うさぎの症例

うさぎの病気治療

子宮腺癌
うさぎ ホーランドロップ 杏子(アンズ)ちゃん 3歳

うさぎの病気治療食欲がなくなり、前日の食事がそのまま食べずに残っていました。そのうち歯ぎしりが始まり、「これはおかしい!」と思いました。いつも体が痛い時や調子の悪い時に歯ぎしりをするので、すぐに病院へ連れて行く事にしました。

以前飼っていたうさぎも、3歳で体の調子が悪くなり、気付いてあげるのが遅く、残念な事になってしまいました。その経験がありましたので、今回はそのような事にならないようにと、インターネットで夜中でも往診してくれる病院を探し出し、「動物往診センター」を見つけ、お世話になる事にしました

詳しく検査をしてもらった結果、子宮の問題が見つかり、それもかなり重症である事が判明しまし、すぐに手術を受けられるとの事で、そのまま「動物手術センター」にて手術をお願いしました。

午前中には手術が終わりました。術後、麻酔から覚めた所、キャベツを食べ出したということで、とてもホッとしました。

退院時、飲み薬が出ましたが、大好きな固形のおやつと一緒に手からポリポリと食べてくれたので、投薬に苦労はありませんでした。ただ、カラーが煩わしそうな感じでしたが、抜糸が終わるまではと我慢してもらいました。

手術も無事乗り越え、今は元気になりましたが、子宮の組織検査の結果、腺癌であることが判明しましたので、今後は投薬しながら定期的に癌の検診を受けて体調の管理をしていくつもりです。

臼歯不正咬合による内眼角膿瘍
うさぎ ロップイヤー アンジェちゃん 3歳

ウサギ 臼歯不正咬合による内眼角膿瘍ウサギのアンジェは、眼脂と鼻水が出るのが気になった為、アニマルメディカルセンターにかかりました。眼の近くにコブのような腫物があり、それがだんだん大きくなっておりました。 原因は歯にありました。

検査の結果、アンジェの奥歯は正常ではない方向に伸びてしまい、口腔内に先端が突き刺さり歯肉炎を起こし、膿瘍になってしまっていることが判明しました。麻酔をかけて歯を削り、膿を取り除いてあげる手術が必要でした。

当初麻酔をかけることに不安がありましたが、先生から丁寧に説明を受け、手術を受けることを決心しました。ウサギにも奥歯があることは知りませんでした。

手術後は患部の消毒に戸惑ったりもしましたが、今ではすっかりと良くなり、 今後は定期的に歯の検診を受けていくつもりです。

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