会陰ヘルニア
犬 エモちゃん
ある日突然、排便しずらそうにしていたので、かかりつけで診てもらいました。
「もし今後お尻が膨らんでくるようだったら、ヘルニア」と言われました。
そのうち言われたようなお尻のふくらみに気付いて再度かかりつけへ。かかりつけの先生がアニマルメディカルセンターで手術してもらうように紹介してくれました。
手術は初めてでしたが、思ったほど苦労は少なく、エモも順調に回復しました。今ではすっかり良くなり、排便スムーズです。
会陰ヘルニア・体表腫瘍（肥満細胞腫）
犬 フレンチブルドッグ ジダンちゃん 10歳
ある日、散歩をしている時、ジダンの後ろ姿を見ていてお尻の左右の大きさが違う事に気が付きました。触っても特に痛がりませんし、いつも通りちゃんと排便もしておりましたが、大変気になりましたので、普段からお世話になっている「センター病院」で診てもらう事にしました。
詳しい検査の結果、会陰ヘルニアである事が判りました。去勢手術をしていなかった影響が大きいとの事で、この時は早めに去勢しなかった事をとても後悔しました。もちろんすぐに「動物手術センター」へ手術をお願いしました。加えて大腿部にもともと小さい出来物があり、それが平べったく大きくなってきていましたので、それも診てもらい、体表腫瘍との事でしたので一緒に摘出してもらう事にしました。
その腫瘍を組織検査してもらった所、肥満細胞腫という悪性の腫瘍である事が判り、とても驚きました。
術後、1週間位は夜鳴く事が多かったのでちょっと心配しました。食事をふやかしてつぶして与えたり、便通を良くする薬を処方してもらったりして排便に負担がかからないように気を付けました。また、大腿部の肢の筋肉の良く動く部位でしたので、傷口が開かないようにとても気を使いました。
おかげで今では傷口も良くなり、普段と同じような生活に戻りました。
今回痛感したのは、半年なり、1年に一度は予防ドックを受けてしっかりと健康チェックしておくべきだったという事です。今後は、定期的に検診を受けていこうと心から思っております。
会陰ヘルニア
Qoo（クー）ちゃん 11歳 犬 ミニチュアダックス
2ヶ月くらい前、シャンプーをしていた時に、お尻の横に親指の先位のふくらみがあることに気が付きました。
ある日、急に食欲が落ちてきて、排便をちょこちょこと頻繁にするようになり、しぶりもありました。
かかりつけ病院で診察を受けたら、会陰ヘルニアであることが判明し、手術を勧められ、手術をするならと「動物手術センター」を紹介してもらいました。
手術はお願いすることに決めていましたので、前もってアニマルメディカルセンターに電話を入れ、受診する前の日から、スタッフの指示を受け、絶食して上診しました。
そのまま詳細な全身検査を受け、翌朝に手術となりました。
入院や手術などは初めての経験で、色々と心配はありましたが、スタッフの方々がとても熱心に病気や治療の説明をしてくれ、親身になってアドバイスをしてくれたので、治療期間中とても心強かったです。
手術は無事に終了し、退院後は便もしぶらずにスムーズに出るようになりました。
元々好き嫌いがあり、食欲が中々元に戻らずに困りましたが、色々と工夫をし、何とか食べるようになりました。
今までは人間の食べ物を与えていましたが、これからは食事内容の改善をしていくつもりです。
会陰ヘルニア
犬 ミニチュアダックス メルちゃん 8歳
群馬県から2 時間半かけて、アニマルメディカルセンターの「センター病院」へやってきました。このアニマルメディカルセンターは、仕事の関係で川崎にもよく来ており、知っていました。
先日、近くのかかりつけ病院にて会陰ヘルニアの手術を受けましたが、どうもうまくいかなかったようで、ヘルニア部が再び出てきてしまいました。もともとは、昨年の秋頃より、便が平べったく細くなり始め、おかしい なと思ったのが始まりでした。そのうちにあきらかにヘルニアのような感じになり、かかりつけ病院を受診しました。そこでは便を軟らかくして様子を見ましょうとのことで、しばらくお腹を 押して便を出したりしていたのですが、その後、根本治療をした方が良いと言われ、その病院で手術を受けました。 手術はしたものの、再発してしまい、「これは、もうダメだ！」と思い、「会陰ヘルニア」というキーワードでインターネットで調べ、アニマルメディカルセンターの 治療例のページへ辿り着きました。
自宅からはとても遠いのですが、「センター病院」にかかり、手術専門の「動物手術センター」に て手術をしてもらい、今はとても良い経過です。
排便も自分で出す事が出来るようになりました。遠くても受診した甲斐がありました。
会陰ヘルニア
犬 ポメラニアン チューイちゃん ９歳
朝起きたら元気がなかったのです。いつも元気一杯なのにこの日は静かなのがまず、おかしいと思いました。トイレに尿するでもなく、立ち尽くしていたのです。
「こんな仕草はおかしい・・・」 様子をみていたら、昼になって嘔吐し始めました。「これは、マズイ！」 かかりつけ病院は連休中でお休みだった為、電話で調べてアニマルメディカルセンターを受診しました。
アニマルメディカルセンターへ来院して、検査をしても らったところ、会陰ヘルニアということが判明しました。そこで「動物手術センター」で手術をする事になりました。
以前、鼠径ヘルニアは手術した事があるのですが、お尻の周りが出ている事には全く気が付きませんでした。
手術後は割りとすぐに元気が回復し、嘔吐もしなくなり、食欲もすぐに元に戻りました。 毛がふさふさな子なので、腫れたり、出ていたりなどの体の状態の変化は中々気付きにくいものですね。お尻周辺を今回の手術で毛刈りされて改めてみると、尻尾がこんなに細いとは思っていませんでした。（笑）
受診して、すぐに悪いところが判り、手術してこんなにあっというまに元の元気な状態になれて本当に良かったです。
チューイという名前は「スターウォーズ」に登場する「チューバッカ」という茶色の毛むくじゃらなキャラクターの名前から取りました。けれどもマイナーなのか今まで誰にもこの名前を知っている人には出会ったことがありません。今回、スタッフの方に「もしかしてスターウォーズの チューイですか？」と聞かれ、感激しています！
会陰ヘルニア
犬 マルチーズ マルコちゃん ９歳
月に一度、近所のお店でトリミングをされています。前回行った時に、お尻がふくれているので、動物病院へ行ったほうがよいとトリマーさんに受診を勧められました。 アニマルメディカルセンターは近所なので、前からご存知でした。以前救急センターも利用していたこともあり、“診てもらうならここ！”という事で、来院され、 手術を行いました。
難しい手術でしたが、無事終了。 術後、その日の夜は、枕元に来て「クンクン」鳴いていたので頭をなでてあげたり、公園まで抱いて連れて行き、排泄を促したりと、色々とご苦労はあったそう ですが、1週間位で食欲も元に戻り、元気になったそうです。 また、マルコちゃんは当院で用意してくれた「ピルポケット」という投薬用のおやつがとても気に入り、お薬を嫌がらずに飲んでくれたので回復が早かったのか もしれません。
「会陰ヘルニアは、人間の病気だとばかり思っていました。犬にもこんな病気にかかるんですね～！！！」と、とても驚いていらっしゃいました。
会陰ヘルニア 直腸憩室
犬 パピヨン シフォンちゃん
便秘がちで、排便の時に痛みで鳴き声を上げたり、しぶる様子のあったシフォ ンちゃん。かかりつけの病院で会陰ヘルニアの診断がついていました。ただし非常に難しい手術なので、食事療法で便を出しやすくしたりなどの内科療法を受けていまし た。
しかし一向に状態は改善しないため、飼い主さんは手術してあげることを積極的に考えるようになったそうです。そんなときに当院のHPをご覧になって、無料電話相談を知り、ご利用になられたそうです。「先に電話ででも相談することができたのが助かりました。訊きたいポイントを答えてもらえ、難しい手術と聞いていましたが、不安が払拭されまし た。」 飼い主さんはシフォンちゃんの手術を決断なさいました。
手術は無事終了し、術後2～3日は1時間半ごとに鳴いたり、約2週間くらいは食欲にムラがあったりでご苦労があったそうです。しかし、シフォンちゃんは難しい手術を乗り越え、今では排便痛もなく、スムーズな排泄が行えています。
毎日の日常生活のことですから、本当によかった。飼い主さんは笑顔でお話し下さいました。「遠方から引っ越してきて、HPで病院を検索してAMCにたどり着きました。いろいろな治療例を読んで、背中を押された感じがしました。」こんなお言葉も い ただきました。 いろんな形で少しでも、苦しんでいる動物やご家族のお力になれればいいと思います。
会陰ヘルニア
犬 チワワ チビちゃん ７歳
強情だけど甘ったれだというチビちゃんは、飼主の膝の上に乗るのが大好きです。体は小さいけれど気は強いです。体の大きなワンちゃんにだけは吠えること もありますが、基本的にどんなワンちゃんも大好きなので、見かけると近づいていってお友達になろうとします。とても積極的です。
ある日、お尻が腫れ、金切り声をあげて、出そうとしても便が出ませんでした。尻尾を触ると痛がります。日中は病院に行けなかったので、夜中になって病院へ 連れて行きました。先生が、絵を書いて説明してくれたのでわかりやすかったそうです。そして会陰ヘルニアの手術を受ける事になりました。チビちゃんを預 け、帰宅した飼主はインターネットで調べ、「去勢をしていない」「中年の犬」、他、会陰ヘルニアになりやすい条件がチビちゃんにはピタリと当てはまる事を 初めて知りました。
手術後は、カラーが気になって散歩に行かなかったり、おしっこをしなかったり、夜はお尻を気にして２時間おきに起きるので、頭を撫でてあげて一緒に寝てあ げると安心して眠りにつきました。そばに飼主がいてくれると、それだけで心強いものです。最初はそんな調子でしたが、次第に元気が出てきていつものチビ ちゃんに戻ってきました。
「お手！」チビちゃんのご機嫌が乗らない時はしません。その代わり、欲しい物がある時は言ってもいないのにちゃんとお手をします。気分屋という一面もある ようです。自分と同じチワワが特に好きなので、チワワを見るたびに嬉しそうにかけよる、かわいいチビちゃんです。
会陰ヘルニア
犬 シーズー ゆうたちゃん ８歳
突然、聞いたこともない声でゆうたちゃんが鳴きました。様子をみると、便がでないようです。庭につれていっても出ません。本人は排便姿勢をとるのに出なく、うろうろとしています。元気なことは元気なのですが、心配なので病院にいきました。
検査後、会陰ヘルニアと診断されました。
ヘルニアになった原因の去勢手術も合わせて手術する必要があり、同時に行いました。飼主は、去勢をすることでヘルニアの予防になることを初めて知り、勉強になったそうです。
去勢手術はかわいそう、それに1匹で飼っているので、問題がないならば、できればしたくない、と思う方が多いのかもしれませんが思いがけない病気がありました。
手術後の投薬はハム･チーズにくるんで投薬するなど工夫しました。便が出にくかったり悲しい声をたまに出す事もありましたが、長くは続かず、1週間も経 つと元気になりました。今は全く手がかからない仔なのだそうです。
だっこされたゆうたちゃん、まんまるい大きな黒い目が何か話しかけてくるような感じがし ました。
