鼠径ヘルニア・子宮蓄膿症・胆嚢切除
犬 ミニチュアダックス サンディーちゃん 10歳
1年くらい前からウィンナー程度の大きさの出っ張りが下腹部の足の付け根にありました。
かかりつけ病院で診てもらっていましたが、心臓も少し悪そうなので、手術より、経過観察を指示されていました。
それがここ1カ月でピンポン玉くらいに大きく形が変形してきて、触った感じもごつごついびつで、中身がやわらかい腸や何かではなさそうな感じがしてきました。本人自体も違和感があるようでした。
ある日、痛みを我慢するかのようにプルプル震え出し、明らかに今までと様子が違いました。 食欲元気がなくなり、嘔吐が始まったため、かかりつけ病院へ行こうとしたのですが、その病院が丁度引っ越しで休診でした。そこで近所の病院に電話で状態を相談したところ、「それはアニマルメディカルセンターへ行って診てもらいすぐ治療してもらいなさい」とアドバイスして頂きました。
すぐに「救急医療センター」へ連れて行き、しっかり検査をを受け、先生からもはっきりとした説明をしていただき、全てをお任せして手術をお願いする事にしました。
ヘルニア部分の他に子宮蓄膿症、胆嚢にも問題が見つかった為、同時に手術をしてもらいました。
大きな手術だったと思いますが、無事に終了しました。今までの様に経過観察だけではどうしようもなかったと思います。
術後の面会ではすぐに気がついて近づいてきてくれましたので、本当にホッとしました。無事退院し自宅でのケアとなりました。
術後は同居の犬と隔離してケアしようとしましたが、かえってさみしがり、安静に出来ない為、一緒にしてみたら何ごとも問題なく過ごす事ができました。同居の子も大変なことが解るのか、サンディーが嫌がる事をしたりもしませんでした。
2~3日は痛みがあったのか、食欲がありませんでしたが4日目以降から元気と共に徐々に回復してきました。今ではすっかり回復して、安心して生活できています。
鼠径ヘルニアによる小腸壊死
犬 ミニチュアダックス チャミちゃん 6歳
前から下腹部に小さな膨らみがある事には気がついておりました。それが突然、1日で急に大きくなり、チャミも元気がなくなってきた為、近くの救急病院で診てもらったら、手術をした方が良いとの事でした。そこで家族がインターネットで調べてくれて、アニマルメディカルセンターの「センター病院」へ朝一番に連れて行きました。
すぐに詳細な検査が行われ、ソ径部のヘルニアに小腸が入り込んでしまい、腸が壊死状態であることが判明し、その日のうちに「動物手術センター」で緊急手術をしてもらい、小腸の1/3を摘出するという手術となりました。この時はもう手遅れかとも思ったくらいでした。
術後はカラーになかなか慣れず、サークルにぶつかるようで排泄しづらそうでした。便の方は3日目に大量に出ましたし、食欲もあり、薬も甘いものに混ぜてしっかりと飲む事が出来ました。
チャミはもともと発作持ちで、1ヶ月に1度位、発作が起こるのですが、今は「センター病院」にて薬を出してもらい、コントロールをして治まっています。この発作が手術の時に起こらなくて良かったです。
こんなに早くここまで元気になるとは、思っていませんでした。 アニマルメディカルセンターでなかったらこうはいかなかったかもしれません。自宅からちょっと遠かったのですが、こちらの病院で診て頂いて本当に良かったと思っています。
鼠径ヘルニア(脱腸)
メルちゃん 2歳 犬 ミニチュアダックス
朝、嘔吐がありました。わりとよく吐いたりすることがあるので、様子を見ていたところ、再度吐き気が始まり、大量に嘔吐し始めました。それも尋常な量ではなかったのです。
体を触ってみると、後肢の付け根辺りの下腹部がポコッと出ていました。もしかして「ヘルニアでは…?」という予感がし、それが「かんとん(嵌頓)だったら、なおの事大変だ…!」とも思いました。引越ししたばかりで、周りの環境もわからず、やっとインターネットで休日も対応しているアニマルメディカルセンターを見つけました。まわりの動物病院は祝日の為、殆どがお休みでした。
受診をし、全身検査を受けた結果、やはり鼠径ヘルニアで、しかも内臓が「かんとん」していることがわかりました。医療関係の仕事をしていることもあり、先生の説明は十分理解でき、緊急手術の必要性も充分わかりました。
このアニマルメディカルセンターは、検査の結果が迅速に判り、すぐに手術できる体制が整っている病院であったことに、とても感謝しています。
気づいてからできるだけ早く病院へきたつもりですが、メルのヘルニアのかんとんの状態は、かなり重度なものだったそうです。とても困難な手術だったそうですが、お陰さまで今では、すっかり元気になりました。
※…かんとん(嵌頓)とは、おなかの中の臓器(腸や泌尿生殖器など)がヘルニアの出口から出っぱなしになって、戻らなくなった状態を言います。
鼠径ヘルニア
犬 ヨーキー プーちゃん 4ヶ月
ある日、あるはずのビー玉がなくなっていました。
部屋中探しましたが見つからず、あと考えられるのはプーが食べてしまったのではないかという事でした。
「センター病院」にかかり、検査をしてもらいました。レントゲン上でははっきりと映るものは認められませんでしたが、とても心配でしたのと、 全身の検査にて鼠径部にヘルニアがあることも判明し、いずれは避妊手術をする予定でしたので、今回すべて同時に「動物手術センター」にて試験開腹を含めた手術をお願いしました。
手術にて、ビー玉はお腹の中にはありませんでしたが、鼠径部のヘルニアを修復してもらい、避妊手術も終了し、とても安心しました。
術後の、投薬は経験がありましたので、うまくいきましたし、食欲も2~3日で回復しました。カラーの代わりに洋服を着せ、傷口を舐めないようにしました。
これからも周りの環境に気を付けて生活をしていきます。
ソ径ヘルニア・去勢手術
犬 ロングコートチワワ ココちゃん 8ヶ月
ココは、母の日に息子がプレゼントしてくれた子です。
ペットショップで右のソ径ヘルニアの事は指摘されていましたので、わかってはおりました。去勢するにあたり、一緒に手術ができないものかと思っていた所、アニマルメディカルセンターでは、同時に手術可能という事がわかり、アニマルメディカルセンターの「動物手術センター」にて手術を受ける事にしました。
手術の際に、右だけではなく左にもソ径ヘルニアがあった事もわかった為、きちんとそちらも治療してもらいました。
内弁慶な子なので、退院時はとても元気がなく、いつものペロペロもせず、尻尾も下がったままで立ったままじっとして震えておりました。自宅ではさささっと隅っこに行き、丸くなったり、人にいきなりくっついてきたりと、普段とはまったく様子が違っておりました。
しかし、5日目くらいから徐々に普段の行動に戻り始め、いつものココに戻っていきました。
今回、色々と検査を受け、喉に問題がある事が判明し、太らせないように注意をしなければなりません。そして今度は乳歯が抜け変わらずに残るようなら、抜歯してデンタルケアをしてもらう事も考えています。
左右鼠径ヘルニア
犬 ミニチュアダックス フー太ちゃん 7歳
夕方に突然、下腹部のペニス部分の横辺りが、赤ちゃんのこぶし位の大きさに腫れてきました。しかし、本人は特別に痛がる様子もなく、気にもしていないようでした。ただ尋常ではない腫れ方でしたので、もしや癌ではないかと心配になり、ちゃんと診てもらった方が良いと思いました。
もう夜になる頃でしたので、「動物救急医療センター」にかかり、詳細な検査を受けると、鼠径ヘルニアという事が判明しました。すぐに手術をした方が良いとのお話に、もうこれはお任せするしかないと決断し、「動物手術センター」にて手術をお願いしました。
手術は無事終了。
術後、食欲も落ちる事も無く、順調に回復していきましたが、足を挙げずに恐る恐る排泄をしたり、水を飲む時に、ちょっと不自由はありました。しかしその後、手術部はもう腫れてくる事もありませんでした。同居犬と離れた事がなかったので、むしろ今回、そちらの方が心配でしたが、即日退院できたので、精神的にも良かったと思っています。
鼠径ヘルニア・乳腺腫瘍
犬 チワワ ビビちゃん 10歳
4~5年前から、鼠径部にヘルニアがあることは判っており、かかりつけ病院の先生からも指摘されていました。
昨年、ヘルニアが大きくなったので、ついに手術をした方が良いと言われ、手術をすることになりましたが、麻酔をかけた途端、心停止を起こしてしまい、即座に手術は中止となり、その後、なんとか息を吹き返すことが出来たものの、かかりつけ病院では、もう手術は無理でしょうとのお話を受けていました。
今回、尋常ではない腫れ方になってきたので、夜間でも救急診療をしてくれる病院を探し、「動物救急医療センター」へかかりました。
麻酔はもうかけられないので、当然手術は無理だと思っていて、ヘルニアがひどい状態になっていたので、きっとこのまま死んでしまうのだろうと思うと、涙があふれてきました。
診察を受けている間、冷静にお話を聞いてくれたスタッフが、気持ちを察してスーッとティッシュを差し出してくれました。とても心に沁み入りました。そして病気の説明や検査結果、麻酔のリスクなどの説明をきちんと受け、その上で全てをお任せする事にし、「動物手術センター」にて手術を受ける事を決めました。
すぐに手術が開始され、その間、一旦自宅へ戻って待機しておりましたが、とても心配で眠れなませんでした。そこへ手術が無事終わったとの知らせが入った時は、本当に嬉しかったです。
退院直後、初めてのカラーになかなか慣れなかったり、不安の為か、かなり鳴いていました。食事も食べにくそうでしたので、手で与えました。薬は投薬用ジェルを使い、上手く飲ませる事が出来ました。
今回、この手術と一緒に、乳腺腫瘍と避妊手術も行なってもらいました。その為、傷は大きくなってしまいましたが、一度にやってもらえたので、良かったと思っています。切除した腫瘍も組織検査の結果は良性である事が判明し、ホッとしております。
鼠径ヘルニア(子宮蓄膿・小腸一部かんとん)
犬 ミニチュアダックス マロちゃん 5歳
以前からマロは、下腹部の肢の付け根辺りがポコっと出ていて、かかりつけ病院で、ヘルニアであることを指摘されていました。
ある時からそのヘルニアが押しても戻らないようになり、徐々に出っ張りが大きくなり、歩きにくそうになってきました。跳躍する力もなくなり、チョコチョコ歩きしか出来ずそのうち、2本足で立つ事が出来なくなってしまい、そのうちに動かなくなり、目もボーっとしてきて反応が鈍くなってきました。
丁度、かかりつけ病院に狂犬病予防接種でかかる予定だったので、診てもらった所、「これはすぐに手術をしなければ、マズイ事になる」と言われましたが、その時は計画停電が実施されており、手術の予定がすでに詰まっており、そこでは緊急の対応が出来ない為、アニマルメディカルセンターを紹介してもらいました。
アニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」で、すぐに対応してもらい、「動物手術センター」にて緊急手術となりました。
ヘルニア部分に子宮と腸が入り込んでいて、子宮は蓄膿状態となっており、このままにしておいては危ない所でした!
退院直後はクンクンと鳴いていました。主人が自分の膝の手術を経験したことがあり、マロの鳴きたい気持ちがわかると言っておりました。
術後のケアもスタッフの方に相談しながら行ない、投薬などもうまくできるようになりました。
前に飼っていた犬が、病気にかかり、他の病院で手術をしてもらいましたが、どんどん状態が悪くなり、3週間後に死亡した経験がありますが、今回はマロはどんどん元気が回復していきました。その後、かかりつけ病院で治療を続ける事になりましたが、こちらのアニマルメディカルセンターはスタッフにいろいろと相談ができ、夜でも休日でも24時間対応してくれるので、とても安心でした。