その他腫瘍

喉頭腫瘍 永久的気管切開術

喉頭腫瘍(永久的気管切開術)
犬 ラブラドールレトリバー レミちゃん 13歳

喉頭腫瘍 永久的気管切開術

だんだんと吠える声がかすれてきました。

普段お世話になっているかかりつけ病院で検査を受けたところ、喉に腫瘍があるとの事で、内服薬の投与と患部を冷やす事を指示され、その通りにしていました。

ところが、ある朝、突然嘔吐が始まり、呼吸がとても荒くゼイゼイしており、「これは絶対におかしい」と、以前お世話になったアニマルメディカルセンターで診てもらうことを決めました。

「センター病院」で再度詳しく喉頭の検査を受けました。喉頭の腫瘍はもう切除は不可能な状態でしたが、すぐにでも気管を切開してあげないと、呼吸が出来なくて死んでしまうかもしれない状況である事が判明しました。

もうただただビックリするしかない状況でしたが、そのまま入院をさせてもらい、全てをお任せして「動物手術センター」にて手術をお願いしました。

無事に手術は終了し、退院となりました。

術後は患部が水に濡れないように常に注意を払い、水を飲んだら容器をすぐに下げるとか、毎回タオルで拭いてあげるなどしてあげました。食事も喉に引っかからないように上を向けて食べさせるようにしてあげました。

普段家の外で飼っている犬なので、今回家の中へ入れる事となり、トイレのしつけ直しにはちょっと苦労しました。

色々とケアが大変でしたが、その甲斐あって、呼吸はとても楽になり、手術を受けて一命を取り留められた事はとても良かったと思っています。

レミは普段から食べる事が大好きでしたが、術前より一層、食べ物を見ると眼がキラキラと輝いています。

こんなに体の調子が良くなって、本当に良かったです。