院長より
アニマルメディカルセンターは急性期医療としての救急診療と専門医療を中心とし、全スタッフは動物たちを一日も早く健康に戻すために「フラット医療」および「チーム医療」に徹し、心も体も健康であり続けたいと願う思いに対し、人と動物にしっかり向き合う「より良き医療」を目指しております。
先進医療は「より良き医療」を行う為の手段と考えております。そこで当院は、動物病院を利用する人々の為に、その施設・管理・知識・技術・倫理のより高い基準を設けています。スタッフはその基準を達成する為に常に世界の獣医学を学び実践し、さらに地域社会の理解を深めるとともに、獣医学および社会科学、自然科学をを通じて、人と動物双方の生活の質の向上と福祉ならびに人と動物と環境の調和に貢献することを目的としています。
院長 中村 睦
理事長より
病院は病気になった時だけ行くところ…?
皆なった時だけ行くところ」だと思っていませんか?もしそうだと思っているのであれば、大変残念なことです。病院とは、治療医療に加え、予防医療を行う機関でもあります。
動物が病気になるにはいろいろな原因がありますが、飼育管理の考え違いが意外と多いという悲しいデータがあります。体に良くない食べ物、習性に合わない生活や、予防が可能だったのに病気にさせてしまったり・・・。正しい育て方を知っていれば病気にさせずに済んだ、という症例がいっぱいあるのです。
私達は病気予防も大切な医療と考えています。是非定期的に動物病院を訪ねて下さい。
定期的健康診断を受け正常値を知っておく事は、病気をした時に大変役立ちますし、食事の事、お手入れの事、しつけの事など病気以外の事も、気軽に医療スタッフに相談をして下さい。その為にもお住まいのお近くに「かかりつけ医」を持つ事で、いつでも身近に利用でき、ワクチンなど日常の診療や簡単な手術、そして情報提供の場にもなります。
しかし、いざ深刻な状況や精密検査が必要な時、先進医療が受けられる二次診療病院を利用する、つまり「かかりつけ病院」と「先進医療が受けられる二次診療病院」この二つの病院を持つ事が上手な病院の利用法として推奨します。
理事長 渡辺 泰章