膿胸

膿胸

膿胸
日本猫 リリーちゃん 12歳

膿胸

リリィはよく外に脱走してケンカをして帰ってきました。以前など怪我で顔がお岩さんのように腫れあがってしまったこともありました。

ある時、リリィの食欲がガタっと落ち、寝てばかりな日が1週間続きました。 だんだん呼吸の仕方がおかしくなってきた為、これはただ事ではないと感じたので、かかりつけ病院へ連絡しましたが、つながりませんでした。

そこで「動物救急医療センター」にかかる事にし、詳細は検査を受けたところ、胸に膿みがたまっており、それが原因で呼吸が苦しい事が判明し、「動物手術センター」で緊急手術を受けることにしました。

手術は無事に終了。術後、胸に溜まった膿みを洗浄するチューブや食事を補うために食道につけたチューブ、点滴のチューブ、酸素吸入のチューブなど、色々な医療用具をつけたリリィの看護は、大変でしたが、大切な家族の一員ですので、2週間がんばりました。

お陰さまで、今では呼吸も楽になり、色々な装置も取れ、食欲もすっかり元に戻り、食べ物をくわえたら離さないくらい元気になりました。

以前は病院嫌いで、すごい暴れん坊でしたが、アニマルメディカルセンターではなんだかとってもリラックスしており、いい子になっています。 今日も大好きな膝の上に乗ってきています。

症例一覧に戻る