皮膚腫瘍

皮膚腫瘍
ゴールデンハムスター ダイスケちゃん 2歳

ダイスケちゃんは2歳になるゴールデンハムスター。
首元に悪性腫瘍が出来て、切除手術を受けました。
術後は傷口を気にする様子もなく回復し、
ケージのトンネルもくぐって移動出来ちゃいます。
小さくても、頑張ってます!

皮膚乳頭腫・右下眼瞼/右外耳入口腫瘍
ジャンガリアンハムスター ヒナちゃん 1歳

ものもらいのような腫瘍が眼の下にできました。

「自然に治るか、取れるか?」と思っていましたが、そのまま状態は変わりませんでした。そこでアニマルメディカルセンターにかかる事にして手術で切除してもらうことにしました。ハムスターとしては高齢ですが、手術を無事に乗り越えました。退院後は、自宅でのケアに頑張りました。

部屋をきれいにしたり、食事をふやかして食べやすいようにして与えたり綿棒でグルーミングの手助けをしたりして、ケアを頑張りました。食欲はありましたし、薬もちゃんと飲んでくれたので、体の調子はどんどん良くなりました。ただ、カラーが取れた時には毛が抜けるほどこすってしまい、手術の傷よりもそちらの方がひどいくらいでした(笑)。今では、すっかりと良くなり、毎日元気で過ごしております。

左前肢腫瘍切除・前立腺肥大
犬 ランディちゃん 10歳

トリミングに出した際、トリマーの方より左前肢に何か腫瘍のようなものがあると指摘を受けました。それまでは特に症状もなかった為、全く気が付きませんでした。

すぐにかかりつけ病院で診てもらうと、腫瘍にも良性と悪性があるので詳しく調べた方が良いと、アニマルメディカルセンターを紹介してもらい、「センター病院」で詳しい検査をお願いしました。

手首の辺りに腫瘍がある為、断脚の可能性も考えなければならないとのお話を受けましたが、先ずは腫瘍のみ切除する事を希望し、手術を受けました。同時に前立腺肥大と歯の治療もお願いしました。

術後、まもなく退院となり、自宅でのケアが始まりましたが、退院後数日は食欲があまりなく、排泄も少ないままでちょっと心配になりました。しかしその後、大量に排泄があり、それからはグッと体の調子も良くなりました。組織検査の結果、肢の腫瘍は良性である事が判明しました。悪性でなくて良かったです。

今まで大きな病気ひとつしてこなかったランディーでしたので、手術もケアも初めての事でしたが、スタッフの方々に支えられて頑張る事ができました。お陰さまで、今ではいつものランディーに戻り、元気に暮らしています。

腹部皮下腫瘍切除
猫 雑種 カレンちゃん 9歳

猫 皮膚腫瘍触られることが好きな子なので、普段からよく体を触っていました。するとお腹あたりに何か膨れていることに気が付きましたが、1週間位経つと5cm位の大きさになってきました。

特に触られるのを嫌がったりしたわけではありませんが、乳腺腫瘍だと怖いので、手術を受けるつもりで、すぐに「動物救急医療センター」で診てもらいました。

検査の結果、やはり腫瘍である事が判明し、切除を勧められたので、そのままお任せしました。手術に対する不安はまったくありませんでした。ただ本人が少しの間でも、私たちと離れてしまうので、精神的に大丈夫かとむしろそちらの方が心配な位でした。

手術当日には無事に退院でき、お迎えに行った時は、何か寂しそな感じでしたが、私達と帰ると本人もホッした様子に変わりました。

痛み止めがよく効いていたようで、特に傷を気にすることはありませんでしたが、ドレーンから液が出て、肢の汚れがひどくなるので、傷口の衛生には気を付け、消毒をしっかりと行いました。カラーはそれほど苦ではなかったようでした。

一生懸命ケアに努めたおかげで、今ではすっかりと良くなりました。病気に早く気が付き、迅速に検査をしてもらい、すぐに手術を受け、病理の結果も良性との事でしたので、全てにおいて良かったと思っています。

大腿部腫瘍
犬 ゴールデンレトリバー エミーちゃん 10歳

大腿部腫瘍 犬エミーとは一緒に寝ています。いつものようにブラッシングをしていると、右後肢の付け根部分に腫瘍がある事に気が付きました。

始めはとても小さかったのですが、日に日に大きくなり、「まだ大丈夫かな・・・?」と思いつつ様子を見ていました。

しかしやはり心配になったので、病院で診てもらう事にしました。同居犬が以前、脱臼をしてその手術をかかりつけ病院でやってもらっていたのですが、術後の傷口の治りが悪かったこともあり、アニマルメディカルセンターで診てもらうことにしました。

詳しい検査を受け、エミーにとって初めての手術を「動物手術センター」でお願いする事に決めました。肢の付け根の難しい場所でしたが、キレイに摘出してもらいました。術後の傷跡がとてもきれいなことには感心しました。

自宅に戻ると、同居の子との隔離が大変でしたが、順調に回復していきました。自分も腰の手術をしなければならなかったのですが、自分よりもエミーの手術を優先しました。大事な家族ですからね。

これからは、一日でも長く一緒に生活していけるように、飼い主が毎日毎日ちゃんと健康管理をして行かなければと思っています。

左後第3指肉球腫瘍(未分化肉腫)
猫 雑種 モニちゃん 15歳

肉球腫瘍(未分化肉腫)

普段から、爪切りを毎月1回行っております。

ある時、1mm位の血マメを肉球の先端に見つけ、1ヶ月後には倍以上となり、5mm位の大きさにまでなってしまい、びっくりしました。

すぐにかかりつけ病院である「センター病院」で診てもらい、結果、緊急に切除をした方が良い事が判明し、「動物手術センター」にて手術をお願いする事にしました。

病理の結果、その腫瘍は悪性のもので、指を断指することとなりました。私達も「センター病院」には慣れていましたので、きちんとした説明にも納得でき、治療の事をすべて冷静に受け止める事ができました。

術後しばらくは、トイレに誰かが付き添ってあげるようにしてあげました。カラーは初めての経験だったので、最初の頃は固まっていましたが、すぐに慣れました。食事は一粒づつ手で食べさせてあげました。

今回の事で、「これはすごいな!!」と思った事があります。それは、指を1本切除したのに、肉球の水かきがきれいに残って、何ら生活にも支障をきたす事も無く、見た目もとてもキレイだった事です。腫瘍が初期の小さいうちに気付いて手術を受ける事ができて良かったです。これからは、定期的に癌ドックを受けて管理して行こうと思います。

頸部腫瘍 前肢腫瘤
犬 MIX さくらちゃん 15歳

犬の頸部腫瘍 前肢腫瘤さくらちゃん の頸部には腫瘍がありましたが、高齢なこともあり、手術をすることをとてもためらっていらっしゃいました。しかしその部分がだんだん大きくなり、引っ掻いたり、出血をするようになってきた為、“手術をするなら昔から歯の治療などでお世話になっている「アニマルメディカルセンター」で” と決意されました。

飼主さんと少しでも離れるのを大変嫌がるさくらちゃん。そんな性格も考えて、手術当日は早めに来院され、手術。そしてその日のうちに退院されました。

術後、投薬などはとてもスムーズだったのですが、ちょっと人間から逃げる感じが見られました。 しかし、入院もしなかったので、3日くらいで元のさくらちゃんに戻ったそうです。

その後、前肢にあった腫瘤の手術も受けました。 いつもは鳴いたりしないのに鳴き声をあげていたので、腫瘤は相当痛かったようです。

術後、傷が乾燥し始めてからの回復は早かったそうです。 昨年秋から続いていた前庭疾患の治療もこの春に終わり、やっとひと段落。 現在では落ち着いた生活を送っていらっしゃるとの事でした。

頸部腫瘍
犬 MIX(シーズー×プードル)蓮 (レン)君 4歳

皮膚腫瘍 犬

体を触ってい て気付きました。ポツッと何かが出来ていたのですが、単なるカサブタかと思い、特に気にすることはありませんでした。それが3週間後には小豆の粒位の大きさになってきた為、かかりつけ病院でもあるアニマルメディカルセンターにて、歯科治療の予約を入れていたので、一緒に切除をお願いする事にしました。

手術は無事終わり、退院となりました。 退院当日は元気が良かったのですが、翌日から食欲がなくり、ちょっと気分が不安定な感じでしたが、時間が経つと普段のレンに戻りまし た。

我が家には猫が10頭ほどおりますが、レンと仲の良い猫がレンの傷口を舐めてくれてしまうので、十分注意をしました。 また、組織検査の結果、腫瘍は良性でしたので、ホッとしました。小さいうちに取ってしまって良かったと思っています。

左頬部腫瘍(アポクリン腺腫)
犬 ラブラドールレトリバー チャーリーちゃん

犬の左頬部腫瘍(アポクリン腺腫)左の頬にしこりがあることに気が付き、友人に相談したところ、顔にできる腫瘍は心配なので、組織検査の手術をして調べた方が良いと言われました。

検査の結果が良性であればそれに越した事はないし…ということで、手術をするつもりでアニマルメディカルセンターにかかりました。

結果が出るまではとても心配しましたが、手術の結果、良性だったのでほっとしました。

術後は、カラーが付いているせいで、いつも入るハウスにはつっかえてしまって入れず、寝床を移動しなければならなかったり、本来、傷口を舐めたり引っかい たりしないようにエリザベスカラーをするものなのですが、慣れてくるとチャーリーも賢いもので、机の角のようなカラーの中に入るようなところで傷を引っ掻 くようになってしまい、かかないようにさせるのに苦労しました(笑)。

投薬もちょっと大変で、何かにくるんで与えても、口の中でモゴモゴして、美味しい所だけ食べて、肝心の薬をプッと出してしまいました。

それではと、こちら も考えておやつを他にも少し余分に用意して、モゴモゴやる前に、「ハイ!次! ハイ!次!」というように、食べなければならない状態にしてみると、いつの間にか薬も 食べてしまっていました。チャーリーとの知恵比べ?ですね!(笑)

やっとカラーが外れますが、このカラーも雨の日の散歩には役立ちそうです。体はレインコートでぬれなくても頭部はぬれていたのです。カラーしていけば、傘代わりになるわ!なんて思っています。

口唇腫瘍
犬 豆柴 タロウちゃん 2歳

口唇腫瘍 犬下顎の先端の 辺りに、蚊に刺されたのかと思うような赤いポチッとした出来物を見つけました。それが3ヶ月位で、どんどん大きくなってきて心配になってきました。

ワクチンや定期健診などで日頃からセンター病院に通っていましたので、先生に相談し、切除することにしました。

手術は無事終わりましたが、その後が……大変でした…!

ちゃんとエリザベスカラーをしていたのですが、どこかに擦って傷口が開いてしまったのです。それも2回もです。あまり皮膚の寄らない部分でしたので、自然癒合を待つという治療になりました。このカラーとは3ヶ月間のお付き合いとなりました。

薬は食事に混ぜて与えたらうまくいきました。 カラーが取れるまで、タロウは座布団の上に座ってばかりいました。

カラーを付けた生活は大変でしたが、早めに気が付いて、早めに手術をしてもらう事ができ、病理検査の結果も良性でしたので、ホッとしています。

症例一覧に戻る