物手術センター」にて手術をお願いしました。ただ、まだ子供ですし、預けた経験が一度もないので、入院しての手術はとても心配でした。
手術は無事に終了し、翌日退院しましたが、しばらく患部の消毒に病院へ通い、スタッフの指導を受けた後は自宅治療となりました。
家族で役割を分担し、治療をしましたが、チームには子供もいるので、なるべくネロを興奮させない方法を教えるのが大変でした。
エリザベスカラーにはちょっとストレスを感じたようでした。顎の下が汚れてしまったりして、なかなか思うように食事や水を摂取できなかったり…。その時はスプーンで1回1回口に運んであげました。
そこで、スタッフに相談すると、頸のまわりにはめるネッククッションカラーを紹介してもらい、それに切り替えると、これがとても着けごこちが良く、ネロも患部をなめたりする事無くうまくいきました。そのカラーのまま外に行くと、知らない人からもそれはどういうものなのかとよく声をかけられました。エリザベスカラーは知っていても、ネックカラーは知らない人が多いみたいです。「うちの子はこれでうまくいってます。枕代わりにもなってるみたいで。」と教えてあげました。
今はもうカラーも取れ、患部のピンも抜き、歩行も正常となりました。
早く治療を受ける事ができて良かったです。
左前肢骨折(ローソファから降りた瞬間)
犬 プードル マリーちゃん
マリーを連れて友人宅へ遊びに行った時の事でした。
見ていたわけではなかったのですが、ローソファから床に降りた際に、変な鳴き声をあげ、「何だろう?」と見ると、左の前肢を挙げていた為、ビックリしてすぐにかかりつけ病院へ連れて行きました。普段は、もっと高さのあるソファから降りたりしていたので、まさか着地に失敗するとは思ってもいませんでした。
レントゲン検査をしてもらった所、やはり折れていました。年齢も若いので、しっかりと治療をした方が良いとの先生からアドバイスを受け、アニマルメディカルセンターを紹介してもらい、「動物救急医療センター」へ連れて行き、そのまま治療をお願いしました。
すぐに入院し、その日のうちに「動物手術センター」で手術を受け、翌日無事に退院となりました。寂しがりやのマリーにとって、直ぐの退院はとても良かったと思っています。
退院後、自宅でのケアが始まりました。
カラーがなかなか合わないのでスタッフに相談し、柔らかい素材のものに替えてもらいました。食事に関しては、普段からあまりよく食べる子ではなかったので、ちょっと苦労がありました。粉ミルクをかけてスプーンで一口ずつ運んだり、子犬の時に使用した好物を舐めさせたりと、工夫を重ねて何とか食べてくれるようになりました。
患部の消毒は、マリーは普段から大人しい子でしたし、最初にやり方を教わった時に、撮影をさせてもらい、それを観てやったので、家族全員が上手に消毒する事ができました。リハビリも朝晩続けており、床に肢の着ける時間や回数もグンと増えてきました。マリーが元気よく走り回れるようになるまであと少し!まだまだこれからずっと一緒に家族として暮らして行くのですから、頑張ります!