体表腫瘍
犬 MIX さくらちゃん 13歳
半年前から体表(脇の下)に腫瘍ができ、この半年間でどんどん大きくなってきましたが、「特に悪いものでなければそのままでいよう…」という気持ちでした。
しかしこのところ、夜になると熱が続くようになり、かかりつけ病院よりアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」を紹介いただき、かかる事にしました。
先ずは検査後、点滴治療をし、身体の状態を安定させてから「センター病院」にて身体全体を詳しく検査してもらいました。その結果、色々と細かい事が判りました。
大きな腫瘍を抱えていると、心臓にも悪いという事、腫瘍が原因で熱が出ている可能性が高いという事で先ずは、生検を行ないました。
CTを撮り、組織を少しだけとって病理検査を行ない、その結果により、今後の切除方法や治療方法を決めて行く事になりました。
ただ、この時のさくらの精神 的ダメージがひどく、心が壊れてしまったのかと思うくらいだったので、本番の手術を止めようとまで思いました。しかし点滴を受けるとコンディションが再び良くなり、薬の投与で食欲もやや上がってきました。
手術をすることを迷いに迷った末に、先生の熱意のある心強い説明に、「お任せしよう!」と切除する決断をし、手術に臨みました。
結果、大きな腫瘍は見事にきれいに切除でき、しかも入院することもなく、その日のうちに退院ができ、さくらのダメージは激減したと思います。(生検の時よりも、 とても状態が良いように感じました) 術前も術後も、色々とスタッフの方々が相談に乗ってくれ、とてもこころ強かったです。
腫瘍があった時と今では、寝る時の顔が全然違い、とても穏やかな顔つきとなりました。 やはり、「今まで大きな腫瘍が体にあって、さくらにとっては、とても辛かったんだろうな~!」と痛感しております。手術を決断して本当に良かったです。
体表腫瘍・前肢骨折
犬 ギンちゃんとアニーちゃん
体に出来た腫瘍を取る手術を受けたギンちゃん、前肢指の骨折手術を受けたアニーちゃん。本日検診、どちらも経過順調で元気に回復!スタッフも嬉しい限りです。
右後肢体表腫瘍
犬 パグ ソクラテスちゃん 1歳
後ろ肢の指の部分に出来物が出来ていました。
気付いた時点でかなり大きくなっていた為、「センター病院」を受診しました。以前に飼っていたマウスもアニマルメディカルセンターで腫瘍を切除してもらったので、すぐにこちらで診てもらおうと思いました。
診察をお願いし、そのままお預けして「動物手術センター」にて摘出手術及び病理検査をしてもらいました。
病理検査も悪い結果ではなかったのでまずは安心しています。
術後、腫瘍の出来ていた場所が肢の先なので、カラーをしていても舐めてしまって、傷口がつかず再縫合したりなどしましたが、今はもうすっかり良くなりました。
若くても、動物の種類は違っても、やはり体に出来物があるのは心配ですから、切除して病理検査してもらうことは大切だと感じています。
右眼上の体表腫瘍
猫 ミヤちゃん 17歳
1ヶ月半前に、右眼の上におできを見つけ、病院へかかろうと考えておりました。
しかし、忙しい事もあり、中々連れて行く事ができないままでいた所、あっという間に大きくなってしまったため、急きょ、普段からお世話になっている「センター病院」で診てもらう事に決めました。本人は特に痛がる事もありませんでしたし、具合の悪いような感じもしていませんでした。
今までもアニマルメディカルセンターで歯の治療をしてもらう時に、麻酔は何度も経験しておりましたので、麻酔に対しての不安は殆どありませんでした。それより、そのおできが良性なのか、悪性なのかが心配でした。
「センター病院」できちっと検査を受け、すぐに「動物手術センター」にて摘出・移植手術を受けました。少しでも大きくなりすぎていたら、切除が大変困難なものになり、眼に影響したと聞いて、今回「間に合って良かった!」と思っております。
組織検査の結果、良性である事が判明しましたので、ほっと胸をなでおろしています。
退院後は、カラーを付けたままの水と食事の世話や、ピルポケットも食べない子なので投薬でちょっと苦労しました。
ミヤの足を股の間に入れ、両前肢を手で持ち(←これはお父さんの役)、もう一人が口を開けて薬を投与しお水を飲ませる(←これはお母さんの役)という風に、家族で分担してケアをしていきました。
ミヤは本当に頭の良い子なので、普段から時間がわかります。トイレも汚れていると、まずじっと私達に目で知らせに来、又トイレに戻って行き、また来て、もう一度目で知らせてくれます。そこでトイレをキレイにしてあげると、イソイソとトイレに入ってちゃんとトイレを済ませるので、いつも感心しております。
ミヤとは17年も一緒に生活している大切な家族の一員です。皆、家に帰ってくると一番にミヤに声をかけるんですよ(笑)