咬傷

犬猫の咬み傷症例

咬傷による顔面と口腔内の損傷
猫 ゆえちゃん

猫同士の咬み傷

同居の犬と、玩具の取り合いになったんだと思います。
現場は直接見ていないんですが、机の上の骨でできた玩具を一つゆえちゃんが床に落として、それを犬の方も見つけてスイッチが入ってしまったんだと思うんです。すごい叫び声がして、ゆえちゃんは顔中血だらけで眼球があらぬ方向に向いてしまっていました。

もうもうびっくりして真夜中に救急に飛び込みました。すぐに治療に入ってもらい、処置をしてもらいました。口から食べられなかったので、食道チューブからの給仕をしばらく続けました。時間配分が大変でしたが、スタッフの方がいろいろ考えてくれてその通りにやれました。

今はすっかり良くなり、顔に傷など残ることもなくてよかったです。女の子ですから。
“ゆえ”という名前は、中国語で「月」という意味なんです。色も白いし女の子ので…。
飼い主さんはお話しくださいました。かわいいゆえちゃん、すっかり良くなって良かった!

咬傷(顔面)
犬 コーギー ゴテンちゃん 5歳

咬傷ある日、同居犬の隠したおやつを2匹が同時に見つけてしまい、争いになり、親犬に咬まれてしまいました。ものすごい喧嘩となり、耳と下瞼、口の中、頬、奥歯の歯肉も裂けてしまい、悲惨な状況でした。

出血が止まらず、これにはとても焦りました!

以前から「動物救急医療センター」の事は知っていましたので、すぐに駆けつけ診察をしてもらいました。

特に目の下の傷がパックリと開いていたのでとても心配しましたが、すぐに「動物手術センター」にて手術をしてもらい、大事には至りませんでした。また同時に去勢手術もお願いしました。

術後のケアに関しては、カラーに慣れるのが一番大変だったと思います。カラーの縁があちこちにぶつかってしまうので、カラーをしていても食事が出来るように、日曜大工で台を作りました。頑張った甲斐あって、食事もうまく摂れるようになりました。食欲が安定するまでは、手作りした食事を食べさせました。

今回の事件で幸いした事は、ゴテンの無駄吠えがなくなり、とても大人しい犬に変身した事です。多頭飼育していると、一頭一頭の性格も違うので、今までバランスが取れていた力関係が変わってきているのかもしれません。先生の方からも、犬の特性などをよく説明して頂き、犬の気持ちが少しわかるようになった気がします。

咬傷による眼瞼裂傷・腹腔内陰睾
犬 コーギー 虎徹(コテツ)ちゃん 3歳

咬傷による眼瞼裂傷同居している息子犬は、普段からとてもヤキモチ焼きで、虎徹を可愛がっていると急に怒り出したり、自分がかわいがってもらっている時に虎徹が来ると、怒り出したりしていました。

ある日、その息子犬と喧嘩をした時のことでした。

何が原因でスイッチが入ったのか今でもわからないのですが、突然喧嘩になり、取っ組み合いを始めたので、引き離したら虎徹の右眼からポタポタと血液が出ており、びっくりし、以前他の犬でかかったことのある「動物救急医療センター」へ連れていきました。

パックリと瞼が裂けていたので、そのまま預けて「動物手術センター」にて手術をしてもらうことにしました。陰睾もあったので、麻酔をかけるのを1回で済むようにと一緒に去勢手術もしてもらいました。

術後、虎徹は不安になっていましたので、その日のうちに退院させてもらいました。 自宅では一晩中さみしがって鳴き、カラーにも慣れずにソワソワとしていました。食欲はありましたが、排泄は2~3日できませんでした。やっと3日目に出て、それ以降、1日1回の排泄となりました。投薬に関しては、カプセルが少し厄介でしたが、何とか無事に飲んでくれました。

眼球への怪我は、やや白濁した傷が残りましたが、視力には問題ありません。ゆくゆくはとれるとの事でした。

カラーの生活に慣れてき、1か月経った今日、やっと取ることが出来ました。 現在、家では隔離して生活させていますが、今後、少しずつ慣らしていき、喧嘩には注意していかなければいけないのが課題です。

咬傷・右角膜穿孔
犬 ビーグル モモちゃん 15歳

咬傷・右角膜穿孔食事の取りあいで、同居犬同士が争い、自分の産んだ娘犬に咬まれてしまいました。

昔から娘犬の眼がおかしく、野生本能からか、母犬のモモはその子供をあまり面倒みませんでした。その為か、その娘犬が大人になると、厳しかった母犬に対して歯をむくようになって、歳とともに優位が逆転してしまいました。

モモは咬まれて泡をふいて倒れてしまい、あわてて「動物救急医療センター」で診てもらうと、首や眼などをひどく咬まれており、もう眼球は駄目になっていました。もともと老齢犬で視力はありませんでしたので、「動物手術センター」で体に負担のない手術法で処置をしてもらいました。

手術は無事に終了したのですが、入院や手術のストレスで、痴呆の症状が出てきてしまいました。

左旋回しっぱなしで、肢から血が出ようが、壁にぶつかろうが、回りっぱなしで、4日間吠えたり、トイレもわからない状態が続きました。水分は水を口に入れてあげました。その時の絶望感はひどかったです。「ずっとこのままこの状態が続くのか・・・」と思い悩みました。 しかし、絶対に元のモモに戻ることを信じて、根気強く呼びかけたり、ケアに努めました。DHCも痴呆に効果があると思い、投与を始めました。

すると、1週間位で少しずつ改善してくれました。 あきらめないで治療する事が大切だと思います。

咬傷(3匹の猫に襲われる)
犬 ミニチュアシュナウザー8歳 蓮(レン)ちゃん

咬傷(3匹の猫に襲われる)朝の散歩中、ノラ猫3匹にいきなり襲われました。
同行した家族の一人が、とても慌てて蓮を連れて帰ってきました。慌て過ぎて口が震えしまい、その時の状況を言葉に出せないくらいひどい状態でした。体中が血だらけで、首や耳、背中側に多数の咬み傷がありました。

普段は猫達と仲が良い犬で、自宅にも猫が2匹おり、とても仲良く暮らしています。ですから、なぜ、外の猫に襲われたのかは解りません。とにかく、ものすごい出血の量でしたので、朝早くても診てもらえる「動物救急医療センター」にすぐに連れて行きました。本人もこのままでは痛いだろうし、 普段からアニマルメディカルセンターにはかかってお世話になっているので、病院の様子もわかっておりますので、安心して「動物手術センター」にて手術をし てもらう事にしました

術後、出血はありませんでしたが、1~2日は「クーンクーン」鳴いており、誰かが家から出ようとすると、不安そうな表情を見せておりました。また、3日間程、食欲が無くなりましたが、その後元気も戻ってきました。傷口の消毒は大人しくさせてくれたので、とても助かりました今では傷も治り、心も落ち着きましたが、外の散歩には気を付けなければと思っています。
普通、猫は逃げるか、高い場所で離れて様子を伺っているかだと思いましたが、向こうからかかってくるとは・・・??しかも3匹がかりで襲って来る事がある なんて、思いもしていませんでした。

咬み傷・乳腺腫瘍
犬 ミニチュアダックス チャイちゃん 8歳 

咬み傷・乳腺腫瘍昔、同居していて、現在は離れて暮らしている犬を預かっていた時に、その犬と喧嘩をしてしまい、噛みつかれて、口の中(歯肉)から出血してしまいました。その犬とは同居していた頃から折り合いが悪く、お互い眼が合うだけで喧嘩でした。

夜間でしたので、かかりつけ病院はやっておらず、「動物救急医療センター」へかかる事にしました。

診察の結果、手術をした方が良いとのことで、全身の術前検査を行なった際、乳腺腫瘍も見つかり、一緒に手術する事を勧められ、やってもらうことに決めました。避妊手術も同時にお願いしました。年齢も8歳でシニアになりかけだし、これからの健康の為必要だと思いました。

術後はカラーがあって水が飲みにくいので、口元に水を運んで与えると上手くいきました。今では、もうすっかりと傷もよくなりましたので、今後はかかりつけ病院で診てもらうことにし、年に1回はアニマルメディカルセンターで健康ドックを受け、 常に健康面に注意した上手な病院のかかり方をするようにしていくつもりです。

右前肢咬傷アブセス(ドレナージ)
チビちゃん 猫 雑種  5歳 

右前肢咬傷アブセス(ドレナージ)受診する2~3日前から元気がなくなり、階段の昇り降りもスローな感じで、やや肢を引きずっていました。「もう年だね~・・・」と言っていたのですが、翌日に右前肢がパンパンに腫れてしまいました。

前に記憶にあったアニマルメディカルセンターを思い出し、「センター病院」にかかり、毛を刈ってみると、咬まれた傷があり、そこが膿んでしまっていました。「動物手術センター」にてドレーンという管をいれてもらい、排液 させてもらいました。

術後、自宅でも消毒を行ないました。投薬が大変でしたので、スタッフに相談をし、指導してもらった方法でやってみると、少しづつうまく出来るようになりました。カラーも家中あちこちにバンバン当たったりして、ちょっと気の毒でした。

今では、こんなに元気に動けるようになりましたが、これからは外へ出さないように気を付けます。

自咬による尾外傷・断尾
マオちゃん  猫 雑種  7歳 

自咬による尾外傷・断尾我が家には3匹の猫が同居しています。マオはその中でも一番のお兄ちゃんです。

病院へ連れて行く2~3日前から、尻尾が痒いのか、「やけに尻尾を咬んでグルーミングするな~」とは思っていました。そのうちに咬みながら、その尻尾を追いかけ、ぐるぐると回りだすようになってきました。(テールチェイシング)

外出から帰ると、血がそこら中に飛び散っており、「これは大変!」とすぐにネットで調べてアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」へ。診察の結果、尻尾の先端は悪い状態で、断尾する事になりました。

術後はカラーを付けていましたが、丁度良い大きさで、舐める事もなく、順調に回復してきました。 他の猫との関係もうまくいっております。

何がトラウマになって尻尾を追いかけて自分で咬んでしまったのか今でも解らないのですが、現在はそのような行動はしなくなりました。ただ、家で誰も見てい られない間は、念の ため、今後もカラーをつけておくようにしています。

咬傷による膿瘍
猫 雑種 おもとちゃん 2歳

咬傷による膿瘍外にいる野良猫が家の網戸を勝手に開けて家の中へ侵入してきました。それに家族が気が付いて、「こらー!」とその野良ネコを追い払うと、その猫はあわてて逃げだしたのですが、その際におもともびっくりしてしまったようで、 一緒に家の外に出て行ってしまいました。

あちこち探しましたが、しばらくどこへ行ったのかわからず。とても心配していると、夜中に猫が喧嘩をしているような声がし、すぐに見に行くと、その場にうずくまってじっとしているおもとを発見し、保護しました。

家の中でもキャリーバッグの中でもじーっとしていて動かず、食欲もなく、水も飲まず、血が出ていた為、かかりつけ病院であるアニマルメディカルセンターの 「動物救急医療センター」にすぐに連れて行きました。

診察の結果、体中ガブガブと咬まれていて、大変なことになっていました。 全身の状態が安定後、すぐに「動物手術センター」にて緊急手術が行われました。

術後の投薬はちょっと大変でした。薬を食事に混ぜて与えたら、肝心のフードを食べなくなってしまったのには困りました。けれどもなんとかスタッフのアドバイスを受けながらケアをしたので、体調も良くなり、傷口も改善し、先日カラーが取れました。

※「おもと」とは、植物の名前なんですよ! 小さい頃に拾ってこのアニマルメディカルセンターにかかる際に、カルテを作る為に名前が必要で、「とりあえず何か名前を付けなくっちゃ!」ということで、 その時に読んでいた書物に書いてあった植物から名付けました(笑)それ以来、すっかりとおもとという名前が定着し、我が家の立派な家族となっています。

咬傷アブセス
猫 雑種 美海(ミウ)ちゃん 3歳

咬傷アブセス我家は、動物が大好きです!! 美海は、よそのおばあちゃんが翌日保健所へ連れて行くといっていた猫を、子供がもらってきた子でした。7月20日の海の日に家に来たので、美しい海で美海 (ミウ)と名付けました。 普段は網戸から外を眺めたり、そこから外猫とお話をする子です。

ある日、トイレの網戸が空いていて、そこから外へ出たようでした。 気が付いて、1時間おきに外で呼んで探しましたが見つからず、一晩たって翌朝早くに玄関のドアを開けたら帰ってきていました。帰るなりすぐにコタツへもぐり込んでしまいました。お腹が空いているはずなのに食事も摂らず、水も飲まず、なんだか呼吸が荒いので、おかしいと思って抱き上げると「ギャーッ!」と悲鳴をあげ、暴れ出しました。 記憶にあった「東京動物夜間病院」を思い出 し、まずそこへ電話を入れ、色々と経過を話し、「動物救急医療センター」にて詳しい検査と治療を受けた方がベス トということで、すぐにセンターに駆け込みました。その結果、怪我をしていて、そこが膿んでしまっている事が判明し、「動物手術センター」にて緊急手術を してもらう事になりました。

手術も無事に終わり、連休に差しかかったところだったので、自宅でのケアは上手くいきました。投薬も問題なく、手術後はすぐに食欲があがりだしました。 水はコップなどで飲んでいたので、カラーがあっても大丈夫でした。ただカラーをしている為にグルーミングができないのと、長毛なので排尿時に尿が毛にくっついて、床についてしまい、それを処理することが大変でした。長毛の子は、カラーをするならお尻の毛は刈っておいてもらうのが良いかもしれません。

咬傷アブセス・腫瘤切除
猫 雑種  チビちゃん 1歳

咬傷アブセス・腫瘤切除チビは、いつも我が家のベランダで寝ている外猫で、たまに中に入れては一緒に遊んだりする間柄でした。

ある日の夜の事でした。 チビを見ているとグルーミングの仕方がいつもと違っている事に気が付き、体を観察すると、前胸部から腕の辺りに大きな傷があり、肉が見えるくらいの穴状に なっているのを発見! 「これは大変!」と「東京動物夜間病院」へ 連れて行きました。

診察してもらうと、どうも以前に喧嘩で出来た傷が徐々に膿んでしまい、感染がひどくなって穴状になってしまったようだとのお話でした。傷の膿を排泄する管を付ける手術をした方が良いとの説明に、「動物手術センター」にて急きょ手術をしてもらうことになりました。

手術が開始されると、何とそこには腫瘤物もあり、ドレーン(管)の手術と一緒に切除をしてもらいました。急性の腎不全にも陥っておりましたが、適切な治療を受け、無事に回復しました。基本的にチビは外猫で、飼っているという訳ではなかった為、体がどういう状態なのかは全く知りませんでした。

現在は、傷も腎臓の状態もバッチリ良好です。もう、チビは我が家の家族の一員として家で飼う事に決めました。もう絶対外へは出しません! 今回のチビとの出会いで、外猫への考え方が変わりました。かわいそうな命を作るのは、いけないですよね!!!

咬傷アブセス
犬 ワイヤーフォックステリア ボナちゃん 5歳

咬傷アブセスボナは近所で飼っている柴犬と相性が悪く、いつもは散歩をしていても避けるようにしていました。

ところがある日、近くにいるのに気が付かず、出会いがしらにバッタリと会ってしまい、喧嘩となってしまいました。ボナも相手に咬みついて、相手もボナに咬みついて・・・ 引き離して一旦喧嘩は収まり、体を見てみましたが、特に血もなにも出ていませんでしたので、そのまま様子を見る事にしました。すると、3日位して元気がなくなってきました。

湿ってポロっと分泌物の固まったようなものが落ちていたり、背中を触るととても痛がっていましたので、「東京動物夜間病院」へ連れて行きました。

診察時に毛刈りをしてみると、咬まれた傷が膿んでいました。ドレーンという管を付けて排膿させる手術が必要とのことで、「動物手術センター」にて手術を受ける事になりました。同時に去勢手術もお願いしました。

術後、2~3日は元気がなく、座ったり横になったりすることが出来ないようで、立ったままウトウトとしていましたので、再度受診をし、病院で点滴を受けました。それからは元気も出てきて、体の調子も回復してきました。 投薬は、ジェル状の投薬補助剤を使い、上手に出来ました。

喧嘩してすぐの時に気が付かなかった咬まれ傷が、こんなに膿んでしまい、大変な事になるとはまったく思いもよりませんでした。

咬傷(大型犬2頭に襲われて)・膣腫瘍
ジュリちゃん  犬 ブリタニュスパニエル  9歳 

大型犬2頭に襲われて筋肉断裂、気管・頚椎骨折、皮下気腫、気胸、平滑筋線維腫・・・と大変な思いをしました。

ジュリと散歩をしていた時の事でした。リードから放れてしまった大型犬2頭に、頚部を15分間もの間咬まれ続けたのです。瀕死の重傷を負いました。すぐに「東京動物夜間病院」へ 運びました。

頚部の筋肉は引き裂かれてメチャメチャで、気管にまで牙が貫通しており、頚椎の一部も骨折していました。

すぐにアニマルメディカルセンターへ搬送し、「重症動物看護センター」で何日か治療を続け、やっと麻酔がかけられる状態にまでなったので、すぐに「動物手術センター」に て手術が行なわれました。

手術は無事に終わりました。 咬傷の手術に臨む際に、たまたま術前に撮ったレントゲン検査で、子宮辺りに異常が見つかり、腫瘍の可能性があるとのことで、一緒に手術をして取り出しても らいました。これは正直、術前検査でわかり、ラッキーだったと思っています。

手術後は、鳴き声が少し変わったり、排便がうまくいかなかったりもしましたが、自宅ではスプーンを使って流動食を食べさせる事でうまくいきました。ちょうど家族が家にいることができたので、つきっきりでケアをし、約3週間で立って歩いたり、普通に生活することができるようになりました。

正直、あそこまで瀕死の状態だったので、半分「ダメか!」と思っていましたが、よくここまで治して頂けたと感謝致しております。

右腰部咬傷 アブセス
猫 雑種 チミちゃん 14歳/span>

右腰部咬傷 アブセス家族全員でちょうど丸一日、宿泊を伴う外出から帰ってくると、留守番をしていたチミの様子がいつもと違う事に気がつきました。2日分の食事を置いていったのですが、それが丸々残っていたのです。まったく食べていないようでした。

よく見ると、外で喧嘩をしたのか、お尻を咬まれたようでした。その傷口を自分で舐めていてそこの部分の毛がなくなっており、その傷からタオルケッ ト1枚分位の大量の膿が流れ出ていました。

留守番の時には、家からは出られないようにしてあるので、おそらく、その前に外に出て喧嘩をしたのではないかと思います。 その時は、引越しの最中でもあり、家族もバタバタしていて、しっかりとチミの様子が確認できなかったことも重なり、気が付くのが遅くなってしまったのだと 思います。

傷口はすごく膿んでいて、皮膚も腐っているようで、大変 なことになっていました。夜でしたので、すぐにアニマルメディカルセンターの「動物救急医療センター」へ かかり、そのまま「動物手 術センター」にて手術をしてもらい、排膿させる管 を付けてもらいました。

退院後の投薬は、最初の1回はうまくいったのですが、次から飲んでくれず、好物に混ぜたり、色々な方法を試したりと苦労しましたが、がんばって投薬を続け ました。でもこの治療のおかげですっかりと傷も良くなり、今では早く毛が揃わないかと楽しみにしているくらいです。

引っ越しも完了し、もう外へは出られない環境も整いました。これからはチミの管理もバッチリです。 アニマルメディカルセンターは随分昔から知っていて、「何かこれは大変だ!」と思う様子の時には、すぐに利用するようにしています。

咬傷(重度感染により皮膚及び筋肉壊死)・ 皮膚移植
黒猫 雑種 サンボちゃん 8歳

咬傷(重度感染により皮膚及び筋肉壊死)・ 皮膚移植いつもは外に 出ないのですが、たまたまドアが開いていて外に出てしまったらしく、行方不明に・・・ こんな時はどうしたものかと思い、色々と調べてみると、迷子の場合は「呼びかけが重要!」とありましたので、毎日家の周囲200メートル圏内を家族皆で 「サンボーーーッ!」と呼んでまわりました。朝は玄関も開けておきました。

すると、12日後にサンボが帰ってきました。 黒い被毛で怪我をしている事がわからず、とにかく汚れていたこともあり、お風呂に入れました。ガムのようなものがくっついていると思っていましたが、実は膿みだったのです。体を触ると痛いのか、怒っていたし、臭いがひどいので、その傷に気がつきました。

すぐに「動物夜間病院」へかかり、診察をしてもらったところ、「おそらく、外へ出てすぐに咬まれ、そのまま時間が経ってしまったようで、すでにそこから感染が広がり、皮膚が広範囲にわたって壊死している」との説明がありました。

実際、咬まれ傷は首の後ろにあったのに、右前肢の肩から肘の方にかけても筋肉や皮膚が感染を起こしており、壊死しかけていました。すぐに「動物手術センター」へ搬送し、膿を出す「ドレーン装置」とその後の皮膚移植という2回の手術を受け、ずるむけ状態だった皮膚の整復を行ってもらい ました。

術後は、食欲が落ちましたが、膿が出きったら、元気が出てきました。

その後、定期的に検診を受け、その都度、皮膚と筋肉の回復具合を細目 にわたってチェックしてもらいました。現在では、後遺症もなく、すっきりと傷口がきれいに治り、普段と同じ生活を送っています。

咬傷による顔面と口腔内の損傷
犬 チワワ×パピヨン×ヨーキー 悠悠(ヨウヨウ)ちゃん  9歳

咬傷による腹壁ヘルニア  膀胱結石いつものお散歩コースとなっている河原土手で、リードを離して遊ばせていました。周りも顔見知りの小型犬しかいないと思っていたのです。

運悪く、その時は大型犬がいて(その犬はリードを付けていましたが)、ヨウヨウの方がその犬に近づいて行ってしまいました。すると、その大型犬は、ヨウヨウを威嚇することもなく、いきなりバクっと噛みついてきて、右後方に振り回した後、やっと放しました。 ヨウヨウはもうグッタリした状態でした。

すぐに「かかりつけ病院」へ行きましたが、腸が腹壁の外に出てしまっていて、とてもひどい状態だとの事で、アニマルメディカルセンターの「センター病院」へ駆け込みました。

迅速に検査が行われ、やはり咬まれたところが腹壁ヘルニアになっている事が判明しました。加えて、膀胱結石がある事もわかりました。

ヨウヨウはもともと夜に血尿していたことがあり、痛いのか、時々夜中、鳴いて起きることがありました。まさか膀胱に結石があったなんて思いもしませんでした。すぐに「動物手術センター」で手術が行われ、咬傷部、及びヘルニア部の修復と膀胱の結石の摘出をし てもらいました。

術後は、2~3日間は痛がってかわいそうでしたが、チューブを使って食事を与えたり、水を飲ませたり、投薬や消毒をしたりと、こちらも一生懸命にケアをしました。ヨウヨウも頑張りました。

おかげで、すっかりと元気になり、便もちゃんと出るし、今では血尿もする事もなくなり、咬まれた部分もほぼ治りました。あんなにひどい状態だったのに、こ んなに元気になり、とてもうれしいです。

今後は、放し散歩はやめましょうね・・・!(災難は思わぬ時にやってくる!)

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