心のう横隔膜ヘルニア・腹腔内陰睾
犬 コーギー ラテちゃん 3歳
ある日、頻繁に嘔吐が始まり、止まらなくなりました。これはおかしいと思い、ネットで調べ救急医療センターへかかることにしました。
到着すると、すぐに詳しい検査をしてくれました。
検査の結果、横隔膜に大きな穴が開いており、お腹の臓器が心臓の方まで入り込んで圧迫している事が判明しました。すぐにでも緊急手術が必要な状態でしたので、そんなことになっているとは思ってもいませんでした。とてもびっくりしまし、すぐに手術をお願いしました。
手術は無事に終了し、すぐに退院となりました。傷口が大きかったので出血が心配でした。術後は食欲はあまりなく、薬も与えられなかったので、センター病院へ通い治療を受けました。
ラテはカラーが苦手なので、洋服を着せて傷口をプロテクトしました。その後、食欲が戻り、投薬がうまくいくようになり、日増しに元気が戻ってきました。大変な2週間でしたが、ラテのケアに頑張りました。
今思うと、動物救急医療センターですぐに詳しく検査を受けることが出来たのが良かったのだと思っています。さもなくば、きっと大変なことになっていたと思います。
嘔吐から始まったのですが、思いもかけない大病が判明し、すぐに治療が開始されて、良かったです。
横隔膜ヘルニア・レッドマウス
猫 雑種 ポンちゃん 10歳
口に痛みがあり、出血し、ヨダレを出しておりました。近所のかかりつけ病院で注射をしてもらいましたが良くならず、そこの先生には「このまま看取る方が良いのでは・・・」と言われておりました。
食欲がどんどんなくなり、削痩し、見ているのがとても痛々しくてかわいそうでしたので、以前同居猫が手術でお世話になったアニマルメディカルセンターの 「センター病院」で診てもらう事にしました。
すぐに全身検査が始まり、結果、今まで言われた事のない横隔膜ヘルニアが存在する事が判明しました。この病気は横隔膜が破れ、お腹の臓器がほとんど胸部へ行ってしまって起こる病気でした。これにはもうただただびっくりでした。 全てをお任せし、すぐに「動物手術センター」にて横隔膜ヘルニアの手術をお願いし、口腔内処置もしてもらいました。
今思えば、ポンは食べても食べてもウエストが細く、やせ細っていたことはおかしい事だったのです。
現在は体重が2.2kgから3.6kgになり、先生からは「これからはこれ以上太らないように」と反対に注意を受けてしまいました。(笑)
術後のケアは、以前手術してもらった時の経験がとても役に立ちました。チューブからの食事や投薬も以前教わったことを思い出しながら行ない、うまくいきました。
現在はコンディションも良くなり、同居猫と毎日追いかけごっこをしています。 アニマルメディカルセンターにかかると、本当にどんな病気も治してくれるね~と感心しています。
横隔膜ヘルニア・前立腺肥大
犬 キャバリア エディちゃん 1歳
年が明けたある日、伏せをした状態のまま動かなくなりました。抱こうとすると痛いのか、叫ぶように鳴き始めました。
「これは絶対におかしい!病院へ連れていかなければ!」
かかりつけ病院はお休みだったので、アニマルメディカルセンターへ。到着前は、舌がまっ白になっていて、とても落ち着かない様子でした。
「センター病院」での全身検査の結果、胃などの腹腔臓器が胸腔内の肺の方まで出てきてしまう「横隔膜ヘルニア」ということが判明しました。合わせて前立腺肥大と膀胱炎も見つかりました。ちょうど1歳の誕生日のこの日に「動物手術センター」にて横隔膜ヘルニアの手術が行われました。同時に去勢手術もしてもらいました。
そういえば、この子は手術前は少しずつ食べては間をあけて、また少し食べるという癖があったり、激しい運動の後は、呼吸が辛そうだったりしていました。それらの症状全てが今回の診断で説明がつきました。臓器が本来の位置に無いのですから、そうですよね・・・
術後は、4回の分食を家族でシフトを組んでケアしました。
現在は、すっかりと良くなり、「この子はこんなに食べる子だったのね~」とびっくりするくらい食が進むようになりました。
横隔膜ヘルニア
犬 パピヨン ハッピーちゃん
腹部の痛みと吐気が気になって受診したとハッピーちゃんの飼主さん。検査の結果、なんと横隔膜ヘルニアである事が判明。
手術センターで緊急手術となりました。
術後経過は順調で、抜糸も終了。痛みがなくなって良かった!
横隔膜ヘルニア
モモちゃん 4歳 犬 ミニチュアダックス
急に嘔吐が始まり、震え出し、元気がなくなってきました。明らかにいつもと違う様子でした。
かかりつけ病院を受診しましたが、翌日、内視鏡検査をすることとなり、一旦帰宅しましたが、夜間にまた、同じ症状が出てきた為、前から夜間診療してくれるという「動物救急医療センター」を調べてあったので、迷わずに受診する事にしました。
「動物救急医療センター」では、迅速に検査が行われ、「横隔膜ヘルニア」で食道の横の横隔膜に穴が開いていて、胃と肝臓、脾臓が入り込んでしまっている状態だという事が判明しました。
手術が必要で、同じ手術をしてもらうなら、アニマルメディカルセンターにある手術専門の「動物手術センター」にお願いしようと決めました。そしてそのまま、緊急手術が始まりました。
手術は初めての事でしたので、とても心配でしたが、無事に終了しました。
普段からモモは気が弱く、内弁慶な子です。手術が終わったらしばらく入院するのかと思っていましたので、私たちと離れてしまう寂しさから精神面の落ち込みが不安でした。しかし、その日のうちに退院だったので、その不安も解消されました。
退院後、最初は食事をあまり摂らなかったので、ちょっと心配しましたが、手術直後から嘔吐はまったくなくなり、経過も順調で、現在ではいつもと変わらない生活を送っています。難しい手術でしたが、受けて良かったと思っています。
心のう横隔膜ヘルニア
犬 ワイマラナー アビイちゃん 2歳
ある朝のこと でした。アビィは食欲がまったく無く、お腹がパンと膨れていました。てっきり、胃拡張胃捻転症候群かと思い、すぐにかかりつけ病院へ駆けつけました。
しかし胃捻転ではなく、血液検査をした所、肝臓の数値が異常に高いと言われ、1か月間内服薬の投与で治療を続けました。お腹の膨らみもなくなったのですが、肝臓の数値のみ下がりませんでした。
血液検査と超音波検査を行ったところ、「何かがおかしい、はっきりしたことは判らな いが、このままではまずい状態だと思う」とのかかりつけ病院でのコメントがありました。
そこで、アニマルメディカルセンターを紹介してもらい、「センター病院」で詳しい検査をしてもらいました。
結果はすぐに判明。横隔膜に穴が空いていて、そこから腹部の臓器が胸腔内に入り込んでいた のです。そのために肝臓も圧迫されダメージを受け、肝臓機能の数値が上昇していたのでした。「このままでは、長生きできないかも・・・・・・・」不安で仕方がありませんでした。
もちろん、すぐに「動物手術センター」で手術をしてもらいました。
手術は無事に終わり、大きなダメージも受けることなく、術後はすぐに退院しました。
アニマルメディカルセンターには、初診でかかり、そのまま入院して手術を受けて退院まで24時間もいませんでした。自宅へ帰る時、車の中では安心したの か、家族の膝の上ですぐにぐっすりと寝てしまいました。
術後は手術をしたのかと思うほど食欲や元気が元のように戻り、逆に安静にできなく、静かにさせるのが大変だったくらいです。
そういえば、アビィはもともと体格が小さく、ウエストが細くベコベコにへこんでいました。今になって思うと、腸も何も全部胸腔内に内臓器が入り込んでしまっていたからなんですね! 今回、かかりつけ病院でアニマルメディカルセンターを紹介いただいた事や、「センター病院」で確定診断してもらえたことは本当に感謝いたしております。何が原因なのか不明なまま、悲しい結果になってしまっていたら、私達家族はどんなに後悔したことでしょう!