咬傷による左翼断翼
オカメインコ モンちゃん 7~11歳(推定)
モンは娘が飼っているインコです。
部屋を留守にしていた時に、外から猫が入ってきてケージ越しに襲ったようでした。物音に気がついて部屋に行った時には羽と血が散乱していて・・・猫は逃げて行きました。
すぐに電話 番号案内でアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」を紹介してもらい、受診しました。
右の翼が、人でいう肘のあたりからひどい外傷を受けていたため、すぐにガーゼで止血をしながら診察しました。 結果、「とてもひどい咬傷で、翼は断翼するしかないけれども、ただ、手術をしても助かる可能性が低い」とのことに、家族でとても悩んだのですが、やはり手術 を決断しました。 手術は無事に成功し、その後迎えに行き、モンの顔を見た時は、「手術して良かった!私たち の決断は正しかったんだ!」と本当にホッしました。
手術直後でも特にダメージはなく、食欲も落ちることはなかったので、比較的元気でした。カラーはモンにとっては不自由そうではありましたが、治そうと一生懸命がんばっているようにみえました。
「モンちゃん」というおしゃべりがまだないのがちょっと残念ですが・・・ この子も家族の一員です。娘にとっては大切な大切なパートナーです。これからも大事に育てていきたいと思います。
尾腺腫瘍切除(皮膚乳頭腫)・卵管脱
セキセイインコ ミューちゃん 7歳
普段からブログをやっており、鳥を専門的に診てくれる病院としてアニマルメディカルセンターを知りました。
よく産卵する子だったのですが、卵管が出てしまい出血していた為、治療してもらったのが最初です。
今回は自分で尾の辺りを気にしている様子で、かじって出血していました。 エリザベスカラーをつけてもらって、経過をみていましたが、患部が盛り上がって塊状になってきましたので 先生から手術と組織病理のお話を頂きました。
もともと寿命で逝ってしまうのは仕方がない事ですが、病気で逝ってしまうのは嫌でしたので「動物手術センター」にて手術をしてもらう事にしました。それにこの子が好きな事はグルーミングなので、患部が治らなければカラーも取れず、 グルーミングも好きに出来ないのでお願いしました。
ミューは適応能力が高い子で、カラーの生活自体にはすぐ慣れたようでした。患部も羽がない状態でしたが、やっと生え揃ってきました。腫瘍も良性でしたので安心しました。 周りから、「え?インコも手術なんて出来るの?」とよく言われます。
今回はご先祖様がミューのことも見守っていてくれたと思います。手相をみてもらった時、2回ともご先祖様が守ってくださっていると言われました。
スタッフの方達もカラーに工夫をして下さったり、色々な事をアドバイスしてくれました。お陰さまでこんなに元気になりました。