異物摂取

食道内異物(スルメイカ)
犬 チワワ  ポンズちゃん 1歳4ヶ月

いつもは嘔吐しても1回くらいなのに、この時は 一晩中、嘔吐がありました。 吐く前までは食欲もあり、いたって普段と変わりなかったのですが、最後は泡状の吐物となり、その後元気もなくなり、グッタリとしてきました。

夜中でしたが、かなり心配でしたので、以前かかった事のある「動物救急医療センター」へ連れて行きました。

直ちに検査が行われ、その結果、食道あたりに結構大きな異物の陰影が確認され、それが気管を押して呼吸にも影響しそうである事が判明し、直ちに「動物手術センター」にて手術をお願いし、異物を取ってもらうことにしました。

心当たりなど全くありませんでしたが、手術で取り出してもらったものを見せてもらった所、我が家ではおやつは与えていないのですが、おそらく散歩コース途中の河川敷に落ちていたと思われる人間のお酒のおつまみ(イカ?)らしきものが摘出されました。

術後、食事のケアがちょっと大変でしたが、流動食をあげ、早く治るよう私も頑張りました。 傷口を舐めるのを防ぐ為に、カラーを最初のうちは付けていましたが、洋服タイプのプロテクターを着せた為に大変助かりました。

今回、最初、そんなにひどい状態だとは思わず、ただいつもより吐き方が変だな?と思ったくらいでした。まさか手術する事になるなんて・・・!

その後、内視鏡で食道炎の後遺症が残っていない事を確認してもらい、すっかりと良くなっている事がわかり、ほっと致しました。

プラムの種を飲み込んでしまった。
犬 ロングコートチワワ トトちゃん 3ヶ月

ある日、トトが間違えてプラムの種を飲み込んでしまいました。不安でしたので、かかりつけ病院で診てもらいましたが、種が出てくる事はなく、手術で取り出すことになる可能性が高いとのお話でした。

その後、食欲も普段通りあり、特に調子が悪いという事もありませんでしたが、手術で種を取ってもらうなら、手術専門の「動物手術センター」でお願いしようと思い、先ずは、アニマルメディカルセンターの「センター病院」にかかることにしました。インターネットで内視鏡検査の事も知り、それを踏まえた上で、手術をお願いし、取り出してもらいました。

術後の経過はとても良く、食欲もきちんとあったので、とても順調に回復して行きました。

今では、普段と変わりない生活を送っていますが、今後はこのような事のないように、しっかりとトトの管理をしていかなければとおもっています。

小腸内異物(ネズミのおもちゃを食べていた)
猫 MIX カナちゃん 1歳

嘔吐が5回くらい続き、「何か大きな病気では?」と思い、このまま明日まで何もしないでいると脱水症状がでてくるのではないかと心配になり、夜間でしたので、「動物救急医療センター」へかかる事にしました。

すぐに検査をして頂き、結果、異物摂取の疑いがあるとわかり、「動物手術センター」にて手術をお願いする事にしました。

先ずは、点滴をして脱水症状の改善後、手術が開始され、出てきたものはネズミのおもちゃでした。手術は無事に終わり、お迎えに行くと、ケージの外へ出たくて鳴いていましたので、安心致しました。

術後、嘔吐はピタッとなくなり、食事もカラーが付いている間は、手から食べさせるとちゃんと食べてくれたので、数日で元に戻り、カラーにも慣れていきました。治療中はスタッフの方々からも電話を頂いたりしてアドバイスを受ける事が出来て、とても心強かったです。

今後は、おもちゃの管理には気を付けようと思います。(今回もかじってこわして食べてしまいそうなので、引出しにしまっておいたのに、それを引っ張り出してきて、食べてしまいました。)

胃内異物(缶のプルタブ)
犬 ビーグル  タオちゃん 4ヶ月

ワンカップのふたをキッチンから持ってきてかじっておりました。まさか食べないだろうと思っていましたが、心配になり、取り上げてみると、プルタブの部分がなくなっており、どこを探しても見つかりませんでした。

翌日、便が出なくなり、「これはまずいのでは?」と思い、「動物救急医療センター」を受診しました。

嘔吐はなかったのですが、検査の結果、プルタブは消化管の中にある事が判明し、手術はしたくなかったのですが、タオの事を考え、手術で取り出してもらう事となりました。

普段から家でトイレをしないので、帰宅後に安心できる場所で、大量の尿をしました。カラーをあちこちぶつけてしまい、大変でしたが、薬はそのままポリポリ食べてくれたので助かりました。

今回の件で、キッチンに柵を設けました。なんでも興味を示すので、私達が気を付けなければと思っています。

哺乳瓶の口先を噛み切って飲み込んだ
猫 雑種 そらちゃん 1ヶ月

哺乳瓶でミルクを与えていた時のことでした。そのまま哺乳瓶の口先を噛み切って飲んでしまったのです。特に具合の悪いという事はなかったのですが、「これは大変!」と「動物救急医療センター」へすぐに連れて行きました。

迅速に検査が行われ、その結果、「動物手術セン ター」にて取ってもらうことに決めました。しかし、まだ500g位の小さな仔猫ですので、手術は心配でしたが、哺乳瓶の口先が腸に詰まってしまう事の方がもっと心配でしたので、手術をお願いしました。

無事に手術が終わり、その後の経過も良く、翌日には退院する事ができました。本人もとても帰りたがっていたようでしたので、すぐの退院はソラにとって、精 神的に良かったのではないかと思っています。

退院後の食事は流動食で、一度に多く食べさせる事が出来ない為、小分けして与えたのですが、本人が食べたくて食べたくて、それをなだめるのが大変な位でした。食欲もあり、排便もいつもと変わらなかった為、経過は本当に順調でした。しばらくカラーをしていましたが、そろそろ良いかとはずしたら、自分で抜糸してしまい、また、診てもらったところ、運よく傷口の状態は良好で、綺麗に治りました。手術を受けて良かったです。

胃内異物(リボン)
猫 スコティッシュホールド マグロちゃん 1歳半

包装紙についていたリボンの先にシールが付いていて、それで遊んでいた際に、シールが口に貼り付いてしまったらしく、そのままリボンごと飲み込んでしまったようでした。包装紙を見た時には、シールもリボンもありませんでした。これにはびっくりしました。「リボンごと飲み込んでしまったんだ!これは大変!」こちらもすぐにどうして良いのかわからず、とにかく近所の動物病院へ2軒電話で問い合わせました。

1軒目では、すぐに塩を飲ませて吐かせるように指示された為、そのようにしたのですが、吐かない為、不安になったので、別の病院へ電話を入れました。すると、そこでは「そんなことしちゃダメ!夜でもやっている病院できちんと診察を受け、ちゃんと取り出してもらった方が良い」と「東京動物病院24」を紹介してくれたので、すぐに連れて行きました。

緊急でしたが、しっかりと検査をしてもらい、「動物手術センター」へ搬送し、緊急手術にてリボンを取り出してもらいました。夜なのにすぐに対応してもらえ、本当に助かりました。

退院後は、時間ごとに投薬と流動食を与えました。小さなシリンジで流動食を与えましたが、最初は食欲があったのですが、カラーがとても気になるようで、食欲が落ちてきた為、スタッフの方に相談をし、ソフトなカラーに変えていただいた所、食欲が戻り、食事を摂ることができるようになりました。現在は、いつもと変わらず、元気な毎日を送っています。

※追記ですが、「マグロ」という名前にしたのは、小さい頃からマグロ缶が大好きだったからです。先にいた同居の猫は、拾った時にガリガリだったので、「ひもの」という名前を付けたので、それにちなんだ名前にしようかという事で、「マグロ」と名付けました。

人間薬摂取(包装ごと)
犬 トイプードル コタローちゃん 1歳

ある早朝の出来事でした。気付いたら、人間用の薬を散らかしていました。薬と包装パックも食べてしまったようで、その後、嘔吐が始まりました。 そこで、早朝でも緊急で対応してくれる「動物救急医療センター」へ連れて行く事にしました。

すぐに詳細な検査を受け、その結果、「動物手術センター」で手術をしてもらい、胃の中から摘出、洗浄もしてもらいました。

過去に去勢手術をしたことはありましたが、それ以外は手術の経験がありませんでしたので、大丈夫だろうかと不安はありましたが、すべて順調に行なわれ、無事に終了しました。

退院時は、いつもはとても元気なコタローが、しゅんとしていました。どうもさびしかったようです。しかし、次の日にはいつもの元気が戻ってきました。 処方食を中々食べてくれなかった為、何度も病院へ相談し、その都度、親切にアドバイスをしてもらい、コタローに合った食事方法を見つけてもらいました。とても心強かったです。

術後は、嘔吐もなくなりましたが、人間用の薬は食べてしまったくせに、飲ませようと口に入れた薬は、今度はペッと出したりしていました。困ったものです。

抜糸も終わり、今ではもうすっかりと元気で暮らしています。これからは、薬の管理には充分注意していかなくてはと思っております。

肉つきの串をバリバリと食べてしまった
犬 ミニチュアピンシャー ダイちゃん 1歳8カ月

家族の月命日の日に起こった出来事でした。当日は来客用にオードブルを用意していたのですが、ちょうどダイの届くような所に置いてしまいました。とても忙しく、ちょっと私たちが席をはずしている間に、肉つきの串を口に入れている所を発見。バリッバリッと変な音がするので、これは大変とすぐに取ろうとしたのですが、「ウー・・・!」と唸るので、 誰も手を出せず、とうとう飲み込んでしまいました。飲み込んだ後、あちこちに行かないように先ずはサークルに入れたのですが、ずっと立ちっぱなしの状態で、座ろうとしませんでした。その日はかかりつけ病院はお休みで、友人の紹介を受け、すぐにアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」へ駆け込みました。

迅速な検査の後、すぐに「動物手術センター」に て緊急手術が行われ、手術は無事終了しました。 取り出してもらった串は、L字型になっておりました。消化管などに刺さっていなくて良かったです。術後、当日に退院となりましたが、お迎えに行くと、「どうして私だけ皆と離れた所に置いていったの?」という顔をしており、それがとてもショックだったよ うでした。

退院後は、投薬はうまくいき、食欲も特に落ちることがありませんでしたが、痛みどめのシールを剥ごうとするので、カラーはもちろんしていましたが、さらに 前開きの洋服を着せて対処しました。落ち着くまで、散歩に行かれなかったので、ちょっと欲求不満だったのかもしれません。普段はきちんとトイレができてい るのに、絨毯にしたり、私たち家族の気を引こうとしたのかもしれません。(もちろん今は大丈夫ですが・・・)

実は、以前も肉を包んだラップを食べてしまった経歴があります。その時は大事には至りませんでしたが、また、同じようなことが起こらないように今後はもっ と十分注意をしていかなくてはなりませんね。

ダイは亡くなった娘と同じだと考えておりますので、これからも大事に育てていきます。

胃・小腸内異物(鶏の骨・ストッキング)
犬 ミニチュアシュナウザー  シャノンちゃん 7歳

家族がフライドチキンを食べ終わった後の骨をゴミ箱へ捨てたのですが、それを食べていました。最初は全然気がつかなかったのですが、夜になって嘔吐があり、翌 朝散歩をさせても、いつと違い調子が悪そうだった為、かかりつけ病院にかかりました。すると、レントゲンに骨がたくさん写っており、すぐにアニマルメディカルセンターを紹介してもらいました。

詳細な検査の結果、たくさんの骨とは別になにかひも状のものが入っている事もわかりました。すぐに「動物手術センター」にて胃と小腸内の異物を摘出する手術をお願いすることにしました。

手術は初めての経験で、「どうなるんだろう」と、とても心配でしたが、無事に手術は終了。骨の他に腸内から出てきたのは、ストッキングでした。

退院直後は、多少元気がありませんでしたが、食欲が落ちる事はなく、薬も上手に飲んでくれた為、4~5日位経つと元気になってきました。 カラーも最初は戸惑っていたようでしたが、すぐに慣れ、自分の体の一部のように動き回っています。

シャノンは普段から食べる事にはどん欲で、色々と室内でも対策はとっていたのですが、今後もさらに気を付けなければならないと思っています。(先生から も、またやるかもしれないと注意されました!・・・)

スポンジを目の前で飲み込んだ
犬 ヨーキー  ココアちゃん  9ヶ月

ゴミ出しをする為、家中のゴミを集めていた時の事です。 普段から、台所に入れないようにサークルで仕切ってあるのですが、ちょうどその時はたまたま開いていました。 娘が様子を見に行った所、パック入りの魚の下に敷いてあるスポンジをくわえているのを見つけて「あーっ!!」「早く来て~っ!」と言われ、すぐに見に行くと「たぶん飲み込んでしまった!」との事で、すぐにインターネットで救急対応してくれる病院を探しました。

アニマルメディカルセンターの「動物救急医療セン ター」を見つけて、先ずは電話を入れたところ、応対してくれた受付スタッフの方が親切だったこともあり、 受診することにしました。食べたと思われるスポンジは、小さい体のココアには大きなものなので、とても心配でした。

検査後、「動物手術センター」にてすぐに手術をしてもらい、無事に摘出されました。

術後すぐなのに、ココアは食欲がとてもあり、翌日には流動食も足りないくらいよく食べてくれました。傷口も気にすることもなく、ちゃんと薬も食べてくれた ので、経過はとても良好でした。

本人は今回の手術との因果関係は理解していないでしょうから、家族中で異物摂取には注意していかなければと思っています。

食道内異物(ボタン・石)
犬 トイプードル  モジョちゃん 8ヶ月

夜中にモジョと遊んでいたら、食べ物を与えた訳ではないのに、「カリッ!カリッ!」という音がしたので、「何か口にして食べたな!」とすぐ感じました。

周りを調べてみると、側に置いてあった洋服のボタンが1個無い事に気が付きました。すぐに「東京動物病院24」へ駆け込み、レントゲン検査などを受けた結果、案の定、胃の中に何か異物が入っていたので、きちっと手術を受け、摘出する事が一番安全であることが判り、お願いする事にしました。

すぐに「動物手術センター」へ搬送され、緊急手術を受けました。すると中から出てきたのは、なんと7個もの黒い石でした。道路工事の側をよく散歩していたのでその石だと思います。ボタン自体は腸まで流れてしまい、今回は無事に便で出ましたが、その便の中にも黒い石が入ってい ました。きっと散歩中に「クンクン」しているうちに、口に入れてしまったのだと思います。

今考えると、以前からゲボゲボと吐く事が度々ありましたが、そんなに気にする事ではないと思ってしまっていました。(インターネットの口コミなどを読む と、「犬は吐くものである」とか、「何か食べてしまったら、塩を食べさせて吐かせましょう」などとか無責任な事が書いてあったりもしたので、「本当にそんなことして良 いの?」とは思いつつ、そんなに深刻に考えなくても良いものだと勝手に思っていたのです。)

今の世の中、色々な情報が氾濫し、まちがった情報もたくさん出回っており、何が正しいのか判断がつきません。子犬を飼うのは初めての事ですし、今回の事で 何かあったら動物病院の先生に診てもらうのが一番だという事を痛感しました。まだモジョは子犬なので、しつけに関してもこれからは家族全員で色々と学んで行こうと思います。

食道内異物(八つ頭)
犬 ヨークシャテリア プーちゃん 8歳

長い休みが続いた時の事でした。久しぶりに家族が集まったため、楽しい食事の用意をしていた時、八つ頭のはじっこを落としてしまい、一つは見つかりましたが、もうひとつが見つかりません でした。「おかしいな?」と思っていると、そのうちにシャリシャリという音が聞こえてきました。

その時は何かプラスティックをかじってしまったのかと思い、「出しなさい!」と言った途端、取られると思ったのか、そのまま飲み込んでしまいました。

かかりつけ病院へ行きましたが、もう夕方で診療が終わりの為、救急病院へ行くように言われましたが、勧められた救急病院が開院するまで、ちょっと時間があ りました。そのうちに苦しそうになり、震えが出てきたので、これは早くしなくては大変な事になると思い、家族にインターネットでアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」を見つけ、すぐに連れて行く事に決めました。

すぐに対応してもらいました。迅速に全身検査と内視鏡検査で食道内異物があることがわかり、最終的には手術で食道に詰まっていたものを取り出してもらう事になりました。 摘出したのは、八つ頭でした。ちょうど、プーの食道の太さにスッポリと詰まっていました。

術後は、詰まったものが取れ、すっきりとしたのか、顔つきがとても良くなりました。 カラーの生活は不自由そうでしたが、まもなく慣れてくれました。投薬方法は工夫したり、食事も流動食にして指で食べさせたり、経過は記録帳にも付けて、食 事の管理 やケアを家族皆で行ないました。 ちょっと大変でしたが、家族全員の協力で、プーの体調はすっかり良くなりました。

「動物救急医療センター」は長いお休みや夜でもやっていてくれ、本当に助かりました。

小腸内異物(おもちゃのかけら・・・)
クゥちゃん 猫 スコティッシュフォールド  3歳

4~5日くらい前から嘔吐をしていましたが、止まる事もあったので様子を見ていました。その後、嘔吐に血が混じっていたので、翌日かかりつけ病院で診てもらいました。その結果は「毛球症」との事で、その治療を受けていましたが、それから1週間経っても良くならず、衰弱していくばかりなので、前に記憶しておいたアニマルメディカルセンターをインターネットで調べ、急きょ「動物救急医療センター」を受診することにしました。

「救急センター」にて詳細な検査をしてもらった所、小腸内に異物がある可能性が高く、それが原因ではないかとの事でした。夜中に受診したのですが、すぐにコンディションの安定化を図ってもらい、その朝方には「動物手術センター」にて異物を取り除いてもらう手術を受ける事ができました。

どうなることかととても心配しましたが、何とか命を救ってもらいたい一心でした。 手術は無事に終わり、腸の中から出てきたものは、何かのおもちゃの欠片みたいなものでした。

手術後は嘔吐はぴたりと止まり、術後の顔つきも手術する前と比べて、とても良くなっていましたので、安心しました。

もともと食欲は旺盛でしたが、術後も食欲が落ちることなく、ちゃんと食べてくれました。薬も口を開けて喉の奥に落としてあげるとうまく飲み込んでくれたので安心できました。ただ、今回、嘔吐していた期間が長く、脱水状態が長く続いたので腎機能に影響が出てしまい、「センター病院」にて治療を続ける事になりました。今では少しずつ腎臓の機能も良くなってきています。

胃内異物・前立腺肥大
犬 ミニチュアダックス グミちゃん 2歳

グミは、2 日続けて吐いておりました。以前もたまに吐く事はありましたが、だいたい1回で終わる事が殆どだったので、「これはおかしいな?」と思いました。 家族がインターネットで調べてくれて「東京動物病院24」が夜でも診療していることを教えてくれ、タクシーを利用して受診しました。

すぐに検査が行われ、レントゲンで何か胃の中に異物の影が映っており、それがとても大きいので手術で摘出した方が良いとのお話で、このまま異物が腸に移動してしまうと、腸閉塞を起こすかもしれないので、全てを先生にお任せし、「動物手術センター」へ搬送してもらいました。

胃の中から出てきたの物体は、それが何かはわかりませんが、心当たりがなかったので、おそらく散歩の時に口にしたものだったのかもしれません。手術後は、ピタリと嘔吐は無くなりました。手術が終わり、その日のうちに退院できました。

自宅での治療は、スタッフの指導どおりに行なったため、とてもスムーズに行う事が出来ました。特に食欲が落ちる事も無く、カラーもさほどストレスではなかったようです。こちらもカラーを付けてくれている方が安心でしたから、良かったです。 傷はとてもきれいに治りました。 「おかしいな?・・・この症状は・・・?」と思って早めに受診して良かったです。腸までいって、詰まったら命に関わる事もありますからね!胃を切っただけで済んで良かったと思っています。

この時に前立腺の問題も見つけてもらい、同時に去勢もしてもらいました。こちらも一緒に治療できて良かったと思っております。

異物摂取・腸捻転・軟口蓋過長症(同時に手術)
犬 ブルドッグ  クリスティちゃん 3歳

クリスティは 食いしん坊ですが、普段はとっても大人しくて、良い子です。ところが、こちらがちょっと目を離したすきに、クリスマス用の料理に刺してあったピックごと食べてしまいました。パリパリと噛み砕いた音がしていたの で、もしかしたらこのまま便に出るのではないかと経過を見ていました。しかし便には出る事はなく、そのうちにお尻を気にしてクルクルと回り出し、さらに嘔吐が始まり、ガスが出てきて、急に具合が悪くなってきました。

以前、アニマルメディカルセンターにかかっていましたので、「センター病院」へすぐに連れて行きました。

迅速に検査が行われ、結果、消化管に異常が見つかり、緊急に手術が必要である事が判明しました。

以前、飼っていた別のブルドッグを他の病院で手術中に亡くした経験があったので、手術を受ける事にはとても不安がありましたが、先生の丁寧な説明と「大丈夫!任せて下さい!」のたのもしい言葉に安心し、全てをお任せする事にしました。同時に、麻酔からの覚醒時のリスクを下げる為にも、肥厚した軟口蓋の切除 手術も一緒に行なってもらいました。夏になると、いつもガーガーと苦しそうな息をしていましたので・・・

術後、嘔吐はぴたりと止まりました。食欲も普段と全く変わらず、よく食べてくれましたし、傷口も全然気にする様子も無く、投薬もパーフェクトに行なう事が できました。ちょっと元気がなかったかなぁ~?と思ったぐらいでした。

お陰様で、今では呼吸も静かになり、快適な毎日を過ごしております。

チキンの骨を食べてしまった
犬 チワワ  ホワイトちゃん 8歳

ある日、ちゃんとゴミ箱に捨てておいたはずの「チキンの骨」を、目を離した隙に食べてしまいました。

前から鶏肉の骨は細く、尖っていて、食べてしまうと大変危険だということを聞いていましたので、急いでアニマルメディカルセンターの「動物救急医療セン ター」へ連れて行きました。

アニマルメディカルセンターは以前、肛門嚢の破裂でお世話になっており、迷わず、こちらへ駆け込みました。 すぐに詳細な検査が行われ、「動物手術センター」に て手術が行われ、無事に退院となりました。夜でもスムーズな対応に、とても安心できました。

術後は、経過がとても良好で、食事もほとんど問題なく食べてくれましたし、投薬もうまくいきました。抜糸も済んで、今では以前と同じような生活を送っております。

胃内異物(竹串)
犬 フレンチブルドッグ ジャックちゃん 1歳

テーブルの上に置いてあった串に刺したお菓子をパクっと食べてしまいました。「あっ!」と思ったらもう口からその串が見えており、そのままゴックンと飲み込んでしまいました。

本人は特に痛がる様子もなく、けろっとしていましたが、先のとがった串がささってしまわないかと心配で、とにかく病院へ連れて行こうとインターネットで探して、夜間診療をしてくれる「東京動物病院24」に 駆け込みました。

すぐに「動物手術センター」へ搬送してもらい、手術にて無事に串を摘出してもらいました。串はそのまま出てきました。また幸い内視鏡でどこも傷ついたりはしていない事がわかったので、本当にホッとしました。

手術直後は、静かに大人しくしていましたが、回復と共にいつものジャックに戻ってきました。食事も療法食に切り替えましたが、よく食べてくれましたし、投 薬も問題はありませんでした。ただ、常にカラーを付けていたので、人の足にもガンガンぶつかって大変でした。おかげでカラーが写真のようにガムテープだらけとなってしまいました が・・・・

今後は、テーブルの上のものも油断はできません。気を付けます!

胃内異物
犬 フレンチブルドッグ  カブちゃん 7歳

ある日、嘔吐が始まり、ヨダレもすごく出てきて、私たちが見てもとても気持ちが悪そうで、ショボンとしていました。水を飲んでも食事をしても、30分以内 に嘔吐してしまうという状態でした。

以前、犬用のゴム製おもちゃを食べてしまい、腸閉塞を起こして手術をした経験があるのですが、その時の症状とそっくりでした。

かかりつけ病院に連れて行っ たものの、発見が遅れたせいか、その時はすでに腸が一部壊死した状態でした。 今回は、症状に早めに気付いたので、即治療しようと、「東京動物病院24」へかかりました。

その結果、やはり異物摂取とのことで、すぐに「動物手術センター」へ搬送となり、手術を受けました。

手術で出てきたものは、私たちが見てもそれが何なのか判別できないもので、いったいどこで何を 食べてしまったのかと首をかしげてしまうくらいでした。

カブは性格がかたくなな子なので、術後2日間は全く何も口にしませんでしたが、自宅でのケアを続けた為、気持が落ち着いてきたようで、徐々に食べるように なりました。そして、投薬は始めのうちは大変でした。それでも徐々にコンディションが良くなり、現在では、カラーもとれました。

本当に何でも口に入れて食べてしまうので、それを防ぐのが大変です!

胃内異物(出てきたのはクッションマット?)
犬 ボストンテリア ペコちゃん  6ヶ月

ある日突然肢を挙げ、心配だったので病院へ連れて行きました。もしかしたら洗面台で肢を洗っていた時に、落ちてぶつけてしまったのかとも思いました。

その日は嘔吐があり、アニマルメディカルセンターの「センター病院」で検査を受けました。その結果は、肢に特別問題はありませんでしたが、レントゲンで消化管に異常があり、何かが詰まっている事を指摘され、「動物手術センター」にて手術を受ける事にしました。

無事に手術は終わり、お腹の中から出てきたのは、ゴム状になっていたクッションマットのようなもので、驚きました。

術後、カラーを付ける事を嫌がるかと心配しましたが、慣れるのが早く、心配する事はありませんでした。投薬に関しても「お薬ちょうだい」の補助食が大活躍 でした。

その後、順調に回復し、今ではすっかりと元の生活を送っています。 まだ子供なので、これからは異物の管理としつけに十分注意して頑張っていかなければと思っています。

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