乾電池の誤飲
犬 ボーダーコリー ZOPHIEちゃん
ボーダーコリーのZOPHIEちゃん、
テーブルから落ちてきた乾電池を口に入れてしまい、
「No !!」と声をかけた瞬間に飲み込んでしまいました。すぐさま救急病院を探しました。来院してすぐ緊急手術で無事乾電池を取り出していただきました。
「やはりこのような救急病院のシステムというのは今の社会には必要で、そのニーズに合っています。今回のことでとてもそう思いました。」
ZOPHIEちゃんの飼い主さんからお言葉頂きました。
ZOPHIEちゃんは人も大好き、犬も大好き、猫も好き。抜糸も終わり、もうすっかり元気になって良かったです!
飼い主さんの靴をかじって異物摂取
犬 レオちゃん
玄関でガタンと音がして、見に行ったらすでに革靴の踵を噛み砕いてスリッパ状態にしていました。
以前も革ベルトをかじってしまい、吐いたり便で出たりしたことがありました。どうも革製品が好きらしくて・・・。
今回は様子がおかしく空嘔吐し続けぐったり横になってしまい、心配で半泣き状態で夜中に救急病院へ駆け込みました。
すぐ内視鏡と手術で無事異物はすぐ取り出してもらえ安心しました。
術後は食事の回数を分けなければならなかったことだけ少し大変でしたが、飲み薬が大好きで、順調に自宅治療ができました。
これからまた同じことを繰り返さないように考えなければなりません。私たちの靴もそうですが、家の壁などもかじってしまい、それって結構な被害金額で・・・。
ひとまず回復して元気になって良かった。これから頑張って躾けていきましょう!
”乾燥ささみ”のおやつを喉に詰まらせた
犬 チワワ 姫ちゃん
いつものおやつをあげて朝仕事へ出かけたんです。
夜仕事から帰ってきてしばらくしたら、息がおかしくてグッタリ横になっちゃって、慌てて夜間救急へ来ました。
検査してもらったら、何か喉に詰まってるらしく呼吸状態も悪くて肺の状態も良くないという話で。とにかく内視鏡で診てみるから、場合によっては手術ですと言われて、すごく心配でした。で、手術してもらい出てきたのは、“乾燥ささみのおやつ”でした。噛まずに飲み込んで、丁度すっぽり喉に詰まったようで…
術後の回数を分けた食事療法や投薬は大変でしたが、仕事時間を家族で調整したりして頑張りました。
先生からは「もうこれから同じおやつはあげないで下さい」と。今回はうまく取り出せて今では元気になって良かったです。
食道内異物の手術を受けた姫ちゃんの飼主さんがお話しくださいました。
梨を塊ごと飲み込んで喉に詰まらせた
犬 ジョイちゃん
ジョイちゃんは元日に緊急手術を受けました。
切った梨を塊ごと飲み込んで、食道に詰まってしまったのです。ジョイちゃんは苦しくてパニック状態に陥っていたと飼主さん。
これは大変と急いで救急センターへ連れてきて、内視鏡、手術で無事取り出せました。
梨やリンゴを詰まらせて来院されるケースは決して少なくありませんので、十分注意が必要です。
ねずみのおもちゃを誤食
猫 トロちゃん
大小連結しているネズミのおもちゃが大好きなトロちゃん
小さい方のネズミが無くなっているなぁと思ったら、嘔吐症状が現れ、徐々に食欲元気もなくなり、きっと夢中になりすぎて、小さいネズミを飲み込んでしまったのでは?と飼主さんは心配して来院されました。
予想通り、検査で怪しい所見がみつかり、手術を受ける事に。消化管からネズミが無事取り出されました。
術後は嘔吐もなくなり、元気を取り戻しヤル気満々なトロちゃん。
今回の一連の因果関係は、勿論わかっていないようです…。
紐状異物(ミサンガ)摂取
犬 チワワ ベルちゃん
外したミサンガ(手首に巻くアクセサリー)をかじって遊んでいるうちに飲み込んでしまったベルちゃん。
紐状異物は胃腸内で閉塞や重度な穿孔を引き起こす事もあり、特に注意が必要です。
ミサンガが無くなっている事に気づいてビックリ、大慌てしている飼主さんをベルちゃんはキョトンと見ていたんだとか…。
すぐ夜間病院へ連れてきていただいたので迅速に処置が出来、大事には至らず幸いでした。
靴下を食べてしまった
犬 ビーグル マロンちゃん
マロンちゃん。
靴下をくわえているのを取り上げようとしたら飲み込んでしまいました。
でももしこれが誰も見ていないところで、そしてすぐには気付かなかったら、マロンちゃんの細い消化管に靴下は詰まってしまっていたかもしれません。
不幸中の幸い、詰まる前に無事手術にて取り出すことが出来ました。
この機会に一緒に去勢手術も受け、現在はとても元気にしております。
異物摂取/術後…医療用プロテクターを着用
犬 ポメラニアン きなこちゃん
異物摂取してしまい、手術を受けたきなこちゃん。
お腹の傷を舐めないように着せる医療用プロテクターを着用。
エリザベスカラーが苦手な子にはとても有効的な服です。
ふわふわモコモコなきなこちゃん。
実はほっそりスリムな体だったんですね。
お菓子を包装ごと丸々全部飲み込んでしまった
犬 シュナウザー アンジーちゃん
椅子を中継の踏み台にして、テーブルの下にあったお菓子を包装ごと丸々全部飲みこんでしまったアンジーちゃん。
飲み込んでしまった包装は手術で無事取り出せました。
腸に詰まってしまわなくて良かった!
骨ガムをそのままゴクンと飲み込み、空嘔吐が始まり…
犬 チワワ リリーちゃん 8ヶ月
リリーは普段から食べる事が大好きな子でした。
その日も目の前で骨ガムをかじっていましたが、骨の形そのままでゴクンと飲み込んでしまい、飲みこんだ直後から首の部分が明らかに太く見えました。
その後から吐きたくても吐けない仕草で、空嘔吐しだしました。インターネットで夜間救急で診療してくれる病院を探し、「日本動物救急医療センター」へ駆け込みました。
到着するとすぐに検査が始まり、内視鏡検査を受け、食道付近にあったガムを内視鏡と外科手術で取り出すことになりました。まさか骨ガムがこんな大ごとになるとは思っていませんでしたのでびっくりしました。
手術は無事に骨ガムを取り出す成功いたしました。
手術後、空嘔吐は全くなくなりました。
食事も投薬も苦労はなく、薬もおいしくいただく感じでした。カラーはトイレで動けなくなってしまったりとちょっと苦労はありましたが、それ以外は日増しに順調に回復しました。
もう、骨ガムはやめる事にし、今後は食べ物に十分注意して行こうと思っています。
ヘアアクセサリーのシュシュをスルッと飲み込んだ!
犬 MIX(シュナウザー×シーズー) ジェイちゃん 1歳
髪を結ぶシュシュをたまたま咬んで遊んでいました。皆で見ているうちにそのままスルッと飲み込んでしまって、家族全員びっくりしました。
もともとアニマルメディカルセンターは実家が近くにあるので知っていました。
すぐに電話で相談して「日本動物救急医療センター」に連れて行きました。
詳しく検査をしてもらい、やはり手術して異物をとった方がいいとのお話で、そのまま入院し、「動物手術センター」にて手術をお願いしました。手術は無事終わりました。
この時、ジェイ自身は置いて行かれたさみしさが強かったみたいで、手術後すぐの退院でしたが、迎えに行った時には、帰りたくてすぐに近寄ってきてくれました。ただ今回さみしかったのがトラウマになったのか、自宅でも家族にべったりになりました。即日退院でき、少しでも早く家族の元に帰ってくる事ができて良かったです。
傷口が治りかけの時にかかゆいのか少し気にしていてかわいそうでしたが、本人の元気や食欲は元に戻り、元気で生活しています。
検査にて異物摂取が判明(子供用靴の紐)
犬 ジャックラッセルテリア シュテファニーちゃん 7歳
普段はとても明るい活発な子です。しかし今回は家に帰ると尻尾を下げており、元気があきらかにありませんでした。その場にうずくまってしまい、これはおかしいと思い、連れて行きました。
すぐに検査して頂いたところ、異物摂取とのことで「動物手術センター」にて手術となりました。中からは紐状のものが出てきました。恐らく子供の靴の紐ではないかと思うのですが、今でもはっきりと何なのかわかりません。
手術を受けるので病院へ預ける時には、不安な表情をしていたので、置いていくのがとても忍びなかったです。けれどもすぐに手術で取り出してもらえましたので本当によかったと思っています。
術後2日目くらいから徐々に元気が出始め、リードを持ってきたりするようになりました。
今回一緒に避妊手術もしてもらいましたが、今後は異物摂取しないように十分注意しなければなりません。
モコモコのファーを飲み込む
犬 ミニチュアダックス チャーリーちゃん 11歳
バックにチャームとして付いているファーをかじっていました。
「いけない!」と思い、取り上げようとしたところ、取られまいと飲み込んでしまいました。毛がモコモコしたものでしたので、本人は何か小さな獲物の様に思っていたんでしょう。
症状は何も出ませんでしたが、吐こうにも、消化しようにも、絶対に喉や腸は通過しない大きさだと思いましたので、「日本動物救急医療センター」を受診しました。
センターでの検査後、すみやかに手術という運びとなり、「動物手術センター」にて手術をしてもらいました。今回一緒に去勢手術もして頂きました。異物は無事取りだしてもらいました。
術後は傷をなめないように医療用のガーゼウェアを着せてケアしました。どうしても排泄の後、お尻回りに汚れが付着するので、2着あると着まわし出来て良かったなと今になって思いました。
投薬では抗生物質が苦いのか飲むのを嫌がりはしましたが、食事もきちんと食べてくれて順調に回復してくれました。 現在は、元のように元気に暮らしています。
お手製の首輪を誤飲
犬 チワワ あずきちゃん 4ヶ月
お手製の首輪をしていましたが、ある日、何かの拍子に外れてしまい、それを口にくわえていたところを発見しました。取り上げようとしたましたが、取られまいとゴクンと飲み込んでしまいました。
飲み込んだ直後は、翌朝まで経過を見ようかとも考えましたが、この子の体の大きさを考え、こんなものを飲み込んでしまったら大変なことになるかもしれないと心配になり、インターネットで検索して「日本動物救急医療センター」を見つけ、すぐに地図をプリントし、夜間受診しました。
すぐに検査をしてもらい、その結果、手術で取った方が良いとの先生のお話がありました。今までワクチン程度しか病院の経験が無く、治療や入院、ましてや手術は初めての経験でしたが、丁寧な説明を受け、すべてお任せすることにしました。
術後の面会ではそれほどダメージは大きくなく、落ち着いていましたので、そのまま退院できました。自宅では猫も一緒に飼っていましたので、隔離してケアを続けました。食事や投薬の苦労は特になく、順調に回復していきました。
何時も家族みんなこの子の笑顔で明るく癒されています。これからもこういった事には十分に注意をしなければならないと、今回、身の引き締まる経験をしました。
サランラップを食べてしまった
犬 パグ 陽菜(ひな)ちゃん 7ヶ月
いつもなんでも拾い食いする子なんです。散歩の時でも煙草の吸殻やら、ゴミ箱の中のものやら・・・。
つい先日、今回こうなる前にも、かなり大きなサイズのサランラップを食べてしまいました。口にくわえていたので取り上げようとしたら、逆に取られまいと飲み込んでしまい、その日は様子を見て、翌日かかりつけ病院に相談した所、食べてから結構時間が経ってしまって危険である事を指摘されました。しかし、この時は運よく便で排泄されたのですが、かなり大きなサイズだった事にびっくりし、「出てくれてよかった…!ホッとした!」という経験をしました。
ですから、今回は食べてしまった事が解った時点で、すぐにかかりつけ病院へ相談し、アニマルメディカルセンターを紹介してもらい、受診しました。
陽菜(ひな)は体も小さいので、腸に詰まってしまったら大変だと思い、「動物手術センター」にて手術で取り出してもらうことにしました。いつかは避妊手術もするつもりでいましたので、今回一緒に手術をして頂きました。
退院後、最初の頃はカラーに慣れなかったようで、おとなしかったのですが、しばらく経つと元気が出てきました。処方食は術後もきちんと食べてくれましたし、お薬も問題無く投与できケアはOKでした。
これからも陽菜には頭の痛いところですが、先生から教えて頂いた動機づけの方法で、大事な家族の一員である陽菜の躾にがんばります。
異物摂取(タコ糸のひも)
チワワ 犬 リアンちゃん 1歳
食べたのはハムに巻いてある太く長い糸でした。
リアンがハムから外した後のタコ糸の臭いをクンクンかいでいましたが、ぺろぺろ舐めても紐をそのまま引っ張れば食べてしまう事はないだろうと思っていた所、手が滑ってしまい、そのまま紐が口に入り、あっという間に食べてしまいました。
びっくりして急いで「センター病院」へ連れて行きました。
紐状異物は怖いとの説明を受け、手術をお願いし、「動物手術センター」にてすぐに取り出してもらう事が出来ました。
術後翌日に退院しましたが、手術直後は水も飲まず、横にもならず、犬座でうとうとしたりで、食事も療法食を食べてくれなかったので、一回だけ病院で点滴治療をうけました。その後は食事を変更してもらったりしたところ、お薬はうまく飲んでくれ、徐々に食欲も戻り、元気になってきました。
カラーがあると階段が登れなかったり、多少不自由はありましたが、お洋服を着せて傷口をなめないように工夫しました。
今回、前から1週間後位に旅行の予定を立てていましたが、こんな事が起こってしまったので、まさか一緒には連れてはいけないだろうと思いました。しかし念の為に先生に相談しましたら、逆に今回リアンがつらい思いをしたのだし、経過は順調で体調も安定してきているし、きちんとリアンの管理が出来るのであれば、ペットホテルに預けて一人で不安な思いをさせるより、家族と一緒にいる事を薦められました。「それはそうだ!」と納得してリアンを一緒に旅行へ連れて行き、無事、家族一緒の時間を過ごす事が出来ました。
今回、もっと気をつけてあげていたらと反省しておりますが、無事に抜糸も終わり、小さい体で手術を乗り越えてくれたと今はホッとしています。
異物摂取(手芸用の紐)
猫 スコティッシュホールド 紫乃ちゃん 11か月
普段から紐状のおもちゃが大好きで、その日も60㎝はある手芸用の紐を見つけて、遊んでいたのでしょう。口から紐が出ていたところを発見し、1回目はうまく取り上げて別の場所に隠しました。
ところが、しばらくするとその紐がなくなっており、分からなくなりました。
怪しいとは思っていたのですが、症状もなかったので、飲み込んでしまったとは確信が持てず様子をみていました
食欲も元気も変わらないし、排泄もいつもと一緒でした。3日目、普段は食欲旺盛な子なのですが、朝から食欲が低下し、4日目には更に悪化、そして嘔吐が始まりました。それで、「あ、これは怪しい」と思い、「センター病院」へ連れてきました。
すぐに内視鏡検査を受け、紐がある事が判明し、それも腸まで行きかけていた為、引っ張る事は危険を伴うとの事で、「動物手術センター」にて直ちに開腹手術をしてもらい、無事に紐を取り出してもらいました。
術後、翌日には退院しましたが、カラーがいろいろなところにぶつかり、本人はストレスがあったようで、家に着くなり取ろうとして暴れて、しばらくカラーと格闘しておりました。食事はスプーンで口元へ持っていくと食べてくれました。投薬はやわらかいサプリメントにくるみ、喉の奥にポトっと落としてあげる感じで飲ませました。たまには出していることもありましたが、再度投薬し頑張って飲ませました。
治療中、食欲が一度低下し、スタッフに連絡し、病院で点滴を受けました。カラーをはずし、洋服を着せる事で傷口をなめない方法に変えると、食欲が戻ってくれました。
キャリーに入れて通院していたので、今ではキャリーをみると家じゅう逃げ回って追っかけっこ状態です・・・(笑)。
無事に抜糸が終わりほっとしましたが、頭がいい子なので、紐を見つけられないように気をつけようと思います。
異物摂取で開腹手術
犬 ミッキーちゃん
異物摂取で開腹手術、今はこんなに元気になりました。
散歩で何でも口にしてしまう癖、頑張って修正中です。
生ゴミや人間食を大量に食べてしまいお腹がパンパンに!/腹腔内陰睾
ミニチュアダックス 犬 ソラちゃん 1歳
普段、台所へは行かれないようにバリケードをしているのですが、ちょっとした隙に本人は遊びのようなつもりで入り込んでしまい、置いてあった生ごみをあさってしまいました。
すぐに現場を押えて止めたのですが、袋を食い破っていて、どれだけ飲み込んでしまったのかまでは把握できませんでした。
しばらく様子をみていたのですが、そのうちに呼吸が速くなり始め、それからどんどん状態が悪くなってきて、とても苦しそうな様子を見せ始め、眼もうつろにボーっとした感じになってきましたので、これは緊急事態だと思い、夜間でも診てくれる、「動物救急医療センター」へ駆け込みました。
迅速に検査をしてもらった所、もうもう、胃がパンパンに膨らんだ状態にまで大きくなっており、先生からも、とても危険な状況であるとの説明を受けました。
そのまま入院させてもらい、速やかに「動物手術センター」にて胃の中身を出してもらいました。胃の中からは、プラスチックの咬むおもちゃの破片など、なんやら色々な物が沢山出てきました。
今回、一緒のタイミングで腹腔内に停留していた睾丸の手術もして頂きました。いつかはしないと腫瘍化したりして良くないと知ってはいたのですがなかなか踏み切れずにいたので、何回も手術するよりも一度で済めばいいと判断し、今回一緒に手術して頂きました。
手術直後は、ヒンヒン鳴いて少し大人しかったのですが、食欲があり、ソラがいないところで家族が食事をしなければならないのが大変でしたね。その為交代で食事を取りました。経過も順調で、今はいつもと変わりない生活を送っております。
もうこんな事が起こらないように、今後は食事管理とバリケードを見直さなければいけませんね!