悪性リンパ腫
ごまめちゃん 猫 雑種 1歳半 

悪性リンパ腫治療

(左写真)胸に大きな悪性腫瘍があり、呼吸ができず危険な状態でしたが抗癌治療後(右写真)、すっかりときれいになり、正常に戻りました。


悪性リンパ腫治療の猫

悪性リンパ腫が発見された1歳頃のごまめちゃん

川原を散歩していたら、木にしがみ付いて流されかけていた子猫を発見しました。すぐにザブ ザブと川に入って救出!それがごまめとの出会いでした。家族の一員となり、予防や健康チェックを受ける為に、アニマルメディカルセンターへ連れて行っていました。

それから1年後。好きなボール遊びをしていてもすぐに疲れやすくなり、突然横になったり、呼吸音がヒーヒーと発作のようになり、変な症状が現れ始めました。「これはどうみてもおかしい・・・」と再度アニマルメディカルセンターの「センター病院」で検査を受けました。

レントゲン検査では前胸部に何かがあり、さらに詳しく生検を受けると「リンパ腫」という悪性腫瘍であることが判明しました。癌は歳をとったらなるものと思っていたので、びっくりです。しかし、ゴマメの事を考え、今できることをやろう!と決め、「動物癌センター」での治療が開始されました。

抗癌剤治療が開始され、貧血や副作用との戦いが始まりました。体の小さなごまめにとっては大変なことで、最初の頃は動かなくなったり、食欲が落ち、吐き気がひどい状態が続きました。ちょっと症状がひどいので、薬の量を調節してもらったり、輸血をしてもらったりしたところ、副作用もだんだんなくなってきました。

輸血をするとその後は全然違うものですね!コンディションがぐんと良くなるのです。今では、普段通りに遊びますし、すっかりと元気に暮らしています。
何から何までアニマルメディカルセンターにはとてもお世話になっており、良い動物病院に会えて良かったと思っています。

ごまめ 猫癌治療

癌治療終了から5年経ち、癌克服したごまめちゃん

先日検診に来院されました。
再発も無く、抗癌剤治療終了後5年経ちましたので、完治したことになり、スタッフ一同皆喜んでおります。

※抗がん剤投与時に、飼主さんが出産した赤ちゃんが 今年は小学生になるそうです。

悪性リンパ腫
犬 柴犬 大ちゃん 9歳

悪性リンパ腫いつものように大をマッサージしていたら、股の内側にはっきりわかるほどのしこりができているのに気が付きました。数日前から元気がなく食欲も落ちていたのでとても嫌な予感がし、すぐに掛かりつけの病院へ行きました。

先生は触診してすぐに悪性リンパ腫だとわかったようで、「全身に転移しており余命は1ヶ月、抗癌剤治療をしても1年です」と宣告を受けました。突然のことで愕然としてしまい、これからのことなど何も決めることができず帰宅しました。

私たち家族はどうしても悪性リンパ腫で余命1ヶ月という先生の言葉を受け入れることができず、もう一度別の病院で診てもらおうと、インターネットで専門の病院を探しました。そしてこの「動物癌センター」のホームページにたどり着き、翌日受診しました。「 動物癌センター」は設備が整っており、とても詳しく検査をしていただきました。しかしその結果からも診断は同じで、さらには大の状況が一刻を争うものだということを、わかりやすく説明していただきました。この時点で私たちは気持ちを切り替え、“大と少しでも長く一緒にいたい、だからできるだけの治療をしてもらおう!”と生きるための治療をお願いしました。

大はその日一晩入院し、次の日から抗癌剤治療を開始しました
数日は元気がなくグッタリしていることが長かったのですが、抗癌剤投与から一週間後の診察で腫瘍がほぼ消えていることが確認されました。

現在治療を開始してから2ヶ月が経とうとしていますが、最新の抗癌剤が大の体に合ったようでみるみる元気になってきています。

大は「動物癌センター」の先生やスタッフの方々が大好きになりました。病院へ行くと我を忘れひっくり返って喜んでいます。そんな嬉しくて楽しい気持ちも大の治療の支えになっているのだなと感じています。私たち家族は、「動物癌センター」を受診できたこと、センターの皆さんに出会えたこと、そして何より大が元気になってきたこと、すべてのことに感謝し、大との一日一日を大切に過ごしていこうと思います。

鼻腔腫瘍(リンパ腫)・猫エイズ
猫 ミルちゃん 6歳

鼻腔腫瘍(リンパ腫)鼻腔腫瘍(リンパ腫)年末の事でした。

ミルの鼻水に血が混じっていたので、風邪をひいたのかと思い、近所のかかりつけ病院を受診し、注射と内服薬の処方で治ると思っていました。ところが、年が明けてからものすごい嘔吐があり、再度かかりつけ病院へ行き、点滴と止血剤を打ってもらい、投薬をしましたが、翌日には鼻血がひどくなったため、「これは様子がおかしい」と、詳しい検査の出来る病院にみてもらおうと、アニマルメディカルセンターへかかる事にしました。

すぐに全身検査を行ない、鼻の生検手術を受けました。
検査の結果、鼻のリンパ腫と猫エイズである事が判明し、猫エイズが併発していても化学療法を行なう事を勧められました。

色々と病気について調べたり、家族で相談し、化学療法を行う事を決断しました。ミルの食欲が少し回復してから臨みました。

授与後にしばらくは副作用がありましたが、だんだんコンディションが戻り、自らパクパクとフードを食べて、体重が増えるまでになり、現在も予定通りのプロトコール(治療計画)を進めることが出来ています。

初診時は、鼻がズーズーすごい音で、本人も息苦しい様子でしたが、今では、ぐっすりと眠れて寝息が静かなのがとても嬉しいです。

自宅での酸素療法の際、うっかりして酸素チューブがとれてしまうというハプニングもありましたが、数日後には、一緒に寝るようになり、ますます可愛さが増しました。

<P.S> 抗癌剤の注射のクールが全部終了して、4ヶ月。とても安定した穏やかな日々を送っています。鼻水もなくなり、食欲も出てきて元気になりました。1ヶ月おきの通院はしていますが、家族全員、ミルが元気なことに喜んでいます。 きっと良いお正月が迎えられそうです。

(病院より)ご家族の支えや、病院スタッフとの密な連携があったからこそ、ミルちゃんの治療の経過が良いのだと思われます。よかったですね!

悪性リンパ腫(リンパ肉腫)
犬 ミニチュアダックス ラッピーちゃん 5歳

悪性リンパ腫(リンパ肉腫)「下顎から首の辺りがちょっとぽっちゃりしてきたな~」と思っていました。そこで、そのあたりを触ってみると、両側に何かが出来ている事がわかりましたが、本人は痛がりも嫌がりもしませんでしたので、そのまま様子を見る事にしました。
そのうちにその部分がどんどん大きくなってきて、今度はわきの下や内股の両側とも腫れてきました。
そこで、先ずはかかりつけ病院に相談をしたところ、リンパの癌の話をされ、もしかしたらそうかもしれないと言われ、とても不安になりました。
色々とインターネットなどで調べているうちに、「動物癌センター」の悪性リンパ腫治療記事を発見しました。とても参考になり、近所の方にもこのセンターの評判を聞き、リンパ腫の治療をしっかりとやってもらうつもりで受診することに決めました。
詳細な検査を受け、確定診断がされました。いびきもあったのですが、それは扁桃が腫れていた為とわかり、同時に治療を受けました。おかげで今ではイビキもなくなりました。
リンパ節のバイオプシー(生検)後は食欲が落ちてしまい、自宅でのケアはちょっと大変でしたが、検査の結果、リンパ肉腫という事が確定診断され、化学療法をスタートしてもらいました。
もちろん事前に細かい説明を受け、副作用の話もなかったわけではありませんでしたが、かかりつけ病院で話をされた時とは違い、とても前向きにお話がされたので、安心してお任せする事ができました。
治療スタート後は、ラッピーには化学療法は効果てき面でした。
大きくなった腫瘍は小さくなるのに3日くらいかかると聞いていたのに、治療翌日には、リンパ節が小さくなってしまいました。心配していた副作用も全くなく、食欲も元に戻り、嘔吐も無く、毛が抜ける事もありませんでした。
現在も治療中ですが、コンディションは良好で、今までとなんら変わりの無い生活をしております。
家族の私たちも、特別な事はしていません。ただただ病院の指示通りにケアを行なっているだけです。
正直、やってみなければわからない治療である事を理解していましたが、本当にこの「癌センター」で治療を受けて良かったと思っています。

悪性リンパ腫
犬 ハルちゃん 4歳

悪性リンパ腫ある週末、いつものトリミングに出した後、担当の方に、「首の下のリンパが腫れているようだから、病院へ行った方が良い」と言われました。常に体を触って健康状態を把握していたつもりなのですが、そこまでは気が付きませんでした。言われて触ってみると、明らかに腫れているのが分かりました。

ハル本人は、とても元気で食欲もあり、リンパの腫れ以外は全く普段と変わりありません。すぐに自宅に戻り、可能な限り本等で調べると、その腫れ方がリンパ腫の症状と全く同じでしたので、家族一同不安になり、インターネットで動物の癌の治療が出来るところを探し、「動物癌センター」を見つけ、翌朝早々に受診しました。
そのまま全身検査を受け、翌日にはリンパの組織生検(バイオプシー)を受けました。
1週間後に検査結果がでました。やはりリンパ腫でした。

先生からの詳しい説明に、化学療法を受けていく事を決めました。自宅での治療も取り入れ、リンパ腫に対する療法食やサプリメントも始めました。

1回目の化学療法後、すぐに今までのリンパの腫れがウソのようになくなりました。
化学療法を開始してから2ヶ月たった現在、やや抜け毛があったり、便が少し柔らかめのことはあるものの、吐き気や食欲減退も見られず、特に大きな副作用は起きていません。散歩にも行きたがるし、以前と生活が大きく変わったりということはありません。もちろん身の回りのことに気をつけたりはしています。

目に見えてリンパの腫れがひいたので、嬉しい反面、時々不安になったりすることもありますが、定期的に血液検査や画像検査も受けて評価してもらって行くつもりです。
まだまだ化学治療は続きますが、ハルも私達も頑張っていきます。

肝臓腫瘍(肝癌)・前立腺肥大・精巣腫瘍
犬 柴犬 大ちゃん 9歳

肝臓腫瘍(肝癌)いつもはとっても楽しみにしているはずのお散歩に、ある日突然行きたがらなくなり、そのまま動かなくなり、グッタリとしてしまいました。しかし今思うと、確かに以前から多飲多尿がありました。

これはおかしいと思い、夜間でしたので、近所にある「東京動物夜間病院」にかかることにしました。 今までとても元気で健康に過ごしておりましたので、色々と検査を受けることは初めてでした。 検査の結果を聞いてびっくりしました。肝臓に腫瘍があり、腹水も貯まっており、心臓も悪いという事が判明しました。手術を考えた方が良いとのお話でしたが、安楽死も考えるほど重症でしたので、手術を受けるかどうか家族で悩みました。が、やはり元気になれる可能性があるのならと、手術をお願いする事にし、直ちに手術となりました。

手術は無事に終わり、1週間位でほぼ今までと変わらない生活に戻る事が出来ました。これには本当にびっくりです。

今まで家では、割と元気に暮らしていましたので、本人も今回の出来事はショックだったようで、シュンとしていましたが、術後、家に帰ると階段をあがるくらい元気が戻りました。

術後、自宅では、腹部の傷口が気になるのか、2~3日は座れないようでした。薬も何回かはスムーズだったのですが、そのうちに咬みつかれるなどのハプニングもありま したが、ランの為に一生懸命ケアをしました。肝臓の腫瘍は、組織検査の結果、癌である事が判りましたが、今後はランの体の病気のことをきちんとわかった上で生活ができますので、わからないでそのまま生活をしているよりも、ずっと前向きに暮らすことができると思っております。手術を受けて良かったです。

膵臓・胃の腫瘍(癌)
犬 ミニチュアダックス パトラッシュちゃん 5歳

膵臓・胃の腫瘍パトラッシュちゃんは今、化学療法を用いて病気と戦っています。
パトラッシュちゃんはもともと吐く症状がみられるワンちゃんでした。しかしその症状が徐々に頻回になり、毎日のように吐くようになり、かかりつけでお薬をもらっても症状は治まりませんでした。原因はわかりませんでした。
どんどん食欲が落ち、痩せてくるパトラッシュちゃん。AMCで詳しい検査を受けた結果、お腹の中に腫瘍が見つかり、開腹手術を受けることになったのです。
手術はご家族立会いのもと行なわれました。 パトラッシュちゃんのお腹の中の腫瘍は、安楽死も選択肢にのぼるぐらい非常にシビアな状況でした。 しかし治療法を見つけるために、病理検査を行ない病気と戦うことを飼い主さんは選択したのです。
年も押し迫った12月のことでした。飼い主さんご夫婦はおっしゃいます。「クリスマスも大晦日も正月も、せっかくの結婚記念日だってあったもんじゃなかったですよ・・。」
お薬が大嫌いなパトラッシュちゃん。退院してからも飼い主さんはお薬の度に噛まれてばかりでした。しかしスタッフから、投薬用のおやつを紹介されて、それにくるんで与えるようになって大成功。化学療法が始ってからは、副作用との戦いも新たに加わりました。しかしご家族は決してあきらめません。単身赴任のご主人は、パトラッシュちゃんの通院の為に毎週末自宅に帰っては病院に足を運んでいます。
原因が何もわからないままの治療より、しっかりわかった上での治療に目標をもってがんばっています。

脾臓腫瘍(悪性間葉性腫瘍)・前立腺肥大症
犬 ビーグル 茶々丸ちゃん 8歳

脾臓腫瘍(悪性間葉性腫瘍)夏に食欲がなくなり、猛暑の日が続いた為、夏バテかと思っていました。「ちょっと診てもらおう」という軽い気持ちでかかりつけ病院に行きました。

ところが、レントゲン検査を受けた所、脾臓に腫瘍が発見され、それも6×9cmと大きいものでした。さらに手術をするのが大変難しい部分であり、成功率も 100%ではないとの説明を受けました。しかし、そのままだと脾臓が破裂してしまうこともあり得るとの事で、帰宅するまで「どうしよう・・・」と頭の中は真っ白になっておりました。

その後、落ち着きを取り戻し、「これは、助けてもらう動物病院を探すしかない!」と思い直し、「人間に神の手の先生がいるのだから、きっと動物にもいるはずだ!!」と

茶々丸を助けてもらえる動物病院を探そうと色々と調べました。
インターネットで調べて、「動物癌センター」の事を知り、先ずは電話で相談し、受診することにしました。

その日の夕方に到着し、迅速に検査を受け、直ちに手術に入り、翌朝には手術が完了して、その日のうちに退院する事が出来ました。このテキパキとした対応には驚かされました。以前、他の犬で手術をした事があり、入院をした経験があったので、その日の退院にも驚きましたが、茶々丸にとっての一番安心できる場所が、家族と一緒にいられる自宅なので、即日退院は納得できました。

術後、3日位は痛いのか、落ち着けずに立ちつくし、ウロウロしていました。しかし、食欲だけはあったので、食事のコントロールをするのが大変なくらい食欲との戦いでした(笑)

茶々丸ノートを付けて、食事や排せつ、投薬の時間など忘れないようにしました。
組織検査の結果、悪性である事が判明しましたので、病院と家族とよく話し合い、「やれるだけのことはやろう!」と化学療法を開始する事にしました。

副作用をとても心配しましたが、特にこれといった副作用もなく、ほっとしました。
コンディションが落ち着いたので、前々から気になっていた背中の腫瘍と、肢の腫瘍も手術でとってもらいました。

本当にこの「動物癌センター」と出会えて良かったです。 これからは、定期的な癌検診を受けて、茶々丸の健康を見守りたいと思っています。

脾臓破裂(血管肉腫)
犬 ミニチュアダックスフント レディちゃん 10歳

脾臓破裂(血管肉腫)夜中の12時頃の事でした。暑くもないのに、フローリングにペタッと横になっており、声をかけても起き上がることが出来ませんでした。

変だと思い、口の中を見てみると、舌がいつもより白く、お腹がとても張っているような感じでした。手足の先は冷たくて、さらにゲボっと吐いてしまいました。

朝まで待つのはとても心配でしたので、電話帳で調べ、夜間救急専門の「東京動物夜間病院」へ先ず電話相談をしました。すぐに受診した方が良いとのことで、 救急車手配もしてもらい、急遽病院へ急ぎました。

超音波検査などで詳しく診てもらった結果、脾臓が破裂している事が判明しました。緊急に手術の必要があり、直ちに「動物手術センター」へ搬送し、緊急手術となりました。

手術は無事終了し、その日のうちに退院する事ができました。そして自宅では酸素療法を行ないました。

退院した日は、水も食事も摂らなかった為、スタッフに相談し、点滴治療も受けました。すると、その後は体の調子も良くなり、食事を摂るようになりました。 以前かかりつけ病院で「子宮蓄膿症」の手術をし、次に乳腺腫瘍の手術をした事があります。その時は、術後しばらくは入院して様子をみてもらったのですが、とてもさびしがり、鼻の頭が剥けるくらいはげしくケージにこすっていたようです。

私たち家族は腫れ物にでも触るみたいにレディのケアをしましたが、レディの方は精神的にもとてもリラックスができたようで、なるべく早く家族の元へ戻れる ことは、犬の回復に役立つ事なのだとつくづく思いました。犬仲間のお友達には、今回の経験を皆に伝えています。

病理検査の結果は、決して良いものではありませんでしたが、命を取り留めることが出来たことは、言葉に言い尽くせない程嬉しい事です。かかりつけ病院の先生にも「よく助かったね!普通ならもう生きてはいないよ!」とまで言われるくらいでしたから・・・。これからは、サプリメントや食事療法をうまく行ない、少しでもレディとの大切な時間を有意義にして行くつもりです。

脾臓腫瘍(血管肉腫)破裂
モグちゃん 犬 ミニチュアダックス 9歳

脾臓腫瘍(血管肉腫)破裂食欲もなく、元気がなかったので、かかりつけ病院を受診しました。すぐに血液検査をしたところ、貧血という事がわかりました。また、腹腔内出血がありそうだとのことで、内服薬を処方され、2日後に検診を受けました。その結果、脾臓に腫瘍があり、それからの出血と思われるが、今の状態では手術には耐えられないでしょうからと、歯ぐきの色等に気をつけながら経過をみていました。

もともと、アニマルメディカルセンターは通り道にあり、知っていました。友人もかかっていたので、輸血だけしてもらうつもりで「センター病院」にかかりました。しかし、先生に「輸血だけしていても改善しないし、命を助けるには腫瘍の摘出手術を積極的に考えてみてはどうですか?」と説明されました。

このまま状態が悪くなっていくよりは、脾臓の腫瘍から出血している事はわかっている事なので、少しでも光のある方向への手術を決心しました。

腫瘍の結果は悪性のものでした。

酸素をつけたままでの退院でしたが、家族全員が協力して看護をしました。そのお陰で、1週間くらいで食欲が戻ってきました。投薬もはじめは少し苦労しましたが、投薬用おやつを使うとうまくいきました。今では、薬の袋の音がすると、駆け寄ってきて「チョーダイ!」と待っています。

抗ガン治療を決めるには、迷いもありましたが、先生から「あきらめないで!」との声にスタートする事を決めました。今は数回治療をしましたが、経過は順調で以前と変わらない生活をしています。

悪性腫瘍で、転移なども心配で、あとどれ位生きられるかわからないけれども、今現在こうして元気で快適に生活できている事は、本当に幸せです。飼主さんは笑顔でお話くださいました。

インスリノーマ・副腎皮質腺癌
フェレット ヒヨコちゃん 5歳

フェレット 癌ある夜、とてもグッタリとしていたので、夜間診療してくれる近所の動物病院へかかりました。そこでは、低血糖を起こしていて、インスリノーマの可能性があるので、どこかで詳しく検査をしてもらった方が良いと、アドバイスをもらい、友人の紹介もあり、アニマルメディカルセンターの「センター病院」で詳しく検査をしてもらう事になりました。

血液検査・超音波・レントゲン検査・・・・などなど。そして「動物手術センター」にて開腹し、病理組織検査まで行いました。日曜日の夕方に受診し、翌日の夕方には退院という早さでした。

術後、カラーがあってなかなか食事をうまく摂る事ができず、食事の管理が大変でしたが、職場に一緒に連れて行ったりしてケアをがんばりました。

検査結果は悪性のものでしたが、現在は体重に合わせた一日の食事量を回数をきっちりと決めて与えて治療しています。おかげで、こんな小さい体でお腹を開けたなんて嘘のように今では元気いっぱいです。

ちなみにヒヨコとは1(ヒ)4(ヨ)5(コ)から取りました。 実は145センチの身長の小さなアイドルがいるのですが、そこから名前をもじりました。

左後第3指肉球腫瘍(未分化肉腫)
猫 雑種 モニちゃん 15歳

左後第3指肉球腫瘍(未分化肉腫)普段から、爪切りを毎月1回行っております。
ある時、1mm位の血マメを肉球の先端に見つけ、1ヶ月後には倍以上となり、5mm位の大きさにまでなってしまい、びっくりしました。すぐにかかりつけ病院である「センター病院」で診てもらい、結果、緊急に切除をした方が良い事が判明し、「動物手術センター」にて手術をお願いする事にしました。

病理の結果、その腫瘍は悪性のもので、指を断指することとなりました。私達も「センター病院」には慣れていましたので、きちんとした説明にも納得でき、治療の事をすべて冷静に受け止める事ができました。

術後しばらくは、トイレに誰かが付き添ってあげるようにしてあげました。カラーは初めての経験だったので、最初の頃は固まっていましたが、すぐに慣れました。食事は一粒づつ手で食べさせてあげました。

今回の事で、「これはすごいな!!」と思った事があります。それは、指を1本切除したのに、肉球の水かきがきれいに残って、何ら生活にも支障をきたす事も無く、見た目もとてもキレイだった事です。

腫瘍が初期の小さいうちに気付いて手術を受ける事ができて良かったです。これからは、定期的に癌ドックを受けて管理して行こうと思います。

下顎扁平上皮癌
猫 雑種 チャチャちゃん 15歳

下顎扁平上皮癌下顎に腫瘍がある事は、1年位前から分かっていました。 一度かかりつけ病院にも相談しましたが、「この位の大きさであれば、チャチャちゃんもシャイな性格だし、経過を見ても良いのでは?」とのお話でしたので、そのまま様子を見ておりました。

ところが、腫瘍が徐々に大きくなり、とうとう顔に潰瘍ができ、カサブタになってしまい、本人がそれを引っ掻くようになりました。

ある時、「ギャーッ!」とすごい声がしたので、びっくりして見てみると、そこから多量の出血が起こり、急いでアニマルメディカルセンターを受診しました。

診察の結果、腫瘍の原因をしっかりと調べる為に組織を少し取って病理検査(バイオプシー)することを勧められました。娘も、このままにしてもし万が一、チャチャが亡くなった時に、何が原因だったのかわからないままでいるのは嫌だと言いましたし、目に見える傷をそのままにしておくのもかわいそうでしたので、「動物手術センター」にて検査手術を受けることを決めました。

検査の結果は、残念な事に悪性でしたが、顎を切除すれば今よりはよっぽど楽な生活をすることができるとのお話に、切除する手術をお願いする事にしました。

術後は、流動食が必要となり、食事の管理をしっかりと行ないました。 そのおかげで今では、前に飛び乗れなかった所にも飛び乗る事ができるようになり、顎の治療をした事で、全身の調子も良くなったみたいです。 何かあるとスタッフに相談してきましたが、いつもすぐに対応してもらえたので、とても心強く、助かりました。

犬の乳腺腫瘍(癌)
マンマルちゃん 犬 マルチーズ 8歳

犬の乳腺腫瘍(癌)犬の乳腺腫瘍(癌)ある日、体を触っていて、乳腺に3カ所米粒大状のしこりのようなものを見つけました。かかりつけ病院へ相談したところ、悪性かもしれないとの事で、とても心配になり、以前、他の犬でお世話になったアニマルメディカルセンターへ相談する事にしました。
組織検査をお願いし、「動物手術センター」にてすぐに手術をして腫瘍を切除してもらいました。病理結果は、悪性でした。
正直、化学療法の選択にはとても迷いました。年齢も8歳と微妙な歳でしたが、結果が悪性だとわかっているので・・・

以前、家族に抗癌剤治療の経験があり、その副作用も心配でした。しかし、悪性のものを治療しなければ、いずれコンディションも悪くなり、胸水がたまったりして呼吸が苦しくなったりする事を考えると、本当に悩みました。しかし、コンディションをみながら化学療法を受けることも一つの方法と思い、治療を開始することにしました。
副作用などが心配でしたが、治療中は、食欲も落ちませんでしたし、嘔吐もありませんでしたので、体の調子は良かった思います。ただその間、下の写真のように、全身の被毛が抜けてしまいましたが、(現在は、又、毛は生えています)本人はつらそうな様子はなかったので、化学療法を受けて良かったと思っています。

治療中のマンマルちゃん

治療中のマンマルちゃん

注射後は顔がタコのように真っ赤になったりしましたが、それもすぐに落ち着きました。
家族皆の協力とスタッフの皆さんのご指導があったので、癌と闘うことができました。本当に皆に感謝です。 今後は、再発しないように、定期的に癌ドックを受けて、体の調子をみて行こうと思います。

乳腺癌
猫 雑種 チンケちゃん 13歳

乳腺癌以前、アニマルメディカルセンターで肛門嚢破裂の手術をしてもらい、その時に行なった術前検査で、心臓が悪いことが判明し、術後もずっと心臓の薬の投薬を続けておりました。

薬をもらいに「センター病院」へかかり、そろそろ検診を受けた方が良いと言われていたのですが、なかなかこちらも忙しくて延び延びになっていました。けれども、やはりチンケの為に、今度こそ検診を受けようと思い、ドックを受ける事にしました。

この時は、「特に大きな問題は無いですよ!」の言葉を期待して連れて行ったのですが、先生から「乳腺に腫瘍がありますね!」と検査結果の報告を受けました。とても驚き、胸を触ってみると、本当にとても小さな腫瘍がありました。小さすぎて私たちには気が付きませんでした。

乳癌の疑いが大いにあるとの事で、手術にて悪いものを取り除き、組織検査をきちっと行なった方が良いとのお話に、チンケは高齢ではありましたが、体力があ りましたので、その日のうちに預けて翌朝、「動物手術センター」にて手術を受ける事にしました。手術は無事に終了しました。

術後、カラーと洋服で傷口を舐めないように対処したのですが、傷口が下腹部の下の方まであったので、洋服がそこまで足りず、お迎えに行った時には、そこの 部分だけ布がつぎはぎしてありました。スタッフの方が気遣って縫ってくれたのでした。感謝の気持ちで一杯です!

病理検査の結果は、残念ながら癌でした。スタッフの方と相談をし、抗がん治療について充分に話し合いました。化学療法は、本人の体の調子を見ながら薬を調節したりできますし、効果が高いとのことで、治療を開始することに決めました。
何度か化学治療を重ね、一度だけ嘔吐があり、点滴を受けましたが、それ以外は特に副作用もみられず、経過は順調で、今では普段と変わらない元気な生活を 送っております。

今回、腫瘍が早期に発見されたので、少しでも早く治療を開始する事ができました。本当に良かったと思っています。 ちんけには1日でも、1時間でも長生きをしてもらいたいですからね!

乳腺癌
ジャムちゃん 猫 ロシアンブルー 11歳半

乳腺癌ある日、お腹の辺りを触っていたら、小さなしこりに触れました。インターネットなどで色々と調べてみると、猫の胸の腫瘤はあまり良くない事がわかり、すぐに同居猫でお世話になっていたアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」にかかりました。その時の大きさは、5mmあるかないかの本当にとても小さいイボのようなものでした。

詳しく検査をしてもらい、「動物手術センター」にて手術をし、組織生検を受けました。その際に避妊手術もしていただきました。その生検の結果は、残念ながら悪性のものでした。

副作用の不安はありましたが、とにかく抗癌療法をやってみようと決めました。
術後は、食欲など特に落ちる事もなく良い状態でした。
普段からシャーシャー怒る仕草を見せる事も多くて、ちょっと怖い子なのですが、本当は構われたい性格なので、治療中は自分が一番として扱われるのが嬉しかったみたいです。

本人は今回の事を理解していないという事もありますが、きっと手術をした事もこちらが思うような苦とは思わないのでしょう。人間はどうしても病気になると悲観しがちですが、むしろつらいのは見ている方で、病気になったからといって生きていたくないとは動物は考えません。猫は自分が病気である事も理解していませんので、何が何でも一生懸命生き抜いていこうとするのだと思います。

私たちは、これからも病気ときちっと向き合って前向きにケアして行こうと思っております。

子宮腫瘍(腺癌)
チャコちゃん モルモット 3歳

モルモットの癌普段は座イスの手すりにもピョンピョンと飛び交うくらい、元気なのですが、ある日、急に元気が無くなり、テレビ台の下に血の跡を見つけました。大量の血だったので、先ず、どこか怪我をしたのだと思いました。以前に膀胱炎も経験した事がありました。

アニマルメディカルセンターは、実家の家族の犬がかかった事があり知っていましたので、「動物救急医療センター」へかかる事にしました。

検査の結果、子宮に問題があり、出血もひどく、貧血があるので、早期に手術をした方が良いとのことで、手術をお願いする事にしました。 以前、別のモルモットが突然、目の前で死んでしまった経験があり、又そのような経験はしたくないと思いました。 ただ、小さい身体なので、麻酔をかけても大丈夫かと心配しましたが、ちゃんと麻酔の量を考えて手術をしてもらえる事がわかりましたので、全てを「動物手術センター」にお任せしました。

術後、出血はピタッと止まり、これは素晴らしいと思いました。食欲もあり、排せつもちゃんとしてくれました。 ただ、薬を好物のリンゴに入れても、食感が違う為か、なかなか食べてくれなかったのですが、チモシースティックに塗りこませるとうまく食べてくれました。 モルモットにも癌があるなんて知りませんでした。

動物は好きですが、飼うのは1頭と決めています。なぜなら自分がしっかり管理してあげられるのは1頭が精いっぱいだと思うからです。

鼻軟骨肉腫・体表腫瘍(脂肪腫)
犬 シェルティ チビちゃん 10歳

鼻軟骨肉腫・体表腫瘍(脂肪腫)この1年くらい、鼻血が出たり止まったりを繰り返していました。その為、1ヶ月1回位、かかりつけ病院で止血処置をしてもらったりしていました。
ある時、血と一緒に組織のようなものが出てきて、 「これは何かおかしいのでは・・・?今のままの治療で大丈夫なのだろうか・・・?」 と思い、詳しい検査をしてくれるアニマルメディカルセンターを受診することにしました。

詳細な検査をし、「動物手術センター」にて鼻の組織生検が行われ、その結果が悪性との事で、「動物癌センター」での化学療法治療が開始されました。
副作用は全くなく、むしろ、本当に化学療法を受けているのか不思議に思うくらい食欲も普段通りでしたし、元気も普通にありましたし、特に吐き気もなく、毛も抜ける事もありませんでした。逆に、何も大変なことがなかったのが心配なくらいでした。

その後、化学療法のクールが終わり、前から体に沢山あった体表腫瘍を「動物手術センター」にて切除してもらいました。癌治療よりもこちらの術後の方が、傷口の管理に気をつかいました。体中に腫瘍があったものですから、舐めないようにしたり消毒がちょっと大変でした。 けれどもその傷ももう落ち着いており、今ではすっかりと良くなりました。

メラノーマ(下顎半側切除術)
犬 ミニチュアダックス ぴい子ちゃん 10歳

メラノーマ(下顎半側切除術)口が開いた時に、口の中の赤い歯茎の腫れに気づきまし た。ちょうど付近の歯がグラグラしていたので、そのせいかと思っていましたが、それは腫瘍でした。

かかりつけ病院では、切除をする為には、まず細菌を殺すことが先とのことで、1週間の投薬治療が行われました。しかし、その1週間で腫瘍が大きくなるのが目に見えてわかりました。

腫瘍がこんなに速く大きくなるなんて、かなりの確率で悪性だから、下顎ごと切除が必要かもしれず、そこまでの手術はかかりつけ病院では無理と言われ、アニマルメディカルセンターを受診しました。

「顎を取るって、どうなってしまうんだろう……」と日々眠れませんでしたが、少しでも長生きして欲しかったので手術をお願いしました。
手術は無事終了。

顎を半側取ったその日のうちに退院。どんな顔になってしまうかと思っていましたが、ほとんど以前と変わらないのでびっくりしました。
よーく見ないと顎が無いことなどわかりません。

術後しばらくは、口からは何も食べられませんでしたが、少ししてからは食事ができるようになりました。しかし、口から水を飲むと、ひどく口を気にして大変でした。
これから化学療法をスタートしますが、もしも副作用で苦しんだら…とか思うと、とても迷いました。やるべきかどうかを、本人で はなく、飼主が決めなければならない事は辛い事でした。しかし、これ以上の打つ手立てはないと言われた時の事を考えたら、「選択肢があるのであれば、やってみよう!やってみて、少しでも転移を食い止めてあげられるのなら」と決断しました。

まだまだ不安はありますが、少しでも長生きして欲しいので、できるだけのことはして頑張ってあげるつもりです。

盲腸腫瘍(癌)
犬 雑種 アル君 13歳

盲腸腫瘍(癌)アルは、こんなことがきっかけで、悪性腫瘍に対して化学療法をはじめることになりました。
お正月の元旦の日のこと、便の色が黒い事に気づき、心配だった為、アニマルメディカルセンターへ連れて行きました。心当たりは、家中に散らばっていたガラスの欠片でした。

レントゲン検査の結果、胃内に割れたガラスビンが写っていた為、緊急に手術が行なわれ、ガラスの異物は無事除去されました。しかしその際、同時にアルの盲腸に病変が見つかった為、その病変の切除と病理検査をお願いしました。

結果は、悪性腫瘍でしたので、直ちに癌センターでの化学療法をお願いしました。
ちょうど2年前の1月2日、家族が癌で天国へ行った事を思うと、化学療法の決断には迷いはありませんでした。せっかくこうして早めにアルの癌が見つかったことですし、早く治療して家族の分まで長く生きていって欲しかったからです。

化学療法が始まりましたが、食欲も元気もあり、普段と変わらない生活が出来ています。最近は薬が苦手になったようで、飲ませるのに2人がかりになってきましたが、アルの為にいろいろと工夫しながら頑張って投薬しています(笑)。

お正月がお正月ではなかったと、飼い主さんは涙ながらにお話してくれました。天国のご家族が、かわいいアル君の体にできた悪性腫瘍に気づいて、早期発見、早期治療が出来るように、運命を導いたのかもしれませんね。

肺腺癌・白内障・僧帽弁閉鎖不全症・ジステンパー・脾臓切除他
犬 プードル モーフィーちゃん 14歳

肺腺癌モーフィーは、

1…肛門嚢破裂で手術。
2…脾臓腫瘍による脾臓摘出。
3…胆嚢摘出。

それらに加えて発作持ちなのですが、きちんと定期的な検診をし、体の具合を把握した上で一緒に生活をしています。

半年おきのドックで肺に影が見つかり、今回生検手術の為開胸手術を受けました。今までもアニマルメディカルセンターで診てもらってきましたので、全てお任せしました。というのも、こちらの病院は原因と治療をはっきり話して下さるからです。自分としてはその方がその事実を前向きに捉えることができ、病気に対する治療方法を決めて進んでいく事ができるので、先行きの見通しができるからです。

治療するにしても、それぞれの動物の生活や性格、環境を一番に考え、そして提案をしてくれますし、手術にしても、当日夜には退院させてくれ、色々と自宅でのケアの指導もしてくれますから、私としましても、それらに大変共感を持っております。

半年おきにドックを受けていても、今回問題が見つかり、改めて人間の半年と犬の半年の長さの違いを感じました。

肺の腫瘍は癌でしたが、自宅でのサプリメントの利用や3か月に1度の癌ドックを受けて定期的にモニターして、今後もモーフィーが心豊かに生活できるよう心がけていきたいと思います。

今では、アニマルメディカルセンターでの最高齢記録を作るつもりで病院とうまく付き合って行こうと思います。

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