フェレット症例

フェレットの体表Mass切除(肥満細胞腫)

体表Mass切除(肥満細胞腫)
フェレット シーちゃん 5歳

フェレットの体表Mass切除(肥満細胞腫)フェレット体表Mass切除(肥満細胞腫)1カ月に1回位、定期的に洗面所でシャンプーしてあげています。そのときに最初は肢に脱毛があるのを見つけました。すぐに「センター病院」で診てもらいましたが、段々とその周辺が固くしこり状になってきてしまい、先生から検査する事を薦められました。

フェレットを飼うのは初めてでしたが、色々な本を読んで知識を深め、5歳くらいの中年齢からは徐々に病気のことも心配しなくてはと思っていました。

地方からアニマルメディカルセンターの近所に引っ越してきたのが来院のきっかけでしたが、きちんと詳しく見てくれる病院で、夜も診療してくれますしとても安心しています。

検査で一晩お預けした後も、エリザベスカラーでの生活は不自由そうでしたが、薬もきちんと飲んでくれましたし、出来るだけストレスをためないように心がけ生活をサポートしたつもりです。

検査の結果は肥満細胞腫というものでしたが、今はお薬と定期検診でコントロールを続けています。

初めてフェレットをみたときは、自分に飼えるかどうか不安もありましたが、おもちゃを加えて自分のエリアの持って行って並べてみたり、取り上げると返してくれとまとわりついてきたり、今ではとてもかわいい家族の一員です。

インスリノーマ(膵臓腫瘍)・脾臓腫瘍・胆のう結石・消化管内異物
フェレット ゴン君 5歳

フェレットの脾臓腫瘍ゴン脾臓腫瘍ある日、突然ぐったりとなってしまい、触っても反応がありませんでした。

以前から、すぐに遊び疲れてしまったり、ぐったりとする事があったのですが、ちゃんと意識はあったのが、今回はおかしいと思い、夜中でしたが、千葉からアクアラインを使って「動物救急医療センター」へ駆け込みました。

迅速に詳細な検査が始まりました。その結果、血糖値は異常に低く、とても重篤な全身状態であることが判明し、すぐに入院して集中治療が始まりました。

全ての検査結果が出たところ、すぐにでも手術の必要性があるとの事で、「動物手術センター」にて緊急手術を受けることにしました。あいにく翌日、私たちの結婚式があった為、ゴンの事はちょっと心配でしたが、全てをお任せする事に致しました。

今ではすっかりと元の生活に戻る事ができ、むしろ前よりも元気になったくらいです。

もともとゴンは警察署に保護されていたフェレットでした。たまたま警察に用事があって訪れた時に見かけて、引き受けた子でした。

色々とエピソードのある子ですが、無事に手術を乗り越えてくれて本当に良かったです。

膀胱結石・尿道再形成術・左副腎摘出・インスリノーマ
フェレット テンちゃん 7歳

膀胱結石テンは小さい体で過去に4度の開腹手術を受けました。

手術で何が一番の苦労だったのかというと、毎回それは術後のエリザベスカラーとの付き合いでした。テンはカラーが苦手で、つけるとピタッと動きが止まってしまって食事もとれなくなってしまうので、つきっきりでの看護が必要でした。昼は病院に通院で点滴を受けたり、仕事もありましたから、人に預けて食事を与えてもらったりしました。血糖値が維持できない病気も持っているためにいろいろ手を尽くしました。

フェレットは人懐こくて、自分とは相性が合うと思っています。目の前で痛みを訴えていたり苦しがったりしたら、何度になったとしても手術をしないわけに はいきません。ですから大きな手術をいく度も一緒に乗り越えてきました。

尿道閉塞症
フェレット ユズちゃん 6歳

フェレット尿道閉塞症ある日、尿が出なくなりました。尿を出そうと踏んばり続けているのですが、半日出ませんでした。かかりつけ病院では、副腎に問題があることは指摘されていました。

とても苦しそうにしていたので、アニマルメディカルセンターの「センター病院」を受診しました。尿が出せないと命に関わり、とても危険だという説明に、とても難しい手術ではありますが、すべてをこちらの病院にお任せすることにし、「動物手術センター」 にて手術が行われました。

術後は、薬を嫌がって口から出してしまうので、手玉ジェルに混ぜたりしてなんとか舐めさせました。 不自由ではありますが、カラーも付けていれば慣れるものですね。今では、すっかりと尿の出が良くなりました。

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