膀胱結石
犬 ミックス リリちゃん 3歳
ある日、尿に1滴だけ、ポタッと血が滴下しました。以前にも結石症にかかったことがあり、今回はすぐにアニマルメディカルセンターを受診しました。
検査の結果、やはり膀胱結石で、手術を受ける事にしました。手術はこれで2回目ですが、治療は早い方が良いと思い、お願いしました。
術後、すぐにさみしがって鳴いていたので、すぐに退院させてもらいました。 退院後3日間くらい痛みと頻尿があり、2~3日は血尿が続きましたが、その後、症状は改善されました。
カラーをしていたので、水をこぼしてしまい飲めないので、口に持って行き、フードや薬も補助して与えました。傷の確認をする時も、患部を触らないよう抱き方などに気を遣いました。それらのケアの結果、今では傷口もすっかりと良くなり、いつものように暮らしております。
右腎被膜切開(腎周囲のう胞)
猫 雑種 メイちゃん 17歳
十二月より腹囲膨満がひどくなり、それがどんどん大きくなってきました。かかりつけ病院では、“腹腔内に何かがあって、それが影響している。 余命2ヶ月”と一月の時点で言われました。腹腔内の大きくなっているものが破裂して出血するか、他の臓器を圧迫して呼吸困難になり、死亡するかのどちら かしかないという事でした。
腎臓の血液の数値も高く、手術は不可能とされていました。その時は症状はまだそんなになかったのですが、腹囲の膨満は明らかに異常でその後のことが予想できました。そこで友人の勧めもあり、記憶に残っていたアニマルメディカルセンターに相談をしました。
詳しい検査の結果、“内科療法での治療をし、数ヶ月単位の延命をすることも一つの選択肢ですが、今ならコンディション的にも手術が可能な状態です”という先生のお話に、手術を選択しました。他院ではできないといわれていたので、やってあげたかったのです。
手術当日はとても不安がありましたが、なんとその日の夜には退院する事ができ、自宅で水も飲み、食事をし、歩く事が出来たのです。驚きました。
翌日にはエリザベスカラーが付いているのにソファに飛び乗ったりもできました。尿の色などで一喜一憂もしましたが、日増しに元気になっていくメイをみて、傷口の消毒や投薬や食事管理も頑張ることができました。
17歳の高齢ではありますが、大きな手術を乗り越えることができ、術後の経過も、びっくりする程安定していたので、手術を選んで、本当に良かったと思います。今は手術で短くなった毛が早く生え揃うといいな・・・・・などと願っています。(笑)
膀胱破裂
猫 雑種 サスケちゃん 2歳
足元にサスケがいたのに気が付かず、ぶつかってしまい、私自身も転んでしまいました。その時の衝撃が大きかったのか、サスケはうずくまって、すぐに嘔吐し始め、しばらくその状態が続きました。
知っていた救急病院は電話をしてもつながらず、以前記憶しておいたアニマルメディカルセンターの「救急センター」なら必ず開いていると思い、駆け込みました。 直ぐに診察してもらったところ、膀胱破裂の疑いが強いとの事で、すみやかに詳しく検査を進めてもらったところ、やはり膀胱が破裂していることがわかりました。すぐに「動物手術センター」に移され、手術となりました。
術後は食事をなかなか摂ってくれず、カラーを自分ではずしてしまったりと手術後のケアが少し大変でした。スタッフに何度も相談をし、カラーもソフトタイプ のものにしたり、注射器を利用しての給餌をしたりしていくうちに、徐々に食欲があがり、元気も良くなってきました。
抜糸も終わり、カラーが外れたら、すっかりと元の元気なサスケに戻りました。 猫は知らぬ間に足元にいたりするので、これからはもっと気をつけなければいけませんね。
膀胱結石・肝臓バイオプシー・心筋症
猫 ロシアンブルー ノエルちゃん 12歳
定期的にアニマルメディカルセ ンターに通っていました。膀胱結石を指摘されたのは昨年の事で、月に1回の予防と3か月に1回の心臓の検査を受けていました。
普段、症状は特に何もなく、頻尿や血尿がないかを注意するように指示されておりましたが、少し経つと1回に出る尿の量が少なくなり、頻尿となってきました。6時にトイレをきれいに片づけてから9時までの3時間で、3度位排尿し、「これが頻尿?」と思い、すぐにアニマルメディカルセンターの「センター病院」へ連れて行きました。
そのままお預けし、翌日「動物手術センター」で手術をしてもらいまし た。以前から超音波検査で肝臓の一部に異常があると指摘も受けていましたので、一緒に病理検査もしてもらいました。
退院後は、シャーシャーと怒っていました。退院後1週間位は頻尿が続き、1日14~15回しておりましたが、その後3~4回と普段と変わらなくなりました。
ケアの点では、普段から心臓の薬を飲ませていたので投薬には慣れていたつもりでしたが、カラーを付けたノエルに与えるのは初めてで、最初四苦八苦しましたが、スタッフの方々に投薬のコツなどアドバイスを受け、うまくいくようになりました。
処方食への切り替えもスムーズでした。小さい頃からヒルスの食事のみを与えており、他のものは一切あげていませんでしたので、今回の処方食も同じヒルズ社製でしたので、本人は抵抗なく食べてくれました。小さい頃から同じメーカーの食事に慣らしておくことはとても大切な事だということが、良くわかりました。 これからも、病気とはうまく付き合って行こうと思っています。
膀胱結石・尿道再形成術・左副腎摘出・インスリノーマ
フェレット テンちゃん 7歳
テンは小さい体で過去に4度の開腹手術を受けました。
手術で何が一番の苦労だったのかというと、毎回それは術後のエリザベスカラーとの付き合いでした。テンはカラーが苦手で、つけるとピタッと動きが止まってしまって食事もとれなくなってしまうので、つきっきりでの看護が必要でした。昼は病院に通院で点滴を受けたり、仕事もありましたから、人に預けて食事を与えてもらったりしました。血糖値が維持できない病気も持っているためにいろいろ手を尽くしました。
フェレットは人懐こくて、自分とは相性が合うと思っています。目の前で痛みを訴えていたり苦しがったりしたら、何度になったとしても手術をしないわけに はいきません。ですから大きな手術をいく度も一緒に乗り越えてきました。
膀胱結石・膀胱腫瘤・外耳炎
猫 雑種 オリーブちゃん 8歳
昔、血尿をした事があり、尿に結晶が出来ているとの事で、膀胱炎の治療を受けた事がありました。その時は食事療法で改善しました。
今回の受診のきっかけは、嘔吐して、食欲が低下したのが心配になったからです。この子が食欲無くなるなんて考えられないことでしたから。
アニマルメディカルセンターで検査をしてもったところ、膀胱に結石があることがわかり、手術することになりました。そして、膀胱内には小さな腫瘤物があることも判明し、一緒にとってもらい、病理検査もしてもらいました。
病理検査の結果は良性でしたので、とても安心しました。 結石があることがわからなかったら、いつか大きくなってしまったかも知れないと思うと、今回治療できてホッとしています。
外耳炎の治療もしていましたが、やっとカラーもとれて普通の生活に戻れそうです。
膀胱結石
犬 ヨーキー チャコちゃん 10歳
しばらく血尿が続きました。その事に気がついてはいたのですが様子をみておりました。
ある夜、突然息が粗くなり、ベッタリと床に這ってしまうなど様子がおかしくなり、急いで「救急センター」へ受診しました。
すぐに検査が行われ、その結果、膀胱結石があることが判り、加えて心臓も悪い事が判明しましたのですぐに手術をすることになりました。すみやかに手術をしてもらい、翌日の夕方には退院できました。
食欲も落ちる事無く、経過はとても良かったと思います。ただし、投薬がとても困難だったので、スタッフに相談し、与え方を教わってやってみると、うまくいきました。
チャコはもともとジャーキーが大好きで、前にお世話していた家族が甘やかしてそればかり与えていたようです。今回、病院から食事の指導も受けて、今では食事の管理に気をつけるようにしています。人間からみたら、「たったこれだけの長さのジャーキー」と思えても、小さいこの子にとっては「特別に長いおやつ」なんですよネ…!
今回手術してとても良かった事は、今まで頻尿であちこちに排尿していたのが「ピタッ!」となくなり、きちんと1か所でまとまった量の排尿が出来るようになった事です。手術前は家族みんなが、家中あちこち拭きまわっていた位でしたから…!
膀胱結石 肥大型心筋症 肺水腫
猫 雑種 メグちゃん 3歳
メグはもともと血尿の治療をしておりましたが、かかりつけ病院でなかなか良転しないので他に転院をして治療を続けていました。ところが、あるとき呼吸の様子がおかしく、1分間に100以上の呼吸数となりました。人間でもその呼吸数はおかしいと思い、その2~3日前に嘔吐していたこともあった為、ほっておくことはできませんでした。ただちに「動物救急医療センター」に連れて行き診てもらったところ、呼吸様相はとても悪く、非常に重篤な状況でした。
104で調べてアニマルメディカルセンターにたどり着いたのですが、やはり最新の医療設備があるのは良いと思いました。経験だけでの診断治療は難しいと思いました。今回きちんと詳細な検査を受けたところ、心臓が悪く肺に水がたまっている事がわかり、血尿の原因が膀胱結石によるものである事もわかりました。検査結果に基づいた治療を受けることが出来、心疾患があっても、それを乗り越え、手術は無事に終了しました。
退院後全く反応しなくなった瞬間がありました。メグの為には自宅治療がいいとすすめられ、自宅に早く返してもらいました。 今思えば、入院中はメグも神経が疲れていたのか、寝てばかりいたようでした。。
自宅で酸素治療を行い、食欲が戻るまでの流動食食べさせるなど、ケアに努めました。自宅に置く小さい酸素ボンベが、メグが動くたびに一緒に安全に移動しやすくて良かったです。
メグはもともと迷子猫でしたが、人懐こくついてくるので、我が家の家族となりました。いまではかけがえのない存在となっています。
膀胱結石・乳腺腫瘍(自壊)
ビジョンフリーゼ ヤヤちゃん 12歳
ヤヤは以前から乳腺に小さなしこりがありました。それが徐々に大きくなり、最終的にそこが膿んでしまって、かなりの悪臭を放つ分泌物がでるようになってしまいました。かかりつけ病院でずっと治療を受けていましたが、改善が見られず、さらに悪化してきた為、手術の必要性を感じていました。そこで、すぐに手術をしてもらう為にアニマルメディカルセンターを受診しました。「ここの病院で手術を受けたら助かる」と周りの方に言われました。
乳腺の手術を受ける前に、全身の検査を受けたところ、膀胱や腎臓にも結石があることがわかりましたので、一緒にそちらの手術もしてもらう事にしました。手術でヤヤの苦しみを取ってあげられたこともそうですが、それ以外にも体の色々なことがわかり、これからの食事や生活 指導に役だてることができました。
今までは可愛くて、欲しがる食事を与えていましたが、それが命を縮める原因になり得ると勉強となり、正しい食事管理をする事となりました。
膀胱結石・子宮蓄膿症・急性腎不全
犬 ヨークシャテリア リズちゃん 4歳
ある日、ペットシーツの尿の量がやけに少ないので、外へ行けばもっとちゃんと排尿するだろうと、外に連れ出したのですが、リズが一生懸命尿を出そうとしても、ほんの少ししか出ませんでした。かかりつけ病院で、膀胱に結石が3個あるということは言われており、処方食を始めようとしていた矢先の出来事でした。
「これはおかしい!」と思い、タウンページで夜でも診てくれる動物病院を調べ、先ず「東京動物夜間病院」にかかりました。 すると、膀胱結石の他に子宮蓄膿症もある事が判明し、そちらも緊急手術が必要な状況である事がわかり、すぐに「動物手術センター」へ搬送してもらい、緊急手術をする事になりました。
今までは特に大きな病気をした事がなく、何も文句を言う事のないイイ子だったんですよ…!
手術は無事終わり、当日に退院しました。
2日間はつきっきりで看病しました。 家族中みんなで体を触ってあげたり、声をかけたりしてなるべくストレスフリーな状況をつくるようにしました。娘も家に戻って応援に駆けつけてくれ、皆でシ フトを組んでケアを行ないました。貧血がひどかったのですが、なかなか献血相手が見つからず心配しましたが、リズは自力で頑張ってくれました。そうこうしているうちに、輸血しなくても大丈夫になり、元気が戻り始めました。今ではカラーもとれて、ストレスがさらになくなり、元気いっぱいな生活を送っています。
今にして思うと、術後、病院で亡くなってしまうより自宅で看とった方が良いのでは…と思うくらい重篤な状態でしたが、このまま病院に長く居ると余計ストレ スで状態が悪くなるという話も聞いていたので、早めに自宅へ戻ってケアしたのが良かったと思っています。確かに家族としても、しばらく病院に預けておいた方が楽かもしれませんが、何よりも早くリズが元気になってくれる事が一番大切な事なので、ストレスフリーな我が家で一生懸命ケアを行いました。
この子がいなくなってしまったら、寂しくて寂しくて…とても辛い思いをするに違いありませんから。
今回、こんなに大変な病気でしたが、命があるのは、アニマルメディカルセンターだったからだと思っています。待合室で他の患者さんとお話をしていても、皆さん千葉だとか、遠くからも来ていますしね…!