瞬膜腺突出症(チェリーアイ)

犬猫チェリーアイ

瞬膜腺突出症(チェリーアイ)
犬 ビーグル ラムちゃん 4歳

犬猫チェリーアイ

「あれっ?」と思ったら、目に症状が出ておりました。たった15分くらい前には何ともありませんでしたし、本人は目をこすったり気にしたりする様子はなかったと思います。ただ右眼だけ赤いものが飛び出してきていました。

診てもらったところ、チェリーアイという眼の病気である事が判明し、今よりもどんどんひどくなってしまう前に手術をするのが一番良いとのことでそのままお預けして手術をしてもらう事になりました。本当は「眼は命には関わらないから経過見ていくのかな…?」などと勝手に思ったりしていたのですが・・・

術後、目薬はなんなく正面からおとなしくさせてくれましたが、むしろカラーの生活が難儀でした・・・。家のケージの中で身動きが取れなくなってしまったこともありました。。結局ケージから出して広いサークルを用意して、お父さんと一緒に生活する感じでした。

トイレの感覚が鈍ってしまって、シートでちゃんとしていたのが外すようになってしまい、あと少しでカラーが摂れますが、取れたら元に戻ってくれる事を祈るばかりです。

眼は順調に良くなりましたが、逆側の眼もなる可能性があるそうで、定期的に検診は必要なようです。

もともと日大獣医学部で研究用の犬として人工授精で生まれた子なんですよ。沢山の研究生に囲まれて子犬時代を過ごした子で、人間大好き大好きなんです。

瞬膜腺突出症(チェリーアイ)
犬 ミニチュアダックス ミッシュちゃん 6歳

瞬膜腺突出症(チェリーアイ)ある日、BB弾位の丸いぷくっとした塊が赤く突出していました。

1年くらい前から同じような症状が表われてはすぐに消えるという事が何度かありました。今回もまた同じような症状があり、3時間位経つと消えてなくなりました。あんなに突出していたのにすぐに消えてしまうので、病院へ連れて行った方が良いのかどうか迷いました。症状が出ていない時に診察を受けても、特にどうにもならないような思いがあったからです。そして、再度症状が現われたので、すぐに携帯で写真を撮っておきました。

ミッシュの同居犬の検診でアニマルメディカルセンターの「センター病院」を受診した際に先生に聞いてみました。

「チェリーアイでしょうか?」
「まさしくそうです!」

このような経緯で、ミッシュはこの眼を診察してもらうこととなり、詳しく検査をして、「動物手術センター」で手術をして治してもらうことにしました。

術後は、涙の量の調節機能が低下するのではないかと心配でしたが、流涙の状態は良好だったのでほっとしました。苦労といえば、カラーをすることが初めてでしたので、最初の頃はこのカラーを取ろうとしたり、水が飲みにくかったりしたので、ダックス用のカラーに変えてもらったところ、割と早く慣れてくれました。 点眼に関しては、入院中にスタッフの方がうまく行ってくれたためか、素直にさせてくれました。おかげさまで、今では瞬膜も出ることはなくなり、前と同じような生活を送っています。

瞬膜腺突出症(チェリーアイ)
犬 チワワ ベルちゃん 11か月

瞬膜腺突出症(チェリーアイ)ベルが初めて「センター病院」にかかった時、体重はたったの886gでした。右眼の瞬膜が出てきてかかりつけ病院で一時的な処置を施してもらったものの、すぐに再発してしまいました。
そこでアニマルメディカルセンターの無料相談室に電話をした所、完治するには手術が必要と聞き「センター病院」を受診し、「動物手術センター」にて手術を受ける事としました。

無事に手術は終わり、退院となりました。

普段からベルはとてもおとなしくて利口な子でしたが、この時も声も出さずに静かにしていました。おとなしすぎてすぎてかえって心配になったくらいでした。会社に行く前には早く起きて様子をみたりと、何も言わないベルちゃんを見守りました。
治療の甲斐あって、今ではベルの目はチャームポイントになっています。友達たちから「目がかわいいね」とも言われています。

滅多になかないベルですが以前、「こんな生活嫌だ?」ときいたら「ワン」と言ったことがありました。あまりにもタイミングが良かったので、まるで返事をしたようでした。(笑)

現在は、チェリーアイで合併症をおこしやすいと言われる、乾燥性角膜炎にならないように、定期的に眼の検診に通い涙の産生量を測っています。
回復は順調で、目薬の回数も減ってきました。涙の産生が確認できれば、目薬の投薬も終わります。あともうひとがんばりです。

瞬膜腺突出症(チェリーアイ)
犬 アメリカンコッカースパニエル リキちゃん 9か月 

瞬膜腺突出症(チェリーアイ)リキはとても人懐こくて、人とも犬とも遊ぶ事が大好きです。
いつものように楽しい日々を過ごしていたのですが、先日、リキの目の異常に気が付きました。下瞼がめくれて赤く腫れあがった腫瘤物が目元からとび出していました。

すぐに「動物救急センター」に受診し、検査してもらった結果、このまま放置しておくと更に悪化が進む為、「動物手術センター」にて手術をお願いしました。
術後の経過も良く、入院も少なくてすみました。自宅でのケアも特に問題なくスムーズに行うことができ、現在では、元のきれいな眼瞼に戻り、再び楽しい毎日をおくっています。

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