爬虫類・亀

亀 リクガメ

膀胱結石
リクガメ モリオちゃん 10歳

亀 リクガメ亀 リクガメ 膀胱結石モリオはアフリカに生息する種のリクガメです。やはり暖かいところが好きなようで、最も好きな場所はこたつの中です。冬場、食事の時間以外はこたつの中に居座っています。 よくこたつ布団の側で手をかく様にして『開けて。入れて。』 とアピールもします。

10cm 位の小さな頃より共に暮らしておりますが、モリオが8才の時に肛門よりクロアカがとび出しているのを発見し、アニマルメディカルセンターで診察を受けました。

詳しい検査の結果、膀胱結石が原因であることが判り、摘出手術を受けることにしました。甲羅の腹部を切開し、鶏卵大の大きな結石を無事に取り出しました。

手術後、体は更に大きくなりました。手術直後は2.8kg だった体重が現在では6kgを超えました。以前にも増して元気に活動しています。

左中耳アブセス・中耳炎
亀 ホシガメ ジッポちゃん 3歳

亀の左中耳アブセス・中耳炎アニマルメディカルセンターは、病気になったらカメを診察してくれる病院をネットで探しておいたので知っていました。

今回、顔の左側が腫れてきたので、どうしてしまったのかと思い、色々と自分でも調べたりしましたし、他にもカメを飼っているので、喧嘩の外傷による腫れかとも思いましたが、あまりに急激にひどく腫れあがってきたので病院へ行こうと思いました。

アニマルメディカルセンターで診てもらい、外見上の傷が無い事や、腫れ方もひどいので、検査をしてもらい、原因は中耳炎によるものだということが判明しました。

飲み薬と消毒を4時間おきに乾燥させないように治療するのが大変でしたが、家族にも協力してもらって頑張りました。中々腫れがうまくひいてこないので、先生から手術での切開を勧められ、手術をしてもらいました。すると、梅干の種よりは少し小さいのですが、膿みの塊が取れました。

うまく摘出してもらったので、腫れは外見からもさほどわからなくなり、今ではチューブ入の塗り薬をその穴に注入したり、注射で内服薬を投与し、治療しています。

カメは代謝が遅い分、治り方も遅いそうです。しかし、食欲や元気がなくなることもなく、治療を続けています。

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