膀胱結石 肥大型心筋症 肺水腫
猫 雑種 メグちゃん 3歳
メグはもともと血尿の治療をしておりましたが、かかりつけ病院でなかなか良転しないので他に転院をして治療を続けていました。
ところが、あるとき呼吸の様子がおかしく、1分間に100以上の呼吸数となりました。人間でもその呼吸数はおかしいと思い、その2~3日前に嘔吐していたこともあった為、ほっておくことはできませんでした。
ただちに「救急医療センター」に連れて行き診てもらったところ、呼吸様相はとても悪く、非常に重篤な状況でした。
104で調べてアニマルメディカルセンターにたどり着いたのですが、やはり最新の医療設備があるのは良いと思いました。
経験だけでの診断治療は難しいと思いました。今回きちんと詳細な検査を受けたところ、心臓が悪く肺に水がたまっている事がわかり、血尿の原因が膀胱結石によるものである事もわかりました。検査結果に基づいた治療を受けることが出来、心疾患があっても、それを乗り越え、手術は無事に終了しました。
退院後全く反応しなくなった瞬間がありました。「メグの為には自宅治療がいい」とすすめられ、自宅に早く返してもらいました。 今思えば、入院中はメグも神経が疲れていたのか、寝てばかりいたようでした。。」
「自宅で酸素治療を行い、食欲が戻るまでの流動食食べさせるなど、ケアに努めました。自宅に置く小さい酸素ボンベが、メグが動くたびに一緒に安全に移動しやすくて良かったです。
メグはもともと迷子猫でしたが、人懐こくついてくるので、我が家の家族となりました。いまではかけがえのない存在となっています。
下顎腫瘍・肥大型心筋症
猫 アメリカンショートヘア モモちゃん 8歳
ある日、下顎にポツンと何か出来ているのを発見。
最初のうちは、その出来物が出たり消えたりもしていたのですが、そのうちに消えなくなり、それも黒かったものがだんだん赤くなり、とうとう毛が生えてこな くなりました。
10日間くらい様子を見ていたのですが、以前、近所のかかりつけ病院の待合室で出会った猫の事を思い出し、これはまずいのではないかと思いました。その猫 は顔半分が腫瘍(癌)で埋めつくされてしまっていて、昔、映画にあったエレファントマンのようでした。
とても気になったので、もともと実家の犬がアニマルメディカルセンターへかかっており、この病院のことを知っていたので、「センター病院」を受診すること にしました。
詳細な検査の結果、腫瘍なので、切除をした方が良いと言われましたが、正直、とても迷いました。もう少し、経過を見たい気持ちもありましたから・・・
けれどもその時、家族の一人が
「先生、この腫瘍はこのモモにとっては、必要のないものですよね?」と聞きました。
「はい、そうです。必要が無いものです!」ときっぱりと答えてくれました。
「体に必要のないものは取った方が良い!」と手術することに決めました。同時に、今後、子宮の病気を予防するためにも、避妊手術を受ける事にしました。 (友人の猫が子宮の病気で亡くなりましたので)切除した腫瘍の検査結果は良性とのことで、ほっとひと安心です。
術後、モモはカラーが嫌いだったため、抜糸するまで、苦労はありました。しかし、抜糸後はカラーをはずす事が出来、元気が出てきました。
今回の術前検査で心臓に問題がある事も判明し、現在は、その治療中です。モモが快適に暮らせるように、こちらも十分にケアして行こうと思っております。
体表腫瘍(肥満細胞腫)・肥大型心筋症
猫 雑種 マメちゃん 13歳
マメは体表腫瘍摘出の手術を受けました。
最初は額にポチっとした出来物ができ、それが受診ののきっかけとなりました。アニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」が何かの記憶で残っており、設備の整った病院なので、しっかりと診てもらことにしました。
腫瘤物の摘出手術を受ける前に、全身の検査を受けたのですが、今まで知らなかった心臓疾患が見つかって驚きました。それからその治療はずっと継続して続けています。
最初の手術のあとは、退院後机の下のもぐってしまったり、食事の好みがあって、処方食への切り替えにも苦労しましたが、地道に続けていくうちにやっと食べるようになりました。その後も何度か手術を経験しましたが、術後すぐ甘えてくるくらいの余裕があって、なんだか慣れたみたいです。
口がきけないだけで、変わらぬ家族の一員ですから、これからも健康には留意していこうと思っています。