高校生のインターンシップ

高校生のインターンシップ

2024年8月実施のインターンシップに参加された高校生からお手紙が届きましたのでご紹介いたします。

インターンシップで良かった事(印象に残ったことなど)

今回私がインターンシップで良かったことは、動物病院の中がどんな感じなのか知ることができたことです。病院の中は思ったよりも忙しそうで大変そうでしたが、一つ一つの仕事を丁寧にこなしていてペットに対しても飼い主に対しても優しく接していてすごいと思いました。

取り組んだ仕事内容などに関する感想(特に難しかったことなど)

特に難しかったことは、脈を測ることです。毛の短い犬は測りやすかったんですが、毛の長い犬は毛が邪魔で測りにくかったです。

足の付け根を触って測るのですが、自分がやる時と先生がやる時では、触り方が違うのか動物が嫌がってしまって大変でした。

自分も動物が嫌がらないように吐かれるように頑張りたいです。

インターンシップを通して何を学びましたか。また、職業に対する意識は変わりましたか。

インターンシップを通して動物との関わり方について学ぶことができました。

先生方が動物と関わるときに優しく声をかけたり、目をしっかり見て話しかけたりしていて、そこで信頼関係を築いていて自分が動物と関わるときの勉強になりました。

保護者の方からもお礼のメールをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

先日は大変お世話になりました。

お陰様で子供がいい職業体験をさせていただきました。

思春期に入ってから中々聞くことのなかった「すごくよかった」という表現と充実感にあふれた笑顔を見ることができて親としては非常に嬉しかったです。

今後獣医を目指す学生向けの職業体験若しくはインターンシッププログラムなどがありましたら、是非また参加させていただきたく、

自らウェブで確認する方法などがあれば教えていただければと思います。

この度は大変ありがとうございました。

2023年8月実施のインターンシップに参加された3校の高校生からお手紙が届きましたのでご紹介いたします。

高校生のインターンシップ感想文

インターンシップでよかった事

☆手術の様子や一般検査、さらに血液や糞尿の成分の測定を間近で見させていただいた事が強く印象に残っています。普段見れないような現場に入り、動物病院で実際に働く皆さんのお話を直接お伺いする事ができて、すごく貴重な経験になりました。

☆人も動物も一緒なんだなと思いました。私は今まで動物病院と病院は、かけ離れた存在だと思っていました。ですが、人が病院で検査する機械(MRI、エコーなど)を動物病院でも使うことに驚きました。なので、改めて人と同じように動物と接していくべきだと感じる事ができました。

☆犬と猫の健康診断の一部を体験しました。触診を体験し、脈拍を測りました。脈を感じるまでが難しく、なかなか感じる事ができませんでしたが、集中する事で脈を測る事ができました。犬の手術を見学する事ができました。見学しているだけなのに、私にも緊張感が伝わってきました。

取り組んだ仕事内容などに関する感想

☆聴診やブラッシング、カテーテル給餌、分包機での薬の袋詰め作業など、さまざまな体験をさせて頂き、動物看護という仕事を間近で感じる事ができました。長身では、心臓の場所を見つけるのが難しく苦戦しました。ですが、看護師の方が優しく教えてくださり、無事、心音を聴く事ができました。また、動物に触れる時は顔色をしっかり見てコミュニケーションを取る事が大事だと感じました。

☆入院している動物にお薬を与えている最中でも、他の入院している動物たちに気を配る事が難しかったです。動物は、人と違って言葉を話す事ができないから、いつ何が起きるかわからない状況で、治療している動物にしか目がいかないなら、もし他の入院患者さんの容態が急変しても、気づく事ができないので、視野を広く持つことは、大切だと学ぶ事ができました。

☆診断しているときに少しの顔の変化に気づいたことに驚きました。私も犬の顔を見ていましたが分かりませんでした。動物は、人みたいに話したりできません。その為、犬の顔の表情をよく見ないといけません。しかし、その変化に気づく動物看護師の人たちはすごいと思いました。診断を見学しているだけでも学べる事がたくさんありました。学んだことを活かして頑張っていきます。

インターンシップを通して何を学びましたか。また、職業に対する意識は変わりましたか。

☆1匹1匹の患者さんに対して、性格・症状・様子に応じて、それぞれのスタッフさんが役割を担い、患者さん最優先で行動する姿を見て、動物を通じて人が関わることの大切さを学ぶ事ができました。また、職業は楽しいだけでは成り立たないことをインターンシップを通じて再認識できました。

☆エキゾチックアニマルは、犬や猫とは生態が大きく違い、また病気も違います。適切な診断をするためには、手術が必要です。しかしエキゾチックアニマルの診断ができる病院は少ないです。私は、エキゾチックアニマルたちを助けられるような人になりたいです。そのために学校で技術を学んでいきたいです。

☆2日間インターンシップとして参加させて頂いて看護という仕事の厳しさを知り、動物たちを元気にさせるという責任感のあるお仕事だと痛感しました。ですが、院内にいる身体の不調を抱える動物たちを見て「助けてあげたい」という気持ちを強く持ち、改めて動物看護という進路に進みたいと思いました。

その他

☆アニマルメディカルセンターの皆様、お忙しい中、たくさんのことを教えて頂き、ありがとうございました。話を聞いたり、体験をさせて頂いたことで、大きな経験を得る事ができました。この経験を活かして、次の進路に向けて、頑張ります。短い間でしたが、本当にありがとうございました。

☆インターンシップありがとうございました。なかなかできないような体験をたくさんする事ができました。参加する前とは違う印象があり、動物看護師の魅力を知る事ができました。仕事内容をより深く知る事ができたため、これから自分はどんな人になりたいのかをはっきりする事ができました。ありがとうございました。

☆手術の様子を見たとき、主治医の先生と看護師さん同士でコミュニケーションをとりながら素早く判断して手術を進めていく姿がすごくかっこよかったです。また、一般検査では、人間の病院で行うような検査をしていて、新たな知識を得る事ができ、勉強になりました。

2023年2月の高校生インターンシップのお手紙をご紹介します。

☆3月に高校を卒業、北海道大学の獣医学部に合格し、この春に進学します。

3年前の中3の夏休みに、アニマルメディカルセンターで2日間、職業体験をさせていただき、それが、小さい頃から夢見ていた獣医師が具体的な目標となったきっかけです。動物病院での職業体験が決まって、とても嬉しかったのを今でも鮮明に覚えていますし、いただいた終了証書は大切に保管しています。

忙しい週末にも関わらず、丁寧に説明や案内をしてくださり、ありがとうございました。

☆2日間、普段は見ることのできない動物病院の診察の場や、検査機器などを見学させて頂き、動物も人間と同様の危機で検査・治療ができる事を知り、大変刺激になりました。まだ中学生で何も知らない私たちに、検査機器や動物の病状・治療法などの専門的なことを、時にはエコー検査やX線の画像を使いながら、分かりやすく丁寧に説明して下さり、ありがとうございました。

また、見学だけでなく、診察台の消毒や薬の放送までやらせて頂き、診療だけが獣医師の仕事ではない事を改めて実感しました。その時は、獣医師の仕事のほんの一部ですが、実際に体験でき、本当に嬉しかったです。

☆1日目は、ずっと立っていたせいか、貧血気味になってしまい、体力も必要な仕事なのだという事を身をもって体感しました。

2日間に絶え間なく来ていた患者さんの中で、一番印象に残っているのは、先生が可愛いでしょと私たちに見せてくださった小さなカメレオンです。

私にとっては、カメレオンを間近に見る事自体が新鮮で、カメレオンの治療ができることも驚きでした。同時に、犬や猫以外の動物でも、動物病院で診ていただける事を知りました。私自身、今まで3匹のハムスターを飼ってきた事もあり、将来は犬や猫だけではなく、エキゾチックアニマルも診られる獣医師になりたいと思っています。

これからも、獣医師を目指して、勉学に励みたいと思います。改めて、動物病院での職業体験という、貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。また機会があれば、見学などをさせていただきたいです。

川崎市内の高校生が、2021年7月〜8月、インターンシップにきました。その時のお礼の手紙などを一部ご紹介させて頂きます。

職業体験お手紙

インターンシップで良かった事・印象に残った事

☆様々な病気を知ることができて良かったです、また、その病気の対処法も知ることができたため良かったです。また来院した動物との関わり方が印象に残りました。

☆先生達は犬猫は診れるとして、爬虫類の診れる先生、フェレットやネズミの診れる先生、逆に得意ではない先生もいて、他の病院の先生との連携が大切。お薬やCTなど人間と同じ物を使用するため、大きい。救急車も用意されていた。手術の際に必要になる輸血を提供する病院のワンちゃん猫ちゃんがいた。葉の噛み合わせが体調に出る子もいるという事

☆特に印象に残っている事は、入院されている動物を直接見た事です。実際に症状のある子達を見て、心苦しくなりました。ですが、働いている方々全員が動物を一番に考え、必死に助けようとする姿を見て、とてもかっこういいなと感じ、数年後、私もそうなりたいと思いました。

☆事前に調べた通り、呼吸、脈拍、心拍の基本や検査など間近で見れて、体験もさせていただけた。少し珍しい種類の診察や治療も手伝わせていただけて、貴重な体験だった。

☆何事にも一生懸命取り組んでいる姿がとても印象的でした。どんな仕事をしていく上でも大切なことではありますが、コミュニケーションがうまくとれない動物と、しっかり向き合っていました。それにより、今どこが悪いのか、前回とどこが変わったのかをいち早く気づく事ができるのかと思います。それがより早く治してあげるために必要な事だと思いました。

☆担当の方から聞いた患者さんの話やカルテの話がとても印象に残りました。患者さんの症状、その原因や治療法など普段きけないおうな貴重な話が聞けて、とてもためになりました。施設の仕組みを知れて良かったです。

取り組んだ仕事内容などに関する感想や難しかった事

☆獣医師、動物看護師の仕事を見学してみて、病気のことだったり、診察の事、臨床検査技師の事、薬の事など見学してみて、様々な事を学ぶ事ができました。実際に見学してみる事で、その場の緊張感を知る事ができました。

☆処方薬の梱包作業は普段私たちが飲む小さめの錠剤をさらに数分の1にしたものだったので、お薬を割るのも大変そうだった。お散歩中に怪我をしてしまったワンちゃんは、飼い主さんが気にしていた前足よりも、後ろ足に大きな傷があった。意思疎通の難しい動物達は、見た目だけでは判断が難しかったり、飼い主さんの話だけではわからないところが難しいところだと思った。

☆動物の保定を少し体験をし、どのくらいの力で押さえれば注射ができて、痛みを感じさせないようにできるかというのが難しく思いました。エコーの見学をさせていただいた時も、写っているものが何かを聞かせなければ分からなかったので、難しいなと思いました。

☆種類も性格もみんな違うので、診察の時暴れる子も多いのが大変だった。蝕察や診察台に乗るすら嫌がる子もいた。オーナーさんと状況について話すのにもいろんな人がいた。半分パニックの人や泣いてる人もいて、別々の対応が大変そうだった。

☆動物と関わる仕事なので動物とのコミュニケーションが大切だと思いました。普段、自分の飼っている犬と接する時に心がけていることに加えて、動物病院にいる動物たちは、病気をかかえているので、いつも以上に注意しました。ストレスを与えないように長時間近くで見つめないようにしたり、安心させたりすることを心がけました。衛生環境を守るために、塩素消毒も徹底しました。

☆患者さんが使用した台を消毒液で拭きました。消毒液は塩素系で、台に付着した汚れを集めるように吹きました。また、患者さんの薬を包装する機会を使用して薬の包装の手伝いをしました。それを通して、常に台を衛生的にしておく事が大切なのだなと思いました。人とは違い、患者さん一人一人にあった薬ではないといけないのだなと思いました。

インターンシップを通して、何を学びましたか

☆インターンシップを通して、命の大切さを学ぶ事ができました。動物やオーナーさんの心に寄り添う事が大切なのも学ぶ事ができました。オーナーさんの心に寄り添いつつ、動物のケアをする事が大切だと思いました。

☆動物達が人間と生活する上で大切なのは、おうちの環境とエサである事が身にしみてわかった。動物看護士さんは、一般的な看護業だけでなく、薬の事、ご飯や生活のこと、採取した血液の検査、レントゲン、手術の助手、飼い主さんの心のケアまで担当する多様なお仕事だなと思った。

☆病院の普段見れない仕事を見る事ができました。そして、動物看護師や獣医師の方が日々どのような思いで仕事をされているのかを学ぶ事ができました。また、命の尊さを改めて実感しました。

☆動物看護士の仕事は、動物の治療知識以外にも、色んな子の種類・性格に合わせることやオーナーさんとのコミュニケーション能力も大切だという事を身を以て理解できた。

☆コミュニケーション能力が大切だということを学びました。一匹の動物に対して2人で診察したり、周りを見て行動したりしていて、助け合って補い合っていました。効率よく働いていくには、コミュニケーションをとって協力していく必要があると思いました。仕事は与えられたものをこなしていくことでもありますが、周りの人と支え合って高め合って常に自分ができる最高のものを仲間と作っていくことも仕事なんだと思いました。

☆インターンシップを通して、動物んお命を預かるという重大さを学びました。また、動物に関するたくさんの知識がないといけないということを学びました。職業に対して、職業はとても大切で、軽く見てはいけないという意識が生まれました。

生徒さんから直接お手紙いただきました。

今回は、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
皆さんが動物を助けている姿はとてもかっこ良かったです。
ふだんの動物病院裏側は本当にすごいと思いました。私は、先生の皆さんが動物と触れ合っているところを見たら、自分もそうなりたいと思えました。私も動物を救う立派な獣医師になりたいと思いました。

生徒さんのお母様からもメッセージが届きました。

この度はこのような時期にも関わらず、市外から受け入れてくださり、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。なんと申し上げていいか言葉にならない気持ちでいっぱいです。

コロナ禍でこの夏休みは、ほぼ家におり、かなり刺激的な時間となったように感じております。帰りの車の中、また帰宅後もインターンで体験したことの話は止まらず、ますます獣医になりたくなったと言っています。また、金曜から、大型犬を買いたいと毎日言ってきます。

患者さんの話をスタッフ同士が和気藹々と共有されていて(和気藹々ではあるが、伝えるべき引き継ぎのような重要な内容である感じだと話を聞いていて感じました。)そんあ雰囲気が自分にあっていると思ったのか、とても魅力的だったようで、アニマルメディカルセンター さんは理想の職場だと言ってました。

そう簡単になれるものではないですが、裏舞台を見せていただき、この貴重な経験をさせていただき、いかに責任のある仕事かを感じ取ってはいるようでした。

私まで中の様子を見せていただき、皆様が快く迎えてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。お世話になった皆様にもよろしくお伝えいただければ幸いです。

2019年8月の高校生インターンシップの様子とお手紙をご紹介します。

インターンシップで良かった事・難しかった事・感想(抜粋)

☆普段見ることができない病院の裏側を見ることができました。
☆病院で働いている方々の仕事に対する誇りや最善を提供するためのチーム医療、取り組みを目で見て体感できました。
☆犬や猫はもちろん、インコやテグー、チンチラ、ヤモリなど珍しい動物たちの事も知ることができて良かったです。
☆動物の特徴や性格に合わせて対処の方法を変えたりするコツを教えてもらもらいました。
☆動物にストレスを与えないように、ケージが向かい合わせにならないようにしたり、採血の時に、不安を与えないように抱っこしたりと、効率ではなく、動物の事を第一に考えている事に感銘を受けました。
☆検査機器で判断できないものを顕微鏡を使って、人の目で確認している事に驚きました。
☆実際に顕微鏡を見せてもらいましたが、赤血球や白血球、細菌など見分けがつかず、判断が難しかったです。
☆一つ一つの仕事を丁寧に行なっている姿を見て、責任を持って仕事に取り組む事の大切さを強く感じました。

お手紙

今回の体験で自分の将来について見つめることができました。体験させて頂く前は常にピリピリしていて少し怖いところだと思っていました。ですが、命と直接関わる仕事なので、常に緊張感を持ちながらも、病院に来る動物を不安にさせないように笑顔で優しく接している姿がすごくかっこよく見えました。
この2日間で、動物病院の印象が変わりました。そして、体験を通して「チームワークと責任感」を感じました。例えば、失敗をしないように、ダブルチェックを徹底していたり、動物も人間も怪我をしないように慎重に診察を行っているのを見て責任を持ってやらなくてはいけないことなんだと知り、だからこそ獣医さん、看護師さん、検査技師さん、掃除を担当している方々などたくさんの人が協力し合っているのを見て、素敵な仕事だと思いました。
動物病院で働く方々を近くで見ることができたので、もう一度自分の将来のことを考え、今やるべきことを一生懸命にやります。
他にたくさんの感想文とお手紙を頂戴しております。